Tradeview(トレードビュー)は、FX中級者~上級者に人気のFX業者です。透明性の高い取引形態や、高水準の取引環境が魅力となっています。
会社名 | 設立年 | 所在地 |
Tradeview Ltd | 2004年 | ケイマン諸島 103 S Church Street. Harbour Place, 4th floor, Cayman Islands |
Tradeviewは運営歴が長く、総合的にスペックの高い海外FX業者として有名。信頼度の高い金融ライセンスも保有しており、安全に利用できます。
また、スプレッドが狭くて取引コストを抑えることができるという口コミも多いです。
本記事ではそんな、Tradeviewの特徴や評判について詳しく解説していくので、これから口座開設をする際の参考にしてみてください。
Tradeview(トレードビュー)の企業情報と基本情報
以下は、Tradeviewの安全性・信頼性を確認するため
- 金融ライセンス
- 企業規模や運営年数、受賞歴
- 日本語サポート
- 取引形態
についてまとめました。
企業情報
企業情報と基本情報をまとめた表です。
会社名 | Tradeview Ltd |
設立年 | 2004年 |
会社所在地 | ケイマン諸島 103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands |
金融ライセンス | CIMA:ケイマン諸島金融庁 |
顧客資産の管理形態 | 分別管理 信託保全 |
取引形態 | NDD方式 |
2004年からの設立という事で、長い実績を誇ります。
会社のあるケイマン諸島でライセンスを取得していますが、このラインセンスはかなり厳格で信頼性の高いものです。
信託保全も採用されている事から、企業の安全性はかなり高いと考えていいでしょう。
また、取引形態もNDD方式で透明性の高さも抜群です。
金融ライセンス
運営会社名 | Tradeview Ltd |
---|---|
ライセンス名 | ケイマン諸島金融庁(CIMA) |
ライセンス番号 | 585163 |
Tradeviewを運営しているTradeview Ltdは、信頼度の高いケイマン諸島金融庁(CIMA)ライセンスを保有しています。
CIMAは、自己資本比率要件などの厳しい基準のもとに規制しています。また、CIMAは証券監督者国際機構(IOSCO)にも加盟。外部監査も内部監査も徹底されているので、信頼できます。
日本語サポート
Tradeviewのサポートは、メールと問い合わせフォームのみ日本語に対応しています。チャットサポートは英語対応です。
英語語チャットサポート(サイト内から) | 平日8:30~16:00 |
日本語メールサポート(japanesesupport@tvmarkets.com) | 24時間受付、1営業日以内に返信 |
日本語問い合わせフォーム(サイト内から) | 24時間受付、1営業日以内に返信 |
メールなら日本語で問い合わせができるので、初めての利用でも安心です。
取引形態:NDD方式
FXの取引形態は、DD方式とNDD方式に分かれます。Tradeviewの取引形態はNDD方式です。
DD方式
トレーダーとインターバンクの間にFX業者が介入する。トレーダーの注文がインターバンク市場に反映されない。
NDD方式
トレーダーとインターバンクの間にFX業者が介入しない。トレーダーの注文がインターバンク市場に反映される。
DD方式の場合は、顧客の勝ち負けがFX業者の利益に直結します。
市場価格とはレートが違っていてもおかしくはないので、公平性のない取引形態と認識されているのです。
それに対してNDD方式は、市場価格にスプレッドが上乗せされた価格で取引をします。公平性が保たれているので、安全な取引ができると言えるでしょう。
Tradeview(トレードビュー)の口座タイプと取引条件
以下の表は、TradeviewのX levarage口座スペックです。
口座タイプ | X levarage |
最低入金額 | 1万円 |
最大レバレッジ | 400倍 |
手数料 | 無料 |
平均スプレッド (USD/JPY) |
1.0pips |
1ロット単位 | 10万通貨 |
最小取引数量 | 1000通貨 |
ロスカット水準 | 100% |
取引ツール | MT4、MT5 |
以下は、ECNタイプの口座スペックです。
口座タイプ | ILCMT4・MT5 | ILCcTrader | ILCViking |
最低入金額 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
最大レバレッジ | 100倍 | 100倍 | 100倍 |
手数料(1ロットあたり) | 片道2.5ドル | 片道2.5ドル | 片道2.5ドル |
平均スプレッド (USD/JPY) |
0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ |
1ロット単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小取引数量 | 1000通貨 | 1000通貨 | 1000通貨 |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% |
取引ツール | MT4・MT5 | cTrader | Currenex |
ECNタイプはそれぞれ取引ツールの異なるのみで、残りの条件は同じです。
全ての口座で最大取引数量が無制限のため、大口投資に優れています。
また、X levarage口座ではレバレッジ400倍ですが、ILC口座では100倍と低いので、資金力のない方には難しい口座です。
ある程度取引慣れした上級者向けと言えるでしょう。
以下は、Tradeviewの取引条件です。
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 可能 |
両建て | 可能 |
残高によるレバレッジ制限 | なし |
ボーナス | なし |
ゼロカット | あり |
スプレッドが狭い環境を活かせば、自動売買を稼働させても他社より資金効率が良くなります。
ストップレベルも0のため、EAが誤作動をする心配もありません。
Tradeview(トレードビュー)の特徴・優れている点
Tradeviewには、以下のような特徴があります。
- 顧客注文が市場へそのまま流れる透明性の高さ
- ECN口座の手数料が業界最安値
- 35,000ドルの信託保全を採用している
それぞれを詳しく見ていきましょう。
Tradeviewは顧客注文が市場へそのまま流れる
Tradeviewは、海外FX業者では珍しくA-bookという方式を採用しています。
その形態により、透明性の高いFX業者として認知されている傾向です。
- A-book
→FX業者が仲介に入らず顧客注文がそのまま市場に流れる形態 - B-book
→顧客と業者の間に利益相反の関係がある、FX会社と顧客が1対1で取引をする
DD方式、NDD方式とも呼ばれていますが、Tradeviewの形態はNDD方式の中でも高い透明性を誇ります。
通常はNDD方式でも、多少の仲介が入るものですが、Tradeviewでは全くの仲介がないのです。
会社の利益はスプレッドか手数料になるので、顧客の勝ち負けは会社の運営に影響を与えません。
TradeviewはECN口座の手数料が最安値水準
Tradeviewは、スプレッドの狭いECNタイプである、ILC口座を提供しています。
ECN口座
市場価格とほぼ同等でスプレッドがほとんど付かない口座。その代わり取引毎に別途手数料が発生する。
以下は、各社でのECN口座手数料です。(1ロットあたり)
FX業者 | 1ロットあたりの往復手数料 |
Tradeview | 5ドル |
XM | 10ドル |
TitanFX | 7ドル |
AXIORY | 6ドル |
一般的には往復で7ドルほどが相場となっています。
取引手数料はスプレッドと違い常に一定のため、高ければ高いほど資金効率が悪くなる仕組みです。
そんな中Tradeviewでは、往復5ドルと業界最安値水準での手数料で取引ができます。
約定力も高い事から、希望価格での注文も通りやすいです。
手数料分の損益計算ができる方は、ILC口座を使って資金効率の良い取引をしてみましょう。
Tradeviewは35,000ドルの信託保全を採用している
Tradeviewは、顧客保証として信託保全を採用しています。
信託保全
万が一会社が破綻しても、顧客資産を補填してくれる制度。
ほとんどの会社は、顧客資産と会社の運営資金を分けて管理する分別管理のみを採用しています。
Tradeviewはそれに加えて、1顧客あたり35000ドル(約350万)の保証が約束されているのです。
厳格で信頼性の高い金融ライセンスも保有している事から、海外FXの中でも高い安全性を誇ります。
4種類の豊富なプラットフォームが選択できる
Tradeviewでは、豊富な4つのプラットフォームが選択可能です。
- MT4
→一般的に多くのトレーダーに愛用されているツール、豊富なEAやカスタムインディケータが開発されている - MT5
→MT4の上位互換ツール、豊富な時間足や動作スピードの速さが魅力 - cTrader
→約定力が高いスキャルピングに特化したツール - CURRENEX
→機関投資家向けの裁量取引ツール
MT4やMT5は多くの海外FXで採用されていますが、cTraderやCURRENEXを採用している会社はほとんどありません。
自身のスタイルや手法によって、プラットフォームの選択ができるのは大きな魅力です。
cTraderでは板情報の閲覧などもできるので、MT4やMT5に次ぐ注目のプラットフォームです。
早いうちに使いこなしておくのも良いでしょう。
日本語サポートはメールのみの対応
Tradeviewには日本人スタッフが在籍しているので、高品質な日本語サポートが受けられます。
しかし、他社のような電話やチャットのサービスはなく、全てメールのみでの対応となります。
メールは常時受付をしていますが、チャットサポートのように即時返信があるわけではありません。
そのため、急な対応を要したい場合には不便さを感じるでしょう。
たいていは1営業日ほどで返信がきますが、すぐに対応されるわけではないので、困りごとは事前に確認しておくことが重要です。
株式やETFを豊富に扱っている
Tradeviewでは以下の銘柄を扱っています。
銘柄 | 種類 |
通貨ペア | 36種類 |
貴金属 | 3種類 |
エネルギー | 2種類 |
株式 | 37種類 |
ETF | 27種類 |
仮想通貨 | 5種類 |
多くの海外FXでは、50種類以上もの通貨を扱っている会社が多いです。
そのため、36種類という銘柄数は少ない方であると言えるでしょう。
しかし、ETFや株式の数はかなり多い方です。
銘柄数が豊富で随時更新されているので、幅広い取引に対応できます。
オンラインウォレットの入出金に対応している
Tradeviewでは、以下の豊富な入出金方法が選択できます。
- クレジット・デビットカード
- bitwallet
- STICPAY
- uphold
- 海外銀行送金
bitwalletやSTICPAYといった入出金方法にも対応しているので、他の海外FXと資金管理をしたい方には最適です。
出金手数料は基本無料ですが、海外銀行送金の場合のみ1回35ドルの手数料が発生します。
また、クレジットカードで入金をした場合は、出金時に入金額と同等金額が返金され、利益分は他の出金方法を選択しなくてはいけません。
オンラインウォレットは事前登録と入金が必要となります。
Tradeview(トレードビュー)のデメリット
次に、Tradeviewのデメリットを紹介していきます。
口座開設前にはデメリットも把握して、自身のスタイルに合うかを確認しておきましょう。
ロスカット水準が100%と高い
Trardeviewでは、ロスカット水準が100%と高めに設定されています。
ロスカット
一定水準の証拠金維持率を下回った際に強制的な損切りをされる制度
海外FXの多くは、ロスカット水準を20%~30%ほどど低めに設定されています。
ExnessやiFOREXでは0%を下回った時にロスカットが実行されるので、証拠金ギリギリで粘ったハイレバレッジ取引が可能です。
Tradeviewは最大レバレッジ400倍と低いうえに、ロスカット水準100%と国内FX並みに高いので、ある程度の証拠金維持率を保った取引が必須となります。
証拠金維持率を高く保つには、ある程度の資金力も必要となるので、少額で高ロットの取引をしたい方には不向きと言えるでしょう。
また、スイングトレードなどで時間をかけた取引をする場合には注意です。
他の海外FXと同じ感覚で取引をしていると、すぐに100%を下回って損切りされるケースもあります。
最低入金額が高い
Tradeviewは4つの口座タイプが提供されていますが、どれも最低入金額が高めです。
口座タイプ | 最低入金額 |
X leverage | 1万円 |
ILCMT4・MT5 | 10万円 |
ILCcTrader | 10万円 |
ILCViking | 10万円 |
X levarage以外は全てECN口座ですが、その3タイプで10万円の入金が必須となります。
X levarage口座でも最低1万円の入金が必須のため、ワンコインのお試し感覚で取引したい方には不向きと言えるでしょう。
スプレッド水準や手数料の安さを考えると、資金効率がかなり良い取引ができます。
しかし最低入金額は高い水準のため、少額で取引したい方は他社を選択するべきです。
ボーナスキャンペーンがない
Tradeviewでは、他社で開催されているようなボーナスキャンペーンが一切開催されていません。
そのため、自己資金での取引が必須となります。
ボーナスを豊富に提供している会社は、スプレッドが広いという特徴があります。
スプレッドが会社の利益になるので、顧客に還元をしている仕組みです。
Tradeviewはスプレッドが狭いほか、ECN口座の手数料も安いので利益が少ない会社です。
そのため、還元する余裕がなく、その分を高水準の取引環境でカバーしていると言えるでしょう。
Tradeview(トレードビュー)の口コミ・評判
Tradeviewとは何かを簡単に紹介しましたが、Tradeviewの魅力はこれだけではありません。他にも魅力がたくさんある海外FX業者ですが、まだ利用していいのかどうか不安に思っている方もいることでしょう。
そこで、利用者のリアルな声を知るため、SMSやネット掲示板などで、口コミを調査しました。良い評判・悪い評判を紹介しながら、口コミの補足と特徴もあわせて解説します。
次に、Tradeviewの口コミ・評判を見ていきます。
利用者の生の声を参考にしてみましょう。
Tradeviewの良い口コミ・評判
以下は、Tradeviewの良い口コミ・評判です。
実質レバ80〜90倍くらいで、1日5ピプス10日目で口座資金は150%増😀
8月ナンピン防止の為60万ちょいに口座減資して、92万弱。
tradeviewのgoldのスピードには敵わないけど、国内スプ狭の恩恵で同じくくらいのパフォーマンス出せて幸せ🐴
来週からはワンショット70万通貨にトライ。 pic.twitter.com/LRyEtoU8Iv— シュウジ (@shuji_fx) August 13, 2021
TradeviewはSTP口座、ECN口座共に業界最狭水準のスプレッド環境で取引ができます。
スプレッドの広がりも小さく安定しているので、相場状況に関わらず有利な取引が可能です。
スキャルピングトレード・EA自動売買をするなら、Tradeviewがおすすめ。
取引手数料が1ロット5ドルと非常に低く、トレードの利益率を上げやすい。
約定力も高めなので、取引回数の多いトレードと相性良し。#Tradeview— むれ@海外FXの有益情報 (@kai_fx_) November 13, 2021
取引手数料の安さにも高評価が多くありました。
ILC口座の手数料は往復5ドルと安いので、資金効率良くトレードを進められます。
Tradeviewの悪い口コミ・評判
以下は、Tradeviewの悪い口コミ・評判です。
ちょっと計画考え直さなきゃならんかも
普通にtradeviewに絞った方がいいかな
ただ出金手数料がな…
でもこの企画は最後まで出金しないからいい…か……?— よすが|FX SPACE (@yosuga____) September 24, 2021
銀行送金での出金手数料に関して悪い評判が多くありました。
Tradeviewの銀行送金は海外銀行を経由するので、35ドル+銀行間手数料が発生します。
そろそろドル円のショートをしたいと思ってTradeviewに新たに入金してるんだけど、相変わらず入出金関係は遅い😅
この点を重視する人にはホント向かないブローカーだと思う。 pic.twitter.com/Wc6uqyO0LZ— ヨネダ メガネ(海外FX) (@fxsearch1) November 9, 2021
出金スピードの遅さも悪評が多かったです。
メール申請をすれば即時対応してくれますが、他の会社に比べると遅いので注意しましょう。
出金拒否に合ったという口コミはないので、安心して利用できるブローカーではあります。
Tradeview(トレードビュー)の始め方
次に、Tradeviewの始め方を解説します。
登録から出金までの流れを解説するので、下記を参考にして始めてみてください。
登録をする
まずは、Tradeviewの登録を行います。
公式HPの中央にある「新規口座開設」をクリックしましょう。
次の画面で、個人口座or法人口座を選択して、個人情報の入力作業に移りましょう。
Tradeviewでは、1つの画面で全ての登録を行います。
- 個人情報(氏名、生年月日、住所など)
- 米国市民権に関するアンケート
- 職業に関するアンケート
- 総資産や収入源に関するアンケート
- 投資経験
これらの情報を漏れなく入力しましょう。
本人確認書類をアップロードする
上記の書類が提出できたら、次に本人確認書類のアップロードをしましょう。
画面下にある、書類提出項目よりアップロードを行います。
書類は以下2点を提出してください。
- 本人確認書類
→免許証やパスポートといった顔写真付きのもの - 住居確認書類
→現住所の記載されたクレジットカードや公共料金の明細書
上記の書類を、スマホやPCカメラなどで撮影してアップロードします。
書類のアップロードが完了したら、下にスクロールして署名をします。
最後に送信をして、口座開設が完了です。
承認後にログインIDなどが記載されたメールが届くので、大切にメールの保管をしておきましょう。
入金をする
次に、ログインをして入金作業を行います。
マイページ中央にある、「入出金」をクリック後に、入金方法が一覧形式で表示されます。
入金方法は以下の通りです。
- クレジット・デビットカード
- 銀行送金
- STICPAY
- bitwallet
- uphold
銀行送金以外は全て即時反映されます。
クレジットカードでの入金は、利益分出金時に他の出金方法を選択しなくてはいけないので注意しましょう。
オンラインウォレットであれば利益分も一括して出金できるので、資金管理が楽に行えます。
最低入金額はX levarage口座で1万円、その他ILC口座で10万円です。
入金額を間違えないように作業を行いましょう。
入金一覧にはネッテラーなどの日本居住者が使えないものも記載されています。
出金をする
入金後に取引をして、利益が出たら出金をしましょう。
入金と同じように、マイページの入出金をクリックして出金作業をします。
銀行出金では1回35ドルの手数料がかかりますが、オンラインウォレットであれば無料です。
着金されない場合はTradeviewへ催促のメールを送ると即時対応してくれる事が多いです。口座IDや出金時のスクショと共にメールを送りましょう。
Tradeview(トレードビュー)まとめ
Tradeviewについてまとめました。
- 3500ドルの信託保全を採用している信頼の持てるブローカー
- 透明性の高いA-book方式
- スプレッドが狭くスキャルピング向き
- ECN口座の手数料は往復5ドルと最安値水準
- ボーナスキャンペーンは一切なし
- 出金スピードの遅さに悪評が多い
- 最低入金額が高め
- 取引環境に拘った上級者向きのFX会社
Tradeviewは、最低入金額の高さやボーナスがない事を考えると中~上級者向きの会社です。
取引環境は高水準で、会社の信頼も厚いので安心して利用できるブローカーと言えるでしょう。
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