TopFX(トップエフエックス)は2010年に創業した海外FXです。2023年から日本人向けにもサービスをスタートしました。
600以上の多種類のCFD取引が可能、0.0pips~の低スプレッド、30ms未満の超高速実行など、利用するメリットがたくさんあります。
また、取引プラットフォームはMT4とcTraderに対応しており、特にcTraderに力を入れていることも大きな特徴です。
このページでは、そんなTopFXのスプレッドについて徹底解説します。
TopFXのスプレッドの特徴
スプレッドとは
FX取引における買値と売値の差。取引時に発生する手数料のこと。
スプレッドが狭い=取引コストが安い。スプレッドが広い=取引コストが高い。
TopFXのスプレッドの主な特徴を下記にまとめました。
- TopFXのスプレッドは口座タイプによって変わる
- TopFXのスプレッド取引銘柄によって変わる
- TopFXのスプレッドは変動制なのでタイミングによって変わる
TopFXの口座タイプ別のスプレッド
まず、TopFXの口座タイプによってどのようにスプレッドが変わるのかを紹介します。
TopFXの各口座タイプのスプレッドは、下記のとおりです。
- ゼロ口座:1pips
- プロ口座:0.0pips
- VIP口座:0.0pips
プロ口座は低いスプレッドが魅力ですが取引手数料がかかります。
ゼロ口座は他2種類の口座と比べるとスプレッドが少し広くなりますが、取引手数料は無料です。なお、VIP口座も取引手数料は無料となっています。
それぞれの口座タイプで特徴やメリット・デメリットが異なるので、条件をよくチェックして自分に合うものを選択しましょう。
また、TopFXのスプレッドは取引銘柄によっても変わりますし、変動制なので時間によっても変わります。
TopFXのcTraderでスプレッドを確認する方法
TopFXの取引プラットフォームはMT4とcTraderが利用できます。
TopFXはMT4よりもcTraderに力を入れており、cTraderで取引することでキャッシュバックを受け取れたり、高速約定だったりと、サービスや機能面などで有利です。
そういった理由からTopFXではcTraderのほうがよく選ばれているので、こちらではcTraderでスプレッドを確認する方法を中心に紹介します。
STEP1:まずcTraderを日本語表示にする
cTraderにログインしたら、最初は英語表記になっています。
そのままのほうが使いやすい方は良いのですが、日本語表記にしたい方は上の画像を参考に、言語で日本語を選択しましょう。
日本語を選択した後、cTraderが再起動します。
STEP2:ウォッチリストを拡大表示にする
ウォッチリストを開き、通貨ペア一覧が表示されているウィンドウの『拡大マーク』をクリックします。
『拡大マーク』は上の画像にて赤枠で囲んでいる部分です。
cTraderでウォッチリストに通貨ペアを追加する方法
TopFXのcTraderでウォッチリストに気になる通貨ペア・銘柄を追加する方法は、下記の通りです。
- 「全ての通貨ペア」をクリックして気になる通貨ペアを探すか、検索ボックスに通貨ペア・銘柄を入力して探す
- 気になる通貨ペア・銘柄を見つけたら、左の☆マークをクリックする
- My Watchlistに追加する、もしくは新規ウォッチリストを作成して追加する
新規ウォッチリストを作成し、分けて管理したほうが見やすくてお勧めです。
ウォッチリストに追加できたら、スプレッドを表示できます。
STEP3:『S:○○』がスプレッド
拡大して表示された『s:○○』がスプレッドです。
上の画像の例では、EURUSDのスプレッドが0.0pipsだとわかります。
TopFXのMT4でスプレッドを確認する方法
TopFXのMT4では、気配値表示ウィンドウ上でスプレッドを表示できます。
- 気配値表示ウィンドウ上で右クリックする
- 「スプレッド」をクリックして表示させる
- Bid(売り価格)とAsk(買い価格)の横に、「!」=スプレッドが追加される
MT4ではスプレッドがポイント表示になっているため、1pipsにするには10分の1にして、
11=1.1pips
だと判断します。
TopFXの銘柄別スプレッド一覧
2024年4月某日に調査した、TopFXの銘柄別のスプレッドを口座ごとに紹介します。
すべての銘柄は紹介しきれないので、
- メジャー通貨ペア
- 指数
- 貴金属
- 原油
- 株式
- 暗号通貨
から、それぞれ一部銘柄を厳選してスプレッドを紹介します。
なお、プロ口座はスプレッドでかかるコストの他、取引手数料もかかります。
TopFXのメジャー通貨ペアのスプレッド一覧
通貨ペア | 最小スプレッド(2024年4月某日の公式サイトで調査) |
EUR/USD | 0.0pips |
GBP/USD | 0.0pips |
USD/JPY | 0.1pips |
AUD/USD | 0.0pips |
EUR/GBP | 0.1pips |
TopFXでは上記のメジャー通貨ペアのほか、マイナー通貨ペア、エキゾチック通貨ペアなど多種類の通貨を取り扱っています。
紹介しているスプレッドは2024年4月の調査結果です。スプレッドは時間によって変動するので、あくまでも参考値としてご覧ください。(※以下同様)
TopFXの指数のスプレッド一覧
銘柄 | 最小スプレッド(2024年4月某日の公式サイトで調査) |
#UK100 | 1pips |
#US500 | 0.4pips |
#Germany30 | 0.5pips |
#Italy40 | 7pips |
#Euro50 | 1.6pips |
TopFXの貴金属のスプレッド一覧
銘柄 | 最小スプレッド(2024年4月某日の公式サイトで調査) |
XAU/USD | 3pips |
XAU/EUR | 4pips |
XAG/USD | 0.2pips |
XAG/EUR | 0.2pips |
TopFXの原油のスプレッド一覧
銘柄 | 最小スプレッド(2024年4月某日の公式サイトで調査) |
BRENT | 3pips |
NAT.GAS | 2pips |
WTI | 3pips |
TopFXの株式のスプレッド一覧
銘柄 | スプレッド(2024年4月某日のcTraderで調査) |
APPLE | 0.52pips |
MC DONALDS | 0.83pips |
MASTERCARD | 1.83pips |
AMAZON | 0.58pips |
1.73pips |
TopFXの暗号通貨のスプレッド一覧
通貨ペア | スプレッド(2024年4月某日のcTraderで調査) |
BTCEUR | 156.52pips |
BTCUSD | 153.43pips |
ETHEUR | 8.16pips |
ETHUSD | 7.42pips |
LTCUSD | 0.19pips |
TopFXと他社の海外FX業者のスプレッドを比較
TopFXのスプレッドと、他社の海外FX業者の平均スプレッドを比較しました。
比較する海外FX業者は、XMとIS6FXの利用者が多い大手2社です。
TopFX (cTraderにて調査) |
XM (スタンダード口座) |
IS6FX (スタンダード口座) |
|
USD/JPY | 0.2pips | 1.9pips | 2.3pips |
EUR/USD | 0.0pips | 1.6pips | 2.0pips |
GBP/USD | 0.2pips | 1.9pips | 2.4pips |
TopFXの口座は上記の海外FXの口座タイプと特徴が異なるので、まったく同じ条件での比較は難しいのですが、いずれにしても最狭スプレッドであることに違いありません。
TopFXのスプレッドが広がるタイミングとは
TopFXは変動スプレッドなので、時間によってスプレッドにバラつきがでます。
そのため、『レートが大きく変動するタイミング=スプレッドが広がるタイミング』を知っておくことが大切です。
スプレッドが広がるタイミングは、下記のとおり。
取引量が少なくなるタイミング
→早朝や深夜、年末年始、週末、ニューヨーク市場のクローズ時間、欧米市場が休場時など
重要な経済指標の前後
→アメリカの雇用統計やFOMC、各国のGDP、政策金利発表、米国大統領選挙や世界各国の選挙、要人発言が行われる時間帯の前後など
震災、紛争、巨大企業の倒産などがあったタイミング
上記のタイミングは、レートが大きく変動してスプレッドが拡大する可能性があるので、取引コストを抑えるためには、このタイミングを避けて取引しましょう。
TopFXのスプレッドについて・まとめ
TopFXは、他社と比べてもスプレッドの狭さが魅力。口座タイプや銘柄によってスプレッドは変わりますが、平均して低スプレッドとなっているため、取引コストを抑えられます。
TopFXのプロ口座は0.0pips~と最狭スプレッドですが、取引手数料がかかるので注意が必要です。ゼロ口座のほうが少しスプレッドが高めですが、取引手数料はかかりません。
また、TopFXは変動スプレッド制なので、タイミングによってもスプレッドが変わります。cTraderやMT4でスプレッドをチェックしながら取引しましょう。
- TopFXのスプレッドは、口座タイプや銘柄によって違う
- TopFXは変動スプレッド制なので、タイミングによってスプレッドが変わる
- 他社のスプレッドと比較してTopFXのスプレッドは狭いので、取引コストを抑えられる