FBSのレバレッジは最大3,000倍で、かなり高いレバレッジが使えます。
ハイレバレッジな取引は、少額でも大きな取引ができることがメリット。ただし、レバレッジ制限などの注意点があることも押さえておきましょう。
FBSの口座タイプ別のレバレッジについて
FBSでは、以下6種類の口座タイプが提供されています。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- セント口座
- ゼロスプレッド口座
- ECN口座
- 仮想通貨口座
口座タイプによって最大レバレッジの制限があります。
口座タイプ | 最大レバレッジ | 最初の入金 |
セント口座 | 最大1,000倍 | 1ドル~ |
マイクロ口座 | 最大3,000倍 | 5ドル~ |
スタンダード口座 | 最大3,000倍 | 100ドル~ |
ゼロスプレッド口座 | 最大3,000倍 | 500ドル~ |
ECN口座 | 最大500倍 | 1,000ドル~ |
仮想通貨口座 | 最大5倍 | 1ドル~ |
ECN口座と仮想通貨口座は、レバレッジの最大が他の口座より小さくなります。
3,000倍レバレッジが使えるのは、マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座の3種類。
- マイクロ口座:最初の入金額が低いので、少額で売買できる
- スタンダード口座:入金額の低さやスプレッドの狭さなど、全体的にバランスが良く使いやすい
- ゼロスプレッド口座:ゼロスプレッドだが、取引手数料が20ドル/ロットかかる
FBSのレバレッジ制限・規制のルール
FBSには、下記の条件によるレバレッジ制限・規制があります。
- 口座残高によるレバレッジ制限
- 入金ボーナス利用によるレバレッジ制限
- 入金する金額によるレバレッジ制限
- 取引銘柄によるレバレッジ制限
- 大きな値動きがあるタイミングでのレバレッジ規制
それぞれ、詳しく解説します。
口座残高によるレバレッジ制限について
FBSでは口座残高によりレバレッジに制限がかかります。
口座残高 | レバレッジ規制 |
0~200ドル | 3,000倍 |
200~2,000ドル | 2,000倍 |
2,000~5,000ドル | 1,000倍 |
5,000~30,000ドル | 500倍 |
30,000~50,000ドル | 200倍 |
最大3,000倍レバレッジを使えるのは、残高が200ドル以下の口座だけ。
レバレッジをフルに使うと一瞬で損益が出るので、ある程度レバレッジを抑えて使うことも大切です。
入金ボーナス利用によるレバレッジ制限
また、100%入金ボーナスの受け取り口座は、レバレッジが500倍に自動で変更されます。
管理画面でも、ボーナス口座は最大レバレッジ500倍と記載されているので、確認しましょう。100%入金ボーナスがなくなった後は、3,000倍レバレッジを使うことになります。
入金ボーナスを受け取った口座のみレバレッジの制限がかかります。
追加口座を作っていれば、制限のある口座とない口座で使い分けが可能です。
入金する金額によるレバレッジ制限
FBSでは、入金する金額によるレバレッジ制限もあります。
入金する金額 | 最大レバレッジ |
200ドル(約2万円)未満 | 3,000倍 |
2,000ドル(約20万円)未満 | 2,000倍 |
5,000ドル(約50万円)未満 | 1,000倍 |
3万ドル(約300万円)未満 | 500倍 |
15万ドル(約1,500万円)未満 | 200倍 |
入金額が高くなるほど、最大レバレッジの倍率は低くなります。
CFD銘柄の取引によるレバレッジ制限
レバレッジ3000倍が適用されるのはFX通貨ペアのみです。
その他CFD銘柄ではレバレッジ制限が設けられています。
銘柄 | レバレッジ制限 |
エネルギー銘柄 | 33倍 |
株式 | 100倍 |
個別株 | 10倍 |
貴金属 | 333倍 |
CFDは通常の通貨ペアに比べて、急騰急落のリスクが生じます。
そのため、あらかじめレバレッジの制限がかけられている仕組みです。
大きな値動きがあるタイミングでのレバレッジ規制
FBSに限ったことではありませんが、経済指標発表時など、大きな値動きがあるタイミングでは、レバレッジ規制がかかることがあります。
FBSのレバレッジ変更方法
FBSでは、口座開設後でも1日1回だけレバレッジの変更ができます。
口座開設後のレバレッジ変更方法は、下記の手順です。
- FBSの公式サイトを開いてログインをする
- 口座をクリックする
- レバレッジをクリックする
- レバレッジの変更をする
レバレッジ変更手順について、詳しく解説します。
STEP1:FBSの公式サイトを開いてログインをする
FBSの公式サイトを開いたら、メールアドレスとパスワードを入力して「ログインする」をクリックします。
STEP2:口座をクリックする
口座番号のところをクリックします。
STEP3:レバレッジをクリックする
レバレッジの数字をクリックします。
STEP4:レバレッジの変更をする
レバレッジは50倍、100倍、200倍、500倍、1,000倍、2,000倍、3,000倍に設定可能。
レバレッジを選択して「確認する」をクリックすることで、レバレッジの変更ができます。
FBSのレバレッジを他の海外FXと比較
次は、FBSのレバレッジを他の海外FXと比較します。
会社ごとの違いを見てみましょう。
スタンダード口座で比較
以下は、スタンダード口座で比較した最大レバレッジです。
海外FX | 最大レバレッジ |
FBS | 3000倍 |
XM Trading | 1000倍 |
GEMFOREX | 1000倍 |
HotForex | 1000倍 |
BigBoss | 999倍 |
AXIORY | 400倍 |
TitanFX | 500倍 |
Exness | 無制限 |
2020年からExnessが日本でのサービス展開を始めたことにより、最大レバレッジが最も高い会社はFBSではなくなりました。
しかし、Exnessのレバレッジ無制限は5ロット以上の取引やMT4口座を使うといった条件があります。
TitanFXは残高での制限がありません。
ECN口座で比較
以下は、ECN口座で比較したレバレッジです。
海外FX | 最大レバレッジ |
FBS | 500倍 |
XM Trading | 500倍 |
HotForex | 500倍 |
BigBoss | 999倍 |
AXIORY | 400倍 |
TitanFX | 500倍 |
Exness | 無制限 |
ExnessではECN口座でも無制限のレバレッジがかけられます。
FBSは500倍と一般的な水準ですが、全ての会社の中で手数料が最も高いです。
手数料は往復6ドル~10ドルが一般的ですが、FBSでは12ドルかかるのであまりおすすめできません。
FBSレバレッジのまとめ
FBSでは、最大3,000倍のレバレッジが使える口座があり、50倍~3,000倍にレバレッジを設定できます。レバレッジの変更は1日1回です。
3,000倍レバレッジを使う場合には、レバレッジ制限があるので、本記事を参考にして注意しましょう。
- FBSのレバレッジは最大3000倍
- 残高200ドル以上から制限がかかる
- 口座タイプによって最大レバレッジが異なる
- 入金ボーナスを貰うとレバレッジ500倍の制限がかかる
- マイページからレバレッジ変更ができる
- ECN口座は500倍と一般的