タイタンFXでは、以下3種類の原油銘柄が取引可能です。
- WTI原油 (XTI/USD)
- ブレント原油 (XBR/USD)
- 天然ガス (XNG/USD)
FXで原油を取引している方は多くありません。しかし取引方法を知っておくと取引の幅を広げる際に役立ちます。また、原油はボラティリティの高さから高額の利益を狙った投資商品としてもおすすめです。
このページではタイタンFXの原油取引というテーマで、特徴やルール、必要証拠金、取引方法を詳しく解説していきます。
タイタンFXTの高水準な取引環境で原油取引を始めてみてね!
タイタンFXの原油商品一覧
タイタンFXで取り扱っている3種類の原油銘柄について解説します。
WTI原油(XTIUSD)
タイタンFXで取り扱いがある「WTI原油」とは、ニューヨーク・マーカンタイル取引所で取引されているアメリカの原油先物を指します。
WTI→ウエストテキサスインターメディエトの略称。
アメリカの西テキサスで採掘される軽油質で、ガソリンや灯油の精製に適している。
WTI原油はロンドン原油(GSOIL)と比べると10分の1ほどの価格で取引可能。世界の原油価格基準はこのWTI原油をもとに計算されています。
1983年5月に上場し、原油の中でも市場参加者と取引量が多いことが特徴です。
ブレント原油(XBRUSD)
ブレント原油とは別名で「北海ブレント原油」とも呼ばれている、世界三大原油の1つです。
他に「ドバイ原油・オマーン原油」がありますが、その中でも最も取引量の多い銘柄となっています。
ブレント原油の価格変動は、資源国であるカナダやオーストラリアといった通貨に影響を与えやすいです。
ブレント原油の需要が下がればカナダドル、豪ドルの売りが入るケースがあるといった相関性があります。
タイタンFXをはじめとする海外FXのエネルギー商品の中では、WTI原油と並んで主要な位置を占める原油銘柄だと言われています。
天然ガス(XNG/USD)
天然ガス(XNG/USD)は、世界的にも人気の高い天然資源の1つです。世界的な需要と天候、代替え燃料の開発、需要と供給のバランスが価格変動に影響します。
高いボラティリティと流動性があるため、取引の機会が多くなりやすい商品。タイタンFXの中では最も新しく追加された原油商品です。
タイタンFXの原油取引の特徴
タイタンFXの原油取引の特徴を紹介します。
世界情勢の影響を受けやすい
原油の価格は、世界情勢の影響を受けやすいという特徴があります。
2023年~2024年は中東での紛争拡大の影響もありました。さらに遡ると、新型コロナウイルス感染が広がった時期も、原油の価格に大きく影響しています。
タイタンFXで取り扱いのある原油3銘柄は全て同じような値動きになる場合が多いため、分散で投資していると全てマイナスになってしまう可能性があるので注意しましょう。
高水準の取引環境は原油取引でも力を発揮
タイタンFXは、高水準の取引環境に力を入れている会社です。
約定力の高さやスプレッドの狭さは業界でも高い評価を誇るため、原油取引でも大きな力を発揮します。
タイタンの原油取引ルール
銘柄 | WTI原油(XTIUSD) | ブレント原油(XBRUSD) | 天然ガス(XNGUSD) |
最低取引数量 | 0.1ロット | ||
最大取引数量 | 20ロット | ||
1口座あたりの最大保有ポジション | 最大200ポジション | ||
対象口座 | Zeroスタンダード口座、Zeroブレード口座 | ||
最大レバレッジ | 500倍 | ||
レバレッジ制限 | 金曜日の閉場約30分前~月曜日の開場約15分後までの間、レバレッジ100倍に |
||
取引時間 (GMT+3) (GMT+2) |
01:00~23:59 (金曜日23:55閉場) |
03:00~23:59 (月曜日01:00開場/金曜日23:55閉場) |
01:00~23:59 (金曜日23:55閉場) |
Zeroスタンダード口座のスプレッド |
0.69 pips | 0.71 pips | 0.14 pips |
Zeroブレード口座のスプレッド | 0.57 pips | 0.59 pips | 0.02 pips |
スワップ | 買いスワップ:0.99 売りスワップ:-2.39 |
買いスワップ:1.2 売りスワップ:-2.67 |
買いスワップ:-9.74 売りスワップ:-4.29 |
タイタンFXの原油取引ルールとして特に重要な項目を下記3つ厳選し、詳しく解説します。
- スプレッド
- スワップ
- 最大レバレッジ
- 取引時間
タイタンFXの原油・スプレッド
銘柄 | WTI原油(XTIUSD) | ブレント原油(XBRUSD) | 天然ガス(XNGUSD) |
対象口座 | Zeroスタンダード口座、Zeroブレード口座 | ||
Zeroスタンダード口座のスプレッド |
0.69 pips | 0.71 pips | 0.14 pips |
Zeroブレード口座のスプレッド | 0.57 pips | 0.59 pips | 0.02 pips |
タイタンFXの原油取引は、マイクロ口座以外のスタンダード口座とブレード口座が利用できます。
ブレード口座のほうがスプレッドは狭くなりますが、取引手数料が$3.5/ロットかかるので注意が必要。スタンダード口座は取引手数料がかかりません。
タイタンFXの原油・スワップ
銘柄 | WTI原油(XTIUSD) | ブレント原油(XBRUSD) | 天然ガス(XNGUSD) |
スワップ | 買いスワップ:0.99 売りスワップ:-2.39 |
買いスワップ:1.2 売りスワップ:-2.67 |
買いスワップ:-9.74 売りスワップ:-4.29 |
上記は、タイタンFXで発生するスワップポイントの表です。(2024年4月末時点)
天然ガス(XNGUSD)はどちらもマイナスのスワップとなっています。
ロット×小数桁×契約サイズ×スワップポイント×ドル円レート
ドル円レート100円の場合、全ての銘柄で100円~500円ほどのマイナススワップになります。
長期で保有する際はこの金利差額を支払う必要があるので注意しましょう。
タイタンFXの原油・最大レバレッジ
銘柄 | WTI原油(XTIUSD) | ブレント原油(XBRUSD) | 天然ガス(XNG/USD) |
対象口座 | Zeroスタンダード口座、Zeroブレード口座 | ||
最大レバレッジ | 500倍 | ||
レバレッジ制限 | 金曜日の閉場約30分前~月曜日の開場約15分後までの間、レバレッジ100倍に |
レバレッジに関しては、3銘柄とも同じ条件です。タイタンFの口座の最大レバレッジ500倍が適用できます。
なお、時間帯によってはレバレッジ制限がかかり100倍に制限されることに注意しましょう。
タイタンFXの原油・取引時間
銘柄 | WTI原油(XTIUSD) | ブレント原油(XBRUSD) | 天然ガス(XNG/USD) |
取引時間 (GMT+3) (GMT+2) |
01:00~23:59 (金曜日23:55閉場) |
03:00~23:59 (月曜日01:00開場/金曜日23:55閉場) |
01:00~23:59 (金曜日23:55閉場) |
取引時間は、WTI原油(XTIUSD)と天然ガス(XNG/USD)は同じで、ブレント原油(XBRUSD)だけ少し違います。
いずれにしても一部の深夜を除き、平日は長時間取引可能です。
タイタンFXの原油チャート表示方法
タイタンFXでは3種類の原油銘柄が取引できますが、MT4/MT5にはデフォルトで表示されていません。
表示の方法を見ていきましょう。
STEP1:MT4/MT5上部の表示をクリックする
まずは、MT4/MT5の上部にある「表示」→「銘柄」の順にクリックしましょう。
STEP2:COM OILをクリックする
銘柄の分類が表示されるので「COM OIL」をダブルクリックしましょう。
すると右側に原油銘柄が表示されます。
表示させたい銘柄の左にある$のマークをダブルクリックしましょう。
$のマークが黄色に変わればOKです。
STEP3:新規チャートから銘柄を選択する
次にMT4/MT5上部にある、「ファイル」→「新規チャート」→「COM OIL」の順にクリックします。
先ほど追加した原油銘柄をクリックすれば、MT4/MT5上にチャートが表示されます。
タイタンFXで原油取引する際の必要証拠金
次に、タイタンFXで原油取引をする際の必要証拠金を解説します。
全ての原油で0.1ロットの取引と、最大500倍のレバレッジをかけた取引が可能です。
必要証拠金計算方法
必要証拠金(USD) = 取引量(ロット)× 初期証拠金 ÷ レバレッジ × 証拠金率(%) ÷ 100 × 市場価格
原油の価格を例に必要な証拠金を算出してみましょう。
XTI/USDを価格50.00で1ロット購入の場合(XTI/USD契約サイズ = 100、口座のレバレッジが500倍の場合)
必要証拠金 = 1 × 500 / 500 × 100 / 100 × 50
= 1 × 1 × 1 × 50
= 50ドル
なお、初期証拠金や証拠金率は、MT4/5上でも確認できます。
気配値表示画面の銘柄上で右クリック→仕様に記載されているのでチェックしてみてください。
原油取引時の損益計算
次に、原油取引をする際の損益を計算していきます。
米ドルとのペアになるので、ドル円のレート次第で損益も変わるので注意しましょう。
今回は、ドル円が100円だった場合のレートで計算していきます。
ロット×契約サイズ×レート差×決済時のドル円レート
上記の計算方法で算出できます。
- WTI原油
1×100×1(レート差)×100円=1万円
1×100×0.5(レート差)×100円=5000円 - ブレント原油
1×100×1(レート差)×100円=1万円
1×100×0.5(レート差)×100円=5000円
銘柄 | レート変動 | 損益 |
WTI原油 | 63.45→64.45or62.45 | ±1万円 |
ブレント原油 | 67.00→68.00or66.00 | ±1万円 |
タイタンFXの原油まとめ
タイタンFXの原油についてまとめました。
- 高水準の取引環境が原油を短期で取引する際に最適
- タイタンFXでは3銘柄を取り扱っている
- 最大500倍のレバレッジがかけられる
- マイナススワップが付くので長期保有は不利
3銘柄の取扱いですが、いずれも取引量の多い原油銘柄です。情報量が多いので、原油取引に慣れていない方が始めるのに最適の銘柄と言っていいでしょう。
通貨の相関性もあるから、分析の1つとして利用するのもいいね。