TTCM(トレーダーズトラスト)は、最大1,000万円の入金ボーナスや、口座残高にかかわらずレバレッジ3,000倍で取引できる、といった特徴を持つ海外FX会社です。
ただし、ボーナスを証拠金に使えない、追加口座を3つまでしか作れないといったデメリットがあり、「自分には合わないから解約したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はTTCM(トレーダーズトラスト)の解約というテーマで、注意点や手続き方法などを詳しく解説していきます。
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約について
TTCM(トレーダーズトラスト)では、ライセンスを取得している金融監督庁の規定により、顧客が作成したプロフィールを最低5年間保管することが義務付けられています。
したがって、登録から5年間はプロフィール(名前、住所、メールアドレスなど)を削除することはできませんが、運用口座・ウォレット口座を非有効化処理することは可能です。
TTCM(トレーダーズトラスト)を解約する前に
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約(非有効化)前には、以下3点の作業を必ず行いましょう。
- 保有中のポジションをすべて決済する
- 口座残高が残っている場合はすべて出金する
- 取引履歴をダウンロードしておく
保有中のポジションをすべて決済する
TTCM(トレーダーズトラスト)の口座を非有効化すると、MT4にログインできなくなります。
したがって、保有中のポジションが残っている場合は、必ず決済しておきましょう。
口座残高が残っている場合はすべて出金する
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約手続きが完了すると、マイページにもログインできなくなります。
口座に残高が残っている場合は、すべて出金しておきましょう。
その際、出金内容に不備があった場合はいったん口座へ返金されるので、必ず指定した出金先で着金を確認してから解約手続きを進めるようにしてください。
取引履歴を保存する
TTCM(トレーダーズトラスト)の取引で、利益が出ている出ていないにかかわらず、取引履歴を保存しておきましょう。
取引履歴は、翌年の確定申告で取引を証明する為に必要です。
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約が完了すると、MT4にもログインできなくなるので、必ず事前にダウンロードしておいてください。
取引履歴を保存するためには、まずMT4を起動し「ターミナル」を開いて「口座履歴」タブをクリックします。
すると、画像のように取引履歴の一覧が表示さるので、右クリックから「レポートの保存」「詳細レポートの保存」をクリックすると、ダウンロードを開始します。
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約(退会)方法
次に、TTCM(トレーダーズトラスト)の解約方法を解説します。
マイページには解約フォームがないので、サポートデスク(jsupport@ttcm.com)へ直接メールを送り、プロフィールの非有効化処理の申請を行います。
件名:プロフィール非有効化処理希望
本文:
①名前
②登録メールアドレス
③非有効化を希望する口座番号
④非有効化を希望するウォレット口座番号
非有効化処理が終わると、TTCM(トレーダーズトラスト)から完了の通知が届き、以降はマイページへログインできなくなります。
口座を放置した場合は休眠口座となる
TTCM(トレーダーズトラスト)では、口座を放置した場合でも口座維持手数料はかかりませんが、6ヶ月以上取引履歴の無い運用口座は休眠口座になります。
取引を再開したい場合は、サポートデスクへ連絡すると再有効化の手続きを行ってくれます。
TTCM(トレーダーズトラスト)の解約(退会)まとめ
最後に、TTCM(トレーダーズトラスト)の解約についてまとめます。
- 取得ライセンスの規約で、登録から5年間はプロフィールを削除できない
- プロフィールを非有効化という形で実質的に解約と同じことになる
- 解約申請前に、保有ポジションの全決済、口座残高をすべて出金、取引履歴を保存しておく