Moneta Markets(モネタマーケット)は2020年にサービスをスタートした海外FX会社です。有名な海外FX会社Vantage Groupの子会社でもあります。
1,000以上の取引商品があり、レバレッジは2000倍、0.0pips~の狭いスプレッドと、魅力的な特徴がたくさんあります。
このページでは、そんなMoneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドについて詳しく解説します。
Moneta Marketsのスプレッドの特徴
スプレッドとは
FX取引における買値と売値の差。取引時に発生する手数料のこと。
スプレッドが狭い=取引コストが安い。スプレッドが広い=取引コストが高い。
Moneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドの主な特徴を下記にまとめました。
- Moneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドは口座タイプによって変わる
- Moneta Markets(モネタマーケット)のスプレッド取引銘柄によって変わる
- Moneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドは変動制なのでタイミングによって変わる
Moneta Marketsの口座タイプ別のスプレッド
まず、Moneta Markets(モネタマーケット)の口座タイプによってどのようにスプレッドが変わるのかを紹介します。
Moneta Markets(モネタマーケット)の各口座タイプのスプレッドは、下記のとおりです。
- ダイレクトSTP:1.2pips~
- プライムECN口座:0.0pips~
- ウルトラECN口座:0.0pips~
プライムECN口座とウルトラECN口座は低いスプレッドが魅力です。しかし取引手数料がかかります。
ダイレクトSTPは他2種類の口座と比べるとスプレッドが少し広くなりますが、取引手数料は無料です。
それぞれの口座タイプで特徴やメリット・デメリットが異なるので、条件をよくチェックして自分に合うものを選択しましょう。
また、Moneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドは取引銘柄によっても変わりますし、変動制なので時間によっても変わります。
Moneta MarketsのMT4でスプレッドを確認する方法
Moneta Markets(モネタマーケット)の取引プラットフォームはMT4/MT5です。MT4やMT5では、気配値表示ウィンドウ上でスプレッドを表示できます。
- 気配値表示ウィンドウ上で右クリックをする
- 「スプレッド」をクリックして表示させる
- Bid(売り価格)とAsk(買い価格)の横に、「!」=スプレッドが追加される
MT4ではスプレッドがポイント表示になっているため、1pipsにするには10分の1にして、
11=1.1pips
だと判断します。
MT5の場合は「!」ではなく「スプレッド」と表示されるので、より分かりやすいです。
スプレッドの表示手順はほぼ同じなので、上記の手順を参考にしていただければ直感的に操作できることでしょう。
Moneta Marketsの銘柄別スプレッド一覧
2024年5月某日に調査した、Moneta Markets(モネタマーケット)の銘柄別の最低スプレッドを口座ごとに紹介します。
すべての銘柄は紹介しきれないので、
- FX通貨ペア
- 指数CFD
- 貴金属
- エネルギー
- ソフトコモディティ
- 暗号通貨CFD
から、それぞれ一部銘柄を厳選してスプレッドを紹介。Moneta Markets(モネタマーケット)のECN口座とSTP口座のスプレッドを比較しました。
なお、ECN口座はスプレッドでかかるコストの他、取引手数料もかかります。
Moneta MarketsのFX通貨ペアのスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
USDJPY | 0.20pips / 0.30pips | 1.40pips / 1.50pips |
AUDCAD | 0.40pips / 0.86pips | 1.60pips / 2.06pips |
USDCHF | 0.30pips / 0.46pips | 1.50pips / 1.66pips |
EURUSD | 0.10pips / 0.26pips | 1.20pips / 1.36pips |
GBPUSD | 0.10pips / 0.56pips | 1.30pips / 1.76pips |
Moneta Markets(モネタマーケット)ではメジャー通貨ペアのほか、マイナー通貨ペア、エキゾチック通貨ペアなど多種類の通貨を取り扱っています。
紹介しているスプレッドは2024年5月の調査結果です。スプレッドは時間によって変動するので、あくまでも参考値としてご覧ください。(※以下同様)
Moneta Marketsの指数CFDのスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
CHINA50 | 0.60pips / 0.59pips | 0.60pips / 0.59pips |
DAX30 | 0.00pips / 13.38pips | 0.00pips / 13.38pips |
NAS100 | 0.00pips / 8.65pips | 0.00pips / 8.65pips |
Nikkei225 | 12.00pips / 62.46pips | 12.00pips / 62.46pips |
SP500 | 0.00pips / 2.99pips | 0.00pips / 2.99pips |
Moneta Marketsの貴金属のスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
XAUAUD | 0.60pips / 4.28pips | 2.20pips / 5.88pips |
XAUUSD | 0.10pips / 1.55pips | 1.30pips / 2.65pips |
XAGAUD | 2.40pips / 3.88pips | 2.40pips / 3.88pips |
XAGUSD | 1.80pips / 2.55pips | 1.80pips / 2.55pips |
COPPER | 2.50pips / 3.15pips | 2.50pips / 3.15pips |
Moneta Marketsのエネルギーのスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
CL-OIL | 1.60pips / 3.31pips | 1.60pips / 3.31pips |
UKOUSD | 3.60pips / 3.43pips | 3.60pips / 3.43pips |
USOUSD | 1.20pips / 2.90pips | 1.20pips / 2.90pips |
GAS | 2.50pips / 5.87pips | 2.50pips / 5.87pips |
GASOIL | 5.80pips / 6.50pips | 5.80pips / 6.50pips |
NG | 0.50pips / 0.81pips | 0.50pips / 0.81pips |
Moneta Marketsのソフトコモディティのスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
Cocoa | 5.00pips / 5.00pips | 5.00pips / 5.00pips |
Coffee | 2.90pips / 2.90pips | 2.90pips / 2.90pips |
Cotton | 15.20pips / 15.20pips | 15.20pips / 15.20pips |
OJ | 8.90pips / 8.90pips | 8.90pips / 8.90pips |
Sugar | 5.00pips / 5.00pips | 5.00pips / 5.00pips |
Moneta Marketsの暗号通貨CFDのスプレッド一覧
ECN口座(最低/平均スプレッド) | STP口座(最低/平均スプレッド) | |
BCHUSD | 20.30pips / 21.69pips | 20.30pips / 21.69pips |
BTCUSD | 180.30pips / 230.81pips | 180.30pips / 230.81pips |
ETHUSD | 20.40pips / 22.52pips | 20.40pips / 22.52pips |
LTCUSD | 10.00pips / 10.61pips | 10.00pips / 10.61pips |
Moneta Marketsと他社の海外FX業者のスプレッドを比較
Moneta Markets(モネタマーケット)の平均スプレッドと、他社の海外FX業者の平均スプレッドを比較しました。
比較する海外FX業者は、XMとIS6FXの利用者が多い大手2社です。
Moneta Markets (STP口座) |
XM (スタンダード口座) |
IS6FX (スタンダード口座) |
|
USD/JPY | 1.50pips | 2.7pips | 2.6pips |
EUR/USD | 1.36pips | 2.1pips | 2.0pips |
GBP/USD | 1.76pips | 2.5pips | 2.3pips |
上記の銘柄に関しては、大手他社の海外FXと比べてMoneta Markets(モネタマーケット)のスプレッドは他社と比較しても狭いことがわかりました。ECN口座は0pipsの銘柄も多いので、さらに低いスプレッドで取引できます。
Moneta Marketsのスプレッドが広がるタイミングとは
Moneta Markets(モネタマーケット)は変動スプレッドなので、時間によってスプレッドにバラつきがでます。
そのため、『レートが大きく変動するタイミング=スプレッドが広がるタイミング』を知っておくことが大切です。
スプレッドが広がるタイミングは、下記のとおり。
取引量が少なくなるタイミング
→早朝や深夜、年末年始、週末、ニューヨーク市場のクローズ時間、欧米市場が休場時など
重要な経済指標の前後
→アメリカの雇用統計やFOMC、各国のGDP、政策金利発表、米国大統領選挙や世界各国の選挙、要人発言が行われる時間帯の前後など
震災、紛争、巨大企業の倒産などがあったタイミング
上記のタイミングは、レートが大きく変動してスプレッドが拡大する可能性があるので、取引コストを抑えるためには、このタイミングを避けて取引しましょう。
Moneta Marketsのスプレッドについて・まとめ
Moneta Markets(モネタマーケット)は、他社と比べてもスプレッドの狭さが魅力。口座タイプや銘柄によってスプレッドは変わりますが、平均して低スプレッドとなっているため、取引コストを抑えられます。
Moneta Markets(モネタマーケット)の全口座タイプの中では、ECN口座は特にスプレッドが狭いのですが、取引手数料がかかります。
STP口座のほうが少しスプレッドが高めですが、取引手数料がかからないことが魅力です。また、Moneta Markets(モネタマーケット)は変動スプレッド制なので、タイミングによってもスプレッドが変わります。
MT4やMT5でスプレッドをチェックしながら取引しましょう。
- Moneta Marketsのスプレッドは、口座タイプや銘柄によって違う
- Moneta Marketsは変動スプレッド制なので、タイミングによってスプレッドが変わる
- 他社のスプレッドと比較してMoneta Marketsのスプレッドは狭いので、取引コストを抑えられる