FinPros(フィンプロス)は2022年設立、日本語対応は2024年からスタートしました。
『取引コスト削減』を強みとしている海外FX会社で、低スプレットや安い取引手数料を提供しています。
また、様々な特徴を持つ複数の口座タイプから選択できるため、スキャルピングなどの短期トレード派からスイングトレードなどの長期トレード派まで満足できることでしょう。
そんなFinPros(フィンプロス)の最大レバレッジは500倍ですが、すべての取引で最大500倍のレバレッジが適用できるわけではありません。
FinPros(フィンプロス)ではレバレッジ制限がかかることがあるため、レバレッジをかけた取引をしたい方は、レバレッジに関するルールを知っておく必要があります。
この記事では、FinPros(フィンプロス)のレバレッジについて徹底解説!レバレッジ制限などのルール、レバレッジの確認方法と変更方法、計算方法など、レバレッジに関するさまざまな情報をまとめました。
FinProsのレバレッジ制限/ルール
FinPros(フィンプロス)は選択する口座タイプによって最大レバレッジが変わります。
- Edge口座(エッジ口座):最大400倍
- Raw+口座(ロープラス口座):最大400倍
- Vantage口座(ヴァンテージ口座):最大200倍
- ClassiQ口座(クラシック口座):最大500倍
- ※Social口座(ソーシャル口座):最大200倍
※Social口座(ソーシャル口座)はコピートレードをする際に開設する口座です。
FinPros(フィンプロス)の口座タイプは4種類ですが、コピートレードをする際には特別にSocial口座(ソーシャル口座)を開設する必要があります。ソーシャル口座の最大レバレッジは200倍です。
FinPros(フィンプロス)の公式サイトには、口座残高や取引ロット、保有ポジション、銘柄などでレバレッジ制限がかかるという記載はありません。
少しでもレバレッジを大きくしたい方は、クラシック口座を選びましょう。
FinProsの口座レバレッジ変更方法(確認方法)
FinPros(フィンプロス)でリアル口座またはデモ口座のレバレッジを確認しつつ、レバレッジを変更する方法は下記のとおりです。
- FinPros(フィンプロス)にログインする
- 「取引口座」をクリックする
- 現在の取引口座のレバレッジを確認する
- レバレッジを変更したい取引口座の、「レバレッジを変更する」の項目をクリックする
- レバレッジの変更画面が表示されるので、変更したいレバレッジを選択する
以上で口座の最大レバレッジを変更できます。
FinPros(フィンプロス)のレバレッジ計算方法
これから下記3項目の計算式(計算方法)を紹介します。
- レバレッジをかけた場合の取引可能額の計算方法
- 実効レバレッジの計算方法
- レバレッジをかけた取引で注文ロット数を求める計算式
FinPros(フィンプロス)でレバレッジをかけた取引をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
レバレッジをかけた場合の取引可能額の計算式
レバレッジをかけると取引可能額が増えて、少ない資金でも大きな取引ができます。
レバレッジをかけた取引可能額は、下記の計算式でご確認ください。
取引可能額=口座に入金した金額(証拠金)×レバレッジ倍率÷現在のレート
例えば口座に入金した金額(証拠金)が10万円、クラシック口座の最大レバレッジ500倍を賭けてUSD/JPYのFX取引をする場合、取引可能額は下記のように計算します。(※1ドル150円と仮定します。)
<例>
証拠金:10万円、レバレッジ:500倍、レート:1ドル150円の場合
証拠金額×レバレッジ倍率÷現在のレート=取引可能額
10万×500÷150=33万3,333円
取引可能額は33万3,333円
実効レバレッジの計算式
実効レバレッジとは
取引で実際に運用しているレバレッジ倍率のこと。口座にある資金と保有ポジション(取引数量)によって求めることが可能。
FinPros(フィンプロス)の口座で最大レバレッジを設定する際、どの倍率にするか迷うかもしれませんが、最初の設定は最大倍率をおすすめします。
その理由は、実効レバレッジは取引量によって調整でき、レバレッジ変更と同様の効果が得られるからです。
実効レバレッジ=ポジション保有額÷口座に入金した資金(証拠金)
・ポジション保有額:取引数量×各通貨の現在のレート
例えば、ドル円が1ドル150円のときに10万円の資金で10万通貨(1ロット=10万通貨)の取引をした場合の実効レバレッジの計算方法は、下記のようになります。
<例>
取引数量は10万通貨、1ドル150円、入金した資金10万円の場合
ポジション保有額÷口座に入金した金額(証拠金)=実効レバレッジ
(10万通貨×レート150円)÷10万円=150倍
実効レバレッジは150倍
もっとレバレッジをかけたいときは取引量を2倍(20万通貨)に増やせば、取引額は3,000万円となり実効レバレッジは300倍になります。
このように取引量によって実効レバレッジ調整できるので、特に事情がない限り最初の設定は最大レバレッジで問題ありません。
レバレッジをかけた取引で注文ロット数を求める計算式
取引可能額および実効レバレッジは、下記の計算式で算出できると解説しました。
- 「取引可能額=口座に入金した金額(証拠金)×レバレッジ倍率÷現在のレート」
- 「実効レバレッジ=現在のレート×取引数量(ロット数)÷証拠金(口座に入金した金額)」
つまりロット数が増えるほどレバレッジが高くなる、ということです。
自分で用意できる資金と取引したいレバレッジを決めることで、注文できる最大ロット数も計算できます。
一度に注文できる最大ロット数=自分で用意できる資金÷現在のレート×レバレッジ
例えば1ドル150円、1ロット=10万通貨、資金10万円で、レバレッジ500倍をかけて取引したいと仮定します。この場合、下記のように注文できる最大ロット数を計算しましょう。
<例>
1ドル150円、資金10万円、レバレッジ500倍、1ロット=10万通貨の場合
自分で用意できる資金÷現在のレート×レバレッジ=一度に注文できる最大ロット数(1ロット=10万通貨で算出)
10万円÷150円×500倍=33万3,333通貨
33万3,333÷10万=3.33333(約3ロット)
一度に3ロット注文可能
FinProsのレバレッジ・まとめ
さいごに、FinPros(フィンプロス)のレバレッジについて要点を3つに絞りました。
- FinPros(フィンプロス)の最大レバレッジは口座タイプによって異なる(一番高いのはクラシック口座で最大500倍)
- FinPros(フィンプロス)でコピートレードをする際に作成するSocial口座(ソーシャル口座)の最大レバレッジは200倍
- 口座レバレッジはサイト内での簡単な操作で変更できる