FX取引を辞める場合や他社口座に完全移行する方で、FBSを解約・退会したいと考える方は少なくないでしょう。
解約の前には必ず行っておくべきことがあるので、事前にチェックをしておく必要があります。
本記事ではそんな、FBSの解約というテーマで注意点や方法を詳しく解説していきます。
FBSを解約する前に行う事
FBSで解約をする際は、すぐに解約手続きをするのではなく以下の作業を行っておきましょう。
- 口座残高の全額出金
- 取引証明書のダウンロード
口座残高の全額出金
解約後には口座に残高が残っていたとしても出金ができません。
そのため、解約前に全ての口座残高を出金しておきましょう。
出金はマイページのダッシュボードにて豊富な方法から出金可能です。
口座にボーナスが残っている場合は、出金時に全て消滅してしまうので注意しましょう。
取引証明書のダウンロード
解約前には、取引証明書のダウンロードも行っておきましょう。
取引証明書
累計の取引利益や損失が計算された書類。確定申告での収支報告で必要となる。
取引証明書は、FBSのMT4かMT5からダウンロード可能です。
申告時に書類を提出するわけではありませんが、入力作業の際に必要となります。
取引証明書は7年間の保管義務があるので大切に保管しておきましょう。
- MT4/MT5を起動
- MT4/MT5の上部にある「表示」→ターミナルの順にクリック(MT5はデータウィンドウ)
- 口座履歴を選択後に右クリック
- 期間のカスタム設定で1月1日~12月31日を選択
- 再び右クリックをして「レポートの保存をクリック」
口座履歴を右クリックでダウンロードor確認ができます。
FBSの解約方法
FBSには正式な解約方法がありません。
FBSでどうしても解約をしたいという場合は、カスタマーサポートへの問い合わせが必須となります。
- チャットの場合→公式HPの会社案内→ライブチャットから問い合わせ
- メールの場合→support@fbs.com宛てにメールを送信
おすすめはメールでの問い合わせです。
チャットは15時以降でないと日本語サポートが対応していないほか、チャットが終わった場合に問い合わせ内容が消えてしまいます。
履歴が残るメールで口座番号や解約の旨を伝えておいた方がスムーズです。
FBS口座を放置した場合
FBSでは無理に解約をしなくても、口座を放置していればどのみちその口座が使えなくなります。
次は口座を全く使わず放置した場合のルールを見ていきましょう。
90日間の放置でアーカイブ口座となる
FBSでは、口座にログインをせず90日間放置するとアーカイブ口座とみなされます。
アーカイブ口座とはログインや入出金ができなくなる口座であるため、解約した場合と比べてもほとんど制度は変わりません。
わざわざサポートに問い合わせをしなくても、90日以上放置しておけば自動的に本口座が使えなくなるという仕組みです。
アーカイブ口座になると完全に口座が削除されるわけではありませんが、ログインができなくなるので第三者からの不正ログインなどは防げる状態です。
口座維持費用は発生しない
海外FXの会社によっては、一定期間の取引がない場合に口座維持費用が発生するケースがあります。
しかしFBSではそのような口座維持費用は一切発生しません。
つまり口座残高がある状態で放置をしたとしても、残高は全く減らない仕組みです。
FBSでは万が一会社の破綻などがあっても、顧客資産が全額補償される信託保全が採用されています。
FBSで結果が出ない時
「解約をしたい」「退会をしたい」という方の理由は、FX取引で結果が出ない事が要因である場合がほとんどです。
勝ち逃げしてFXを途中でやめるという方はほとんどいません。
FXを辞める方のほとんどは、資金が増えない事や勝てない事が要因となっています。
コピートレード
他者のトレードを自身の口座に反映させる自動取引システム。
プロトレーダーのリアルな取引を自身の口座に反映できるので、相場分析に自信がない方や普段取引に割く時間がない方に人気です。
利用料も利益が出た時に利益額の5%を払うのでリスクも低いです。
FX取引でなかなか結果が出ない方は検討して見るといいでしょう。
FBSの解約まとめ
FBSの解約についてまとめました。
- FBSの解約前には出金と取引証明書のダウンロードが必須
- FBSでは正式な解約方法はなく、サポートへの問い合わせが必要
- 口座を90日間使わなければアーカイブ口座になる
- 口座放置をしても維持費用は発生しない
- 取引で結果が出ない人はコピートレードの検討も1つの手段
無理に解約をしなくても、アーカイブ口座にしておけば解約した状況とほぼ同じです。
仮に取引再開をしたい場合でも復活ができるので、口座を放置しておくだけでも問題ありません。