海外FX入門

海外FXの注意点|具体的なデメリットや仕組みを徹底解説!

海外FXは少額で大きな利益が見込める投資です。

そのためFX初心者は国内FXよりも早く、海外FXで取引を始める傾向にあります。

本記事ではそんな、海外FXを始めるにあたって覚えておきたい注意点を解説していきます。

海外FXについてしっかり理解をした状態で低リスクの取引を始めてみましょう。

海外FXの注意点

海外FXには、以下のような注意点があります。

  • 日本語サイトが翻訳のみの会社がある
  • スプレッドによる取引コストが大きい
  • 入出金ルールが複雑
  • 総合課税が適用されており税率が高い
トウシくん
トウシくん
それぞれを詳しく見ていきましょう。

日本語サイトが翻訳のみ

海外FXは国内の会社ではないので、当然所在地は日本以外の国にあります。

有名な会社であれば公式サイトも日本語で記載されていますが、会社によっては翻訳サイトを使っただけの分かりにくい会社もあるのです。

上の画像は人気の海外FX「FBS」の公式HPです。

カワセちゃん
カワセちゃん
大事な情報は分かるけど、日本語の文章は若干おかしいね。
ジャパンちゃん
ジャパンちゃん
FBSは日本語サポートがあるからまだいいけど、会社によってはサポートのない会社もあるから注意だね。

海外FXには、日本語サポートの整っていない会社もあります。

急なトラブルやお困りごとがあった際に対応遅れへと繋がってしまうので、最初は日本語サポートの万全な会社を選ぶといいでしょう。

日本語サポートの万全な会社
  • TitanFX
  • XM Trading
  • GEMFOREX
  • iFOREX

スプレッドによる取引コストが大きい

多くの海外FXでは、取引毎に発生するスプレッドが会社の利益となります。

  • 国内FX→USD/JPYスプレッド0.2pips~0.5pips
  • 海外FX→USD/JPYスプレッド1.0pips~2.0pips

国内FXはスプレッドではなく、顧客の勝ち負けが利益に直結する会社が多いのでスプレッドも狭めです。

ジャパンちゃん
ジャパンちゃん
スプレッドは大きければ大きいほ資金効率が悪くなるほか、短期売買で利益を出しにくくなってしまうんだ。

口座タイプによっては、国内FX並みのスプレッドで取引できるECN口座もあります。

しかしその口座では取引毎に別途手数料が発生してしまうので、損益計算ができない初心者の方などには不向きと言えるでしょう。

取引手数料は1ロットあたり往復6ドル~10ドルほどです。

トータルの取引コストを抑えるには、海外FXの中でもスプレッドの狭い会社を選択するといいでしょう。

スプレッドの狭い海外FX
  • AXIORY
  • TitanFX
  • Exness

入出金ルールが複雑

海外FXでは豊富な入出金方法を選択できます。

  • 国内/海外銀行送金
  • クレジットカード
  • オンラインウォレット

会社によって様々な入出金ルールが定められているので注意しなければなりません。

トウシくん
トウシくん
以下は、日本人人気No1のXMでの入出金ルールですよ。
XMの入金ルール
  1. 最低500円(ZERO口座は1万円)から入金可能
  2. 銀行送金、クレジット、オンラインウォレットから入金可能
  3. JCBカードやアメックスカードは不可
XMの出金ルール
  1. 最低1万円から出金可能
  2. 40万円以下の出金は手数料が発生
  3. 利益分の出金は銀行送金のみ
  4. クレジットカードやオンラインウォレット入金の場合は入金額と同等が返金される

クレジットカード入金の場合に、入金額と同等金額が返金されるルールはどの海外FX会社でも同じです。

カワセちゃん
カワセちゃん
入金はともかく出金時の複雑なルールは最初に理解しておかないといけないんだね。

税率の高い総合課税方式

海外FXの税制区分は雑所得という区分に分類されます。

雑所得での収入はサラリーマンなどが得る給与と合算して、所得に応じた税率が適用される仕組みです。

トウシくん
トウシくん
日本では累進課税制といった所得に応じて税率も上がる制度が採用されていますよ。つまり海外FXでの利益が大きいほど税率も上がっていきます。

国内FXで得た利益は利益×約20%ほどの税率となるため計算がしやすいです。

それに対して海外FXは総合所得から計算が行われるので、申告時に初めて課税額を知るという方も少なくないでしょう。

ジャパンちゃん
ジャパンちゃん
海外FXで利益を上げてすぐに使ってしまう人もいるけど、それはかなり危険な行為だよ。翌年の税金が支払えなくなるから大切に残しておかないといけないね。

海外FXでの取引は違法ではない?

海外FXでの取引は違法性があるのではといった疑問を持つ方がいます。

結論から言うと、海外FXの会社で日本在住の私たちが取引する事は全く問題のない行為です。

しかし、日本の金融庁は海外FXの会社に対して警告を出しているという背景もあります。

詳しく見ていきましょう。

警告は運営を取り締まるものではない

国内FXは金融庁の認可を受けているのに対して、海外FXは認可を受けていない無登録の業者です。

  • 最大レバレッジの違い
  • ゼロカットの適用

上記のような制度の違いから、海外FXが国内での登録をするのは非現実的と言えます。

金融庁は海外FXに対して「活発な日本での営業活動を行ってはいけない」といった警告を出しており、それは運営を取り締まるものではありません。

トウシくん
トウシくん
海外FXの会社が日本で広告をだしたら運営停止や国内在住者の取引が禁止になる可能性はありますが、海外FXの会社はその辺をわきまえて運営しているんですよ。

上の画像はXMの公式HPに記載されている文言です。

あくまでも、勧誘ではなく個人の意思で口座開設や取引を行っていますといった文言が記載されています。

この時点で金融庁が海外FXを取り締まることができない仕組みになっているのです。

資金効率を求めるなら海外FXがおすすめ

様々な注意点について解説をしましたが、資金効率や少額で大きな利益を求めるなら、海外FXの方がおすすめと言えます。

海外FXでは400倍~3000倍といった高レバレッジ取引ができるので、少額で始めたとしても大きなロットでの取引が可能です。

高レバレッジ取引はその分資金が減るスピードも速くなるので、全額失っても再取引できる金額を入金したうえで行いましょう。

また、ゼロカットの適用により口座資金以上の損失は出ないのでリスクも低いです。

ジャパンちゃん
ジャパンちゃん
税率が高くなるようなリスクはあるけど、少額で結果を求めたいなら海外FXの方が断然おすすめだね。

海外FXの注意点まとめ

海外FXの注意点についてまとめました。

海外FXの注意点まとめ
  1. 海外FXは日本語サポートが不十分の会社もある
  2. 取引コストは国内FXの方が安い
  3. 入出金ルールの複雑な会社が多い
  4. 利益を出せば出すほど高い税率が発生する
  5. 金融庁は海外FXへ警告を出しているが、取引をするのに違法性はない

様々な注意点はありますが、海外FXで取引をするメリットは豊富にあります。

少額で始めたい方も大口取引をしたい上級者の方にも最適です。

始める際は、日本語サポートが万全で安全性の高いXMやGEMFOREXで口座開設をするといいでしょう。