OKX(オーケーエックス)は2017年にOKExの名で創業、2022年にOKXのブランド名に変更しました。180カ国以上に対応、5,000万人以上のユーザーがいる海外仮想通貨取引所です。
会社名 | 設立年 | 所在地 |
Okex Fintech LLC. | 2017年 | セイシェル共和国 Suite 202, 2nd Floor, Eden Plaza, Eden Island, Victoria, Mahe, Seychelles |
OKXの運営会社は、2023年3月に香港のVASPライセンス、および証券先物条例の下でタイプ1および7のライセンスを申請しています。
取引量が多く、2023年4月の時点で登録ユーザー数は5,000万人以上もいる、人気の海外仮想通貨取引所です。
日本語対応はしていませんが、翻訳ツールを利用して日本語変換しながら利用することで、英語表記のデメリットはカバーできるので、日本人ユーザー数も上昇しています。
本記事では、そんなOKXについて詳しく解説します。
OKXの企業情報と基本情報
OKXの安全性・信頼性を確認するため、企業情報と基本情報をまとめました。
企業情報
会社名 | Okex Fintech LLC. |
---|---|
設立年 | 2017年 |
会社所在地 | セイシェル共和国 Suite 202, 2nd Floor, Eden Plaza, Eden Island, Victoria, Mahe, Seychelles |
ライセンス | 2023年3月に香港のVASPライセンス、および証券先物条例の下でタイプ1および7のライセンスを申請 |
対応国 | 180以上 |
登録ユーザー数 | 5,000万人以上 |
基本情報/スペック
取引の種類 | 現物取引、レバレッジ取引(マージン)、先物取引、パーペチュアルスワップ(無期限スワップ)、オプション取引、取引ボット、コピー取引 |
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最大レバレッジ | 125倍 |
レバレッジ規制 | 取扱銘柄などによって最大レバレッジが変わる |
取扱銘柄数 | 160種類以上 |
独自トークン | OKB |
セキュリティ | モバイル認証、Google Authenticator などの2段階認証アプリ、二要素認証 (2FA)、フィッシング対策コード、資産をコールドウォレットで管理 |
ボーナス | 初回入金特典などのミステリーボックス(時期によって内容が変わる) |
ライセンス
運営会社 | Okex Fintech LLC. |
---|---|
ライセンス | 2023年3月に香港のVASPライセンス、および証券先物条例の下でタイプ1および7のライセンスを申請 |
運営年数と実績
設立年 | 2017年 |
---|---|
対応国 | 180以上 |
登録ユーザー数 | 5,000万人以上 |
24時間取引高 | 11億ドル超 |
セキュリティ
モバイル認証、Google Authenticator などの2段階認証アプリ、二要素認証 (2FA)、フィッシング対策コードにより、不正アクセスやハッキングを防止。
また、資産をコールドウォレットで管理して保護しています。
OKXの特徴・優れている点
OKXには、下記のような魅力があります。
詳しく見ていきましょう。
取引の種類が豊富・最大レバレッジは125倍
OKXの取引の種類は複数あります。
- 現物取引
- レバレッジ取引(マージン)
- 先物取引
- パーペチュアルスワップ(無期限スワップ)
- オプション取引
- 取引ボット
- コピー取引
このように、さまざまな取引の方法を試すことができます。
レバレッジとは
証拠金の〇倍の金額で取引ができる仕組みのこと。証拠金として預けた資金を担保に、少額の資金でも大きな取引ができる。
スワップとは
金利のこと。2ヵ国間の通貨交換と同時に行う金利交換の金利差調整額によって出た利益は「プラススワップ」、損失は「マイナススワップ」と言う。
取引ボットとは
設定した条件にそって、自動で仮想通貨を売買できるシステムのこと。
コピー取引とは
優秀なトレーダーの取引をコピーして、自動的に自分の口座で全く同じ取引ができる手法。
レバレッジ取引をした場合、最大125倍のレバレッジをかけた取引ができます。なお、最大レバレッジは取引金額や取引銘柄によって変わります。
また、取引ボットやコピー取引もできるので、忙しくてチャートを見続ける時間が取れない方や、自身の取引に自信がない方におおすすめです。
取引高は世界トップクラス
海外の大手仮想通貨情報サイト「CoinMarketCap」にて、2023年4月の時点の『24時間取引高・仮想通貨取引所ランキング』を調査したところ、OKXは下記の順位でした。
- 仮想通貨デリバティブ取引ランキング3位
- 仮想通貨スポット取引所ランキング8位
このように、OKXは世界トップレベルの取引高があります。流動性が高いので、注文が通りやすいことがメリットです。
取り扱っている仮想通貨は160種類以上
2023年4月の時点で、OKXで取り扱っている銘柄は160種類以上あります。BTC、ETH、USDT、BNB、USDC、XRPなどのメジャーコインの他、マイナーコインや草コインの取り扱いもあります。
また、後ほど解説しますが、独自トークンのOKBの取り扱いもあり、他にはない珍しい仮想通貨の取引をしたい方にもおすすめです。
OKXでは、通貨ペアの見直しや、新規取り扱い通貨の追加が度々行われています。
取引以外でも収益を増やせるサービスがある
OKXでは通貨の取引をする以外に、収益を増やせるサービスがあります。サービスの例を簡単に紹介。
Saving/貯蓄 | OKXの信用取引融資の資金として資産を預けることで、時間単位の利息を得ることができる |
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Staking/ステーキング | PoSネットワークで暗号資産をロックすることで報酬を獲得する方法 |
Dual Investment/二重投資 | 目標価格を選択。期間終了時にBTCが目標価格に達していない場合、余分なBTCを獲得。BTCが目標価格に達した場合、加入価格より高い価格でBTCの売却に成功し、余分なUSDTを得ることができる。 |
DeFi | ステーキング、またはレンディング プールや分散型取引所に流動性を提供することで、利息を得ることができる |
OKBはサービスが充実していることも、利用するメリットのひとつです。
他にも、「ローン(他のユーザーから仮想通貨を借りる)」、「ジャンプスタート(トークンセールに参加)」といったサービスもあります。
独自トークンOKBの利用で取引手数料が割引になる
OKXには独自トークンの「OKB」を発行しています。
OKBは保持することで、取引手数料が最大40%割引になるというメリットがあるので、OKXを利用するならOKBの利用をぜひご検討ください。
取引手数料が割引になるだけではなく、IEOで有利になるなどのメリットも。また、通貨価値も上昇しているため、持っておくとさまざまなメリットがあります。
元々の手数料が比較的安い
前項にて、OKXの独自トークン「OKB」の利用で取引手数料が安くなることを解説しましたが、OKXは他社と比べて手数料が比較的安いです。
- 取引手数料:一般ユーザーかVIPユーザーか、さらにVIPランクや取引銘柄の種類など、状況によって変わる
- 入金手数料:無料
- 出金手数料:取引銘柄の種類
VIPランクによって取引手数料が変わりますが、VIPランクは、OKB総保有額、資産残高、30日間の合計取引高によって設定されます。
一般ユーザー | VIPユーザー | ||||
ティア | メイカー手数料 | テイカー手数料 | ティア | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
Lv1 | 0.080% | 0.100% | VIP1 | 0.060% | 0.080% |
Lv2 | 0.075% | 0.095% | VIP2 | 0.050% | 0.070% |
Lv3 | 0.070% | 0.090% | VIP3 | 0.030% | 0.060% |
Lv4 | 0.065% | 0.085% | VIP4 | 0.020% | 0.050% |
Lv5 | 0.060% | 0.080% | VIP5 | 0.000% | 0.040% |
VIP6 | -0.002% | 0.030% | |||
VIP7 | -0.005% | 0.025% | |||
VIP8 | -0.005% | 0.020% |
過去30日間の取引量が1,000BTCを超えるとVIPユーザーに認定され、取引手数料が安くなります。
さらに、独自トークンOKBの利用で取引手数料の割引があることもメリットです。
また、入金にかかる手数料が無料というのも利用するメリット。取引手数料や出金手数料は取引銘柄やユーザーランクなど状況によって変わりますが、OKXは比較的低コストな取引ができます。
複数のセキュリティ対策がある
OKXでは、第三者の不正ログイン防止や、ハッキング被害防止、資産保護などのため、様々なセキュリティシステムを導入しています。
セキュリティシステムの例は、下記のとおりです。
- モバイル認証
- Google Authenticator などの2段階認証アプリ
- 二要素認証 (2FA)
- フィッシング対策コード
- 資産をコールドウォレットで管理
など。
たとえば、ログイン時の二段階認証で不正アクセスが防止できます。
また、一定回数パスワードの入力を間違えた場合はアカウントがロックされるなど、セキュリティ対策はしっかりしています。
OKXのデメリット
次に、OKXのデメリットも紹介します。
紹介するデメリットは下記のとおり。
- 日本語に対応していない
- ロスカット率が高い
口座開設前にデメリットも把握して、自身のトレードスタイルに合うかどうかを確認しておきましょう。
日本語に対応していない
2023年4月の時点で、OKXは日本語に対応していません。サイトは英語表記、サポートも英語でのやり取りとなります。
英語表記ではありますが、Google翻訳などの翻訳ツールを利用することで、英語表記のデメリットはカバーできます。
翻訳ツールなので完璧な日本語ではありませんが、それほど大きな問題はありません。
サポートも翻訳ツールを利用しながらのやり取りとなるため、日本語に変換する手間がかかるという点では、デメリットだと言えます。
ロスカット率が高い
ロスカットとは
仮想通貨取引所やFX会社による強制的な損切り措置のようなもの。設定された水準(証拠金維持率〇%)に達するとロスカットが発動する。
証拠金維持率とは
担保として取引所に預け入れる資金のこと。
OKXのロスカット率は110%です。証拠金維持率が110%以下になると、強制的にロスカットされます。
ロスカットはトレーダーに嫌がられる傾向がありますが、ロスカットが早いことはトレーダーにとってデメリットばかりではありません。
ロスカットが早いことで大きな損失を防げるという点では、メリットと捉えることもできます。
ただし、相場が急激に変動した場合、ロスカットが間に合わずに証拠金以上のマイナスになる恐れがありますが、OKXではゼロカットシステムが採用されるため、追証はなく借金を負う心配はありません。
ゼロカットシステムとは
ロスカットが間に合わなかったとしても、口座残高のマイナス分をFX会社が補填してくれる制度。
追証(おいしょう)とは
追加証拠金の略。価格急落などでロスカットが間に合わずに、口座の残高がマイナスになったときに、追加で入金を請求されること。
OKXの口コミ・評判
OKXとは何かを簡単に紹介しましたが、OKXの魅力はこれだけではありません。他にも魅力がたくさんある海外仮想通貨取引所ですが、まだ利用していいのかどうか不安に思っている方もいることでしょう。
そこで、利用者のリアルな声を知るため、SMSやネット掲示板などで、口コミを調査しました。良い評判・悪い評判を紹介しながら、口コミの補足と特徴もあわせて解説します。
OKXの口コミ・評判をTwitterより紹介します。実際に利用しているユーザーの意見も確認しましょう。
良い口コミ・評判
まずはTwitterにアップされていたOKXの良い口コミ一覧をご覧ください。
ICO銘柄だから現物のみというわけではありません。但しFAMEについては現物のみとなります。
また、レバレッジかける場合は銘柄によって異なります。例えばBTCは最大×125倍までとなります。
— キャラ (@kyara6295ils) April 26, 2022
$OKB はOKXの取引所トークンなんですが、実はあと10数%あげたら過去最高価格を更新するんですよね。
この取引所不信の流れでこんな値上がりするとは・・・・。なんか漏れてるってずっと思ってます。 pic.twitter.com/k7SdcirTBx— DEG (@DEG_2020) January 29, 2023
OKXは案外手数料安いですね。
デリバはBinanceが一番安いと思ってたんですが、手数料体系よく目を通すと優れてる点が分かります。
・デフォランクだとBinanceの方が安い
・OKXはLv5やVIPランクに上げやすい、Binaceより安くなる手数料降順で表にまとめてみました pic.twitter.com/As9OLXvW4L
— まちゅけん@pybotters (@MtkN1XBt) March 17, 2022
OKXの良い口コミ・評判をまとめると、下記のとおりです。
- 最大レバレッジは125倍
- 独自トークンOKBの価値が情報
- 手数料が安い
OKXに関する良い口コミは複数ありました。レバレッジ取引が可能なこと、独自トークンOKBの価値が上昇していること、手数料が安いことなど。
OKXの手数料は比較的安いと評判が良いです。さらに、独自トークンOKBの利用で取引手数料が割引されます。
悪い口コミ・評判
OKXの悪い口コミ・評判も紹介します。
$FITFI ステーキング
OKXが出金混みすぎてて送金できないので
1️⃣一旦USDTに交換
2️⃣bybitに送金
3️⃣bybitでFITFI買い直し
(枚数少し減った)
4️⃣メタマスクに送金
5️⃣ガス代AVAXも混んでるので
Gateで購入
6️⃣AVAXをメタマスクに送金とても疲れました
bybitの方が早い(多分)とはいえ
まだ届かない— やっすん/ANTHEM (@nnnsurper) May 6, 2022
日本円に変えようと思ってセキュリティ設定しようとしたら全然認証してくれなくて120分のロックがかかってしまった侍でござる。そもそもOKXが海外の取引サイトなので全部英語でわからんでござる………
— 黒井澪/KuroiRay (@kuro_kuro_kuroi) September 8, 2022
OKXの悪い口コミ・評判をまとめると、下記のとおりです。
- 出金の反映が遅いときがある
- セキュリティ設定のやり方がわからない
- サイトが英語でわからない
OKXの悪い口コミでは、出金の反映が遅いときがある、サイトが英語でわからない、といった口コミがありました。
出金の反映時間は、ブロックチェーンの混雑具合など、状況によって変わります。あまりにも出金反映時間が遅いと感じたら、サポートに問い合わせるのも一つの手段です。
OKXチャットサポート | サイト内から |
---|---|
OKXメールサポート | support@OKX.com |
チャットサポートもメールサポートも24時間対応していますが、日本語非対応です。
また、OKXが日本語に対応していないことは、翻訳ツールで日本語に変換することで対応できます。
OKXの始め方
OKXで口座開設をする方法~出金までのやり方を解説します。
利用する流れは下記のとおりです。
- OKXに登録する/口座開設をする
- OKXで本人確認をする
- OKXに入金をする
- OKXから出金をする
それぞれ解説します。
登録する/口座開設をする
上のボタンを押してOKXの公式サイトを開いたら、下記の手順で登録手続きをします。
- 「Sign up/サインアップ」をクリックする
- 必要事項を入力する
- メール認証をする
このように、OKXのアカウント登録の手続きは簡単。表示される内容に従って入力し、ステップを進めていきましょう。
OKXの登録方法/口座開設方法は、別記事で詳しく解説しています。
本人確認をする
OKXでは本人確認レベル1以上の手続きをしないと入金ができないので、アカウント登録をした後は、本人確認/KYCを行います。
- 必要書類を用意する
- 本人確認レベル1を行う(情報入力)
- 必要に応じて本人確認レベル2を行う(書類の撮影、自撮りなど)
必要な書類を用意できたら、本人確認の手続きをしましょう。
入金をする
口座を開設したら入金をしましょう。
- 仮想通貨入金(160種類以上の仮想通貨)
- クレジットカード、P2P取引、サードパーティによる仮想通貨購入
OKXにかかる入金手数料は無料です。
- ログインする
- 「Deposit/入金」を選択して入金ページを開く
- 仮想通貨の種類を選択する、ネットワークを選択するなどして入金する
出金をする
- 160種類以上の仮想通貨
OKXにかかる出金手数料は、仮想通貨の種類によって変わります。
- ログインする
- 「Withdrawal/出金」を選択して出金ページを開く
- 仮想通貨の種類を選択する、ネットワークを選択するなどして出金申請をする
OKXのまとめ
OKXは、多種類の仮想通貨を取引できます。現物取引や先物取引、レバレッジ取引、取引ボット、コピー取引など、取引の種類が豊富なこともおすすめポイントです。
日本語には対応していませんが、翻訳ツールを利用して日本語に変換することで、利用にはそれほど困りません。
この機会にぜひ、OKXの利用をご検討ください。
- OKXは取引の種類が豊富、取り扱い通貨も豊富
- OKXは入金手数料が無料
- OKXは最大125倍のレバレッジをかけた取引ができる
- OKXの独自トークンOKBの利用で取引手数料が安くなる
- OKXは日本語に対応していないが、翻訳ツールを利用することで利用には困らない