IronFX(アイアンエフエックス)は2010年にサービスをスタートした海外FX会社です。
レバレッジは最大1000倍、スプレッドは0.0pips~と狭く、高いスペックが魅力。コピートレード対応、スキャルピングの制限なし、特徴が異なる複数の口座タイプがあるなど、幅広いトレーダーのニーズに対応しています。
IronFX(アイアンエフエックス)のスプレッドを徹底調査!銘柄ごとのスプレッドや他社との比較を紹介します。
IronFX(アイアンエフエックス)のスプレッドの特徴
FX取引における買値と売値の差。取引時に発生する手数料のこと。
スプレッドが狭い=取引コストが安い。スプレッドが広い=取引コストが高い。
IronFX(アイアンエフエックス)のスプレッドの主な特徴を下記にまとめました。
- IronFXのスプレッドは口座タイプによって変わる
- IronFXのスプレッドは取引銘柄によって変わる
- IronFXのスプレッドは変動制なのでタイミングによって変わる
IronFXの口座タイプ別のスプレッド
まず、IronFX(アイアンエフエックス)の口座タイプによってどのようにスプレッドが変わるのかを紹介します。
- ボーナス対象ライブ変動口座
- ボーナス対象ライブ固定口座
- ライブゼロスプレッド口座
- STP/ECN口座手数料なし
- STP/ECNゼロスプレッド
- アブソルトゼロ口座
- セント口座
IronFX(アイアンエフエックス)の各口座タイプの最低スプレッドは、下記のとおりです。
口座の種類 | アカウントタイプ | スプレッド | 手数料 |
ボーナス対象ライブ口座 | スタンダード | 変動 1.8 固定 2.2 |
なし |
プレミアム | 変動 1.6 固定 1.8 |
なし | |
VIP | 変動 1.4 固定 1.6 |
なし | |
セント口座 | – | 変動1.6 | なし |
STP/ECN口座 | ゼロ固定 | 0 | あり ※手数料詳細 |
手数料なし | 1.8 | なし | |
ゼロスプレッド | 0.1 | あり ※手数料詳細 |
|
アブソルートゼロ | 0.3 | あり ※詳細は問い合わせ |
STP/ECN口座のゼロ固定、およびゼロスプレッドは最低0.0~0.1pipsの最狭スプレッドですが、取引手数料がかかります。
各口座タイプでメリット・デメリットがあるので、条件をよくチェックして自分に合うものを選択しましょう。
IronFXのMT4でスプレッドを確認する方法
IronFX(アイアンエフエックス)の取引プラットフォームはMT4で、気配値表示ウィンドウ上でスプレッドを表示できます。
- 気配値表示ウィンドウ上で右クリックをする
- 「スプレッド」をクリックして表示させる
- Bid(売り価格)とAsk(買い価格)の横に、「!」=スプレッドが追加される
MT4ではスプレッドがポイント表示になっているため、1pipsにするには10分の1にして、
11=1.1pips
だと判断します。
IronFXの銘柄別スプレッド比較一覧表
2024年6月某日に調査した、IronFX(アイアンエフエックス)の銘柄別のスプレッドを紹介します。
すべての銘柄は紹介しきれないので、
- FXメジャー通貨ペア
- 貴金属
- インデックス
- エネルギー
- コモディティ
- 先物(FXFutures)
- 株式(USShares)
- 仮想通貨
から、それぞれ一部通貨ペアを厳選し、スプレッドを紹介します。
※紹介しているスプレッドは、2024年6月にIronFX(アイアンエフエックス)のMT4で調査した数値です。
スプレッドは時間によって変動するので、あくまでも参考値としてご覧ください。(※以下同様)
IronFXのFXメジャー通貨ペアのスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 | ライブゼロスプレッド口座 |
EURUSD | 1.9pips | 0.2pips |
AUDUSD | 2.2pips | 0.3pips |
GBPUSD | 2.0pips | 0.3pips |
USDJPY | 1.7pips | 0.3pips |
EURJPY | 2.8pips | 0.4pips |
IronFX(アイアンエフエックス)では上記のメジャー通貨ペアのほか、マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアも多数取り扱っています。
IronFXの貴金属のスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
XAUEUR | 5.2pips |
XAUUSD | 4.4pips |
XAGEUR | 0.5pips |
XAGUSD | 0.5pips |
XPTUSD | 35.0pips |
IronFXのインデックスのスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
AUS200Cash | 42.0pips |
EU50Cash | 2.2pips |
Italy40Cash | 3.6pips |
JP225Cash | 1.5pips |
US30Cash | 0.5pips |
IronFXのエネルギーのスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
BRENTCash | 0.4pips |
NAT.GASCash | 1.9pips |
WTICash | 0.4pips |
IronFXのコモディティのスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
Cocoa_N4 | 8.0pips |
Coffee_N4 | 8.5pips |
Copper_N4 | 2.5pips |
Corn_N4 | 5.0pips |
Cotton_N4 | 5.0pips |
IronFXの先物(FXFutures)のスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
AUD_M4 | 0.2pips |
CHF_M4 | 0.3pips |
EUR_M4 | 0.6pips |
GBP_M4 | 0.6pips |
JPY_M4 | 0.2pips |
IronFXの株式(USShares)のスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
AAPL(Apple Inc.) | 3.1pips |
AMZN(Amazon.com Inc.) | 12.9pips |
AXP(American Express Co.) | 1.5pips |
BA(Boeing Co.) | 2.2pips |
BAC(Bank of America) | 1.0pips |
IronFXの仮想通貨のスプレッド一覧
銘柄 | ボーナス対象ライブ変動口座 |
ADAJPY | 17.5pips |
BCHUSD | 270.0pips |
BTCEUR | 500.0pips |
DOGEJPY | 9.0pips |
DOTJPY | 6.0pips |
IronFXと他社の海外FX業者の平均スプレッドを比較
IronFX(アイアンエフエックス)の平均スプレッドと、他社の海外FX業者の平均スプレッドを比較しました。
比較する海外FX業者は、XMとIS6FXの利用者が多い大手2社です。
(ボーナス対象ライブ変動口座) | IronFX(スタンダード口座) | XM(スタンダード口座) | IS6FX|
USD/JPY | 1.7pips | 1.6pips | 1.8pips |
EUR/USD | 1.9pips | 1.7pips | 1.6pips |
GBP/USD | 2.0pips | 1.7pips | 1.6pips |
上記の銘柄に関しては、IronFX(アイアンエフエックス)のボーナス対象ライブ変動口座は、大手海外FXのスタンダード口座と比べるとスプレッドはやや広いことがわかりました。
スプレッドの狭さを重視するなら、ゼロスプレッド口座の利用をおすすめします。
IronFXのスプレッドが広がるタイミングとは
IronFX(アイアンエフエックス)は一部の口座を除き変動スプレッドなので、時間によってスプレッドにバラつきがでます。
そのため、『レートが大きく変動するタイミング=スプレッドが広がるタイミング』を知っておくことが大切です。
スプレッドが広がるタイミングは、下記のとおり。
取引量が少なくなるタイミング
→早朝や深夜、年末年始、週末、ニューヨーク市場のクローズ時間、欧米市場が休場時など
重要な経済指標の前後
→アメリカの雇用統計やFOMC、各国のGDP、政策金利発表、米国大統領選挙や世界各国の選挙、要人発言が行われる時間帯の前後など
震災、紛争、巨大企業の倒産などがあったタイミング
上記のタイミングは、レートが大きく変動してスプレッドが拡大する可能性があるので、取引コストを抑えるためには、このタイミングを避けて取引しましょう。
IronFXのスプレッドについて・まとめ
IronFX(アイアンエフエックス)は口座タイプや銘柄によってスプレッドが変わります。
IronFX(アイアンエフエックス)のゼロスプレッド口座は最低0.0pipsの最狭スプレッドですが、取引手数料がかかるので注意が必要です。
また、IronFX(アイアンエフエックス)は一部の口座を除き変動スプレッド制なので、タイミングによってもスプレッドが変わります。MT4でスプレッドをチェックしながら取引しましょう。
- IronFXのスプレッド一覧|銘柄別の比較・他社との比較も紹介のスプレッドは、口座タイプや銘柄によって違う
- IronFXは一部口座を除いて変動スプレッド制なので、タイミングによってスプレッドが変わる
- スプレッドの狭さを重視するならゼロスプレッド口座がおすすめ