クリプトGT(CryptoGT)は2018年に設立された新しい海外FX業者です。
自社専用の仮想通貨銘柄を取り扱ったり、指定金額まで回数無制限の入金ボーナスがもらえるなどユニークなサービスを提供しており、日本人トレーダーからの人気も高まっています。
今回は、FXの取引手法の1つである「両建て」について解説します。
FX業者の中には両建てを禁止しているところがありますが、クリプトGTでは両建ては公式に認められています。
このページでは、クリプトの両建てについて詳しく解説していきます。
クリプトGT(CryptoGT)で両建ては公式に認められている手法
クリプトGTでは、両建てが公認されています。
両建てとは、ドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)など同じ通貨ペアで、買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)を同時に保有する手法のことです。
相反する2つのポジションを同時に保有することで、現在の損失を一時的に止めることができます。
パターン1:利益が出てている場合
現在は利益が出ているが一時的な調整が入りそうだと思った場合、両建てすることにより、利益分の減少を抑えられます。
再びレートが思った方向へ動き出した時に調整分を利益確定すると、調整分+これから伸びる分の利益が獲得可能できます。
これは、価格周期を利用した取引手法で「うねり取り」ともいわれます。
パターン2:損失が出ている場合
レートの近くにレジスタンスやサポートゾーンなどがあり、チャートが反発すると予想した場合、ゾーンの近くで片方を決済します。
残ったポジションが予想通り反発すると、マイナス分を取り戻したり、利益を増やせます。
また、両建てに関する禁止事項などは特に記載されていませんが、一般的に禁止されている行為は行わないようにしましょう。
クリプトGT(CryptoGT)の両建てに関する注意点
ここでは、クリプトGTの両建てに関する注意点も解説します。
複数口座間での両建ては行わない
クリプトGTでは1つのアカウントで最大8つまで口座を追加できますが、複数口座間を使っての両建ては行わないようにしましょう。
複数口座間での両建ては、ほぼ全ての海外FX業者が禁止しています。
例えばA口座でドル円(USD/JPY)のロング(買い)、B口座でショート(売り)と、複数口座で異なるポジションを同時に保有しないようにしてください。
家族、知人、グループ間での両建てをしない
家族や知人、グループ間で両方のポジションを同時に保有するといった不正行為は行わないようにしましょう。
せっかく利益が出ても、出金できなかったり、アカウントを凍結されたら意味がないから絶対にやらないようにしてね。
2022年には日本人に人気の海外FX業者で、グループ間での大規模な両建てといった不正行為が発覚し問題になっています。
不正行為がバレたユーザーは、口座凍結や出金拒否などのペナルティを受けていますので、絶対に不正行為は行わないようにしましょう。
複数業者間でゼロカットを悪用した両建てを行わない
知人やグループ間での両建てと似ていますが、異なる業者間でゼロカットを悪用した両建ては行なってはいけません。
ゼロカットを悪用した両建てとは?
- クリプトGTとゼロカットを採用しているFX業者Aへ10万円ずつを入金する。
- 雇用統計やFOMCなどの重要経済指標前に、クリプトGTで1ロットの買いポジション、業者Aで1ロットの売りポジションを保有する
- 指標後にレートが150pips動く
- クリプトGTはロスカットされるので10万円の損失、業者Aでは残高が15万円(1,000円x150pips)になる
ゼロカットのないFX業者なら150pipsの逆行で15万円のマイナスですが、クリプトGTはゼロカットシステムを採用しているため、10万円以上の損失は補填されます。
両方のポジションにマイナスのスワップがかかる
クリプトGTは、全ての銘柄でスワップポイントがマイナスになっているので、両建てを使って日またぎ・週またぎでトレードを行うと、両方のポジションにマイナスのスワップがかかります。
両建ては必ず利益が出るわけではない
両建てを使えば損失を一時的に抑えることができますが、いつかは解除しなければいけません。
残したポジションが自分の予想通りに動けば両建ては成功ということになりますが、当然逆に動くことも考えられます。
両建ては必勝法ではない、ということを理解しておきましょう。
両建てを解除すると証拠金維持率が下がる
両建てをしている間は証拠金維持率が下がることはありませんが、両建てを解除すると維持率が元の状態に戻ります。
もし、証拠金維持率が低くなってロスカットを逃れるために両建てした場合には、片方のポジションを決済する前に資金を追加するなどの対策が必要です。
クリプトGT(CryptoGT)の両建てまとめ
クリプトGTは両建てを認めており、普通に使っている限りにおいては、取引や入出金で制限を受けることはありません。
ただし、両建ては必勝法ではないので、通常の取引をしながらリスクヘッジとして両建てを併用するといった使い方がおすすめです。