FXで稼げるようになると、税金面を考慮して法人化を考える方が多いのではないでしょうか。
Exness(エクスネス)では、個人口座以外に法人口座の開設も可能ですが、他社と比較するとかなりハードルが高くなっています。
このページでは、エクスネスの法人口座について、条件や必要書類、開設方法などを詳しく解説していきます。
Exness(エクスネス)で法人口座を開設するための条件
エクスネスでは、サイト内に法人口座についての詳細が記載されていませんが、法人口座の開設は可能です。
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
- 個人口座を開設して活発な取引を行っている
- Exness(エクスネス)プレミアプログラムに加入している
- 約20種類の必要書類を英語で提出できる
個人口座を開設して活発な取引を行っている
海外FX会社の中には、口座開設時に法人口座を選べるところがありますが、エクスネスでは「個人口座での取引実績」が必要になります。
具体的には、「最低3ヶ月以上の取引実績が必要」とされており、最初から法人口座を開設することはできません。
Exnessプレミアプログラムに加入している
エクスネスには、取引量の多いロイヤルカスタマー専用の「Exnessプレミア」というプログラムを実施しています。
入会条件は、累計入金額と3ヶ月毎の取引量によって決まり、3段階のランクに分かれています。
プリファード | エリート | シグネチャー | |
累計入金総額 | 20,000ドル | 50,000ドル | 100,000ドル |
3ヶ月毎の取引量 | 5,000万ドル | 1億ドル | 2億ドル |
ランクは3ヶ月ごとに更新されるため、法人口座を作れるのは最短でも口座開設から3ヶ月後ということになります。
Exness(エクスネス)プレミア会員になると、以下のような特典がつきます。
- 優先サポート
- 会員限定教材
- 相場分析レポート
- 特別プロモーション
- 専属アカウントマネージャー
- 特別イベントへの招待など
約20種類の必要書類を英語で提出できる
3つ目の条件は、「約20種類の必要書類を英語で提出する」というものです。
書類の内容については明らかにされておらず、最初の2つの条件を満たした方へ、カスタマーサポートから指示があるようです。
- 代表者の本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 代表者の現住所確認書類(住民票、公共料金の領収書・請求書など)
- 取締役一覧
- 在職証明書
- 定款
- 株主の名簿
- 登記簿謄本または法人設立証明書
- 履歴事項全部証明書など
上記のような約20種類の書類を英文で用意する必要があり、「書類の準備に20~30万かかった」という事例があります。
また、本人確認書類(身分証明書)については、代表者だけでなく株主全員の書類提出を求められる可能性もあります。
おい、EXNESSの法人口座作るのめちゃくちゃ面倒くせ〜じゃねぇか‼︎こりゃ前にマンボウ総裁が言ってた(ビットウォレット法人から個人に移して勝てば個人から法人)と言う流れしかねぇのか?てかそんな事出来んのか??
— 法人で海外FX❗️2024年からはFX一本化 (@haireba_0cut) June 30, 2021
SNSでも、Exness(エクスネス)の法人口座開設は手間がかかるため、断念したり他社に切り替えている方が多いようです。
Exness(エクスネス)の法人口座まとめ
エクスネスの法人口座についてまとめます。
- 個人口座を開設し、最低3ヶ月以上の取引を行う
- 直近3ヶ月の累計入金額・取引量の多いトレーダーだけが入れる「エクスネスプレミアプログラム」へ加入する
- カスタマーサポートへ「法人口座を開設したい」と連絡する
- 指定された約20種類の公的書類を英文で用意する
- 書類審査、審査期間中の取引状況などを経て法人口座が開設できる
エクスネスで法人口座の開設は可能ですが、個人口座開設から法人口座への切替までは、最大で6ヶ月ほどかかります。
法人口座開設をお考えの方は、計画的に作業を進めていきましょう。