Wisebitcoinはそのサービス名の通り、仮想通貨に強みを持った海外FX業者です。
最近は多くの海外FX会社が仮想通貨に参入する事が増えてきましたが、Wisebitcoinは最初から仮想通貨取引を目的に設立された海外FXと言えるでしょう。
人気が急増している仮想通貨取引をこれから始めたいという方には最適な業者とも言えます。
本記事ではそんな、WISEBITCOINの概要評判までを詳しく解説していきたいと思います。
Wisebitcoinってどんな業者?
3つのおすすめポイント
Wisebitcoinは他の海外FXにはない、以下のようなおすすめポイントがあります。
- Land-FXから仮想通貨専門業社として独立した企業
- 全世界の仮想通貨取引所と連携している
- 独自ツールを提供している
詳しく見ていきましょう。
Land-FXから仮想通貨専門業社として独立している

Wisebitcoinは、新規で設立された会社ではなく既存のFX会社から派生したサービスです。
人気の海外FXサービスであるLand-FXから独立をした企業となります。
Land-FX
2013年にセントビンセント・グレナディーン諸島で設立された海外FX業者。スプレッドの狭さや約定力の高さからスキャルピングトレーダーに人気が高い。
詳しい詳細は不明とされていますが、Land-FXから独立をする形で2018年に説立された会社と言われています。
FX業界での豊富な実績を持つ企業が運営をしているので、一定水準の安全性は担保されていると言えるでしょう。
Wisebitocoin自体は金融ライセンスを保有していませんが、大元のLand Prime LTDではイギリスの厳格なライセンスを保有しています。
全世界の仮想通貨取引所と連携している

Wisebicoinは仮想通貨業者では珍しく、全世界の仮想通貨取引所との連携をしています。
仮想通貨に限らず、通貨ペアや貴金属といった銘柄は数に限りがあるものです。
つまり売買をする際は売り手と買い手が存在することになります。
売り手と買い手が少ない→市場の流動性が下がる
売り手と買い手が多い→市場の流動性が上がる
Wisebitcoinは全世界280もの取引所と提携を結んでおり、クラウド型の取引所とも言われています。
相場の流動が担保されている事はもちろん、日々アップデートが繰り返されているので、人気の仮想通貨取引所を使う事と変わらない環境での取引が可能です。
独自ツールを提供している

海外FX業者のほとんどではMT4やMT5といった共通のプラットフォームが採用されていますが、Wisebitcoinでは独自のツールが提供されています。
仮想通貨専門の海外FXではMT5の採用をしている会社がほとんどですが、Wisebotcoinではそれらのツールが使えません。
仮想通貨は変動幅が大きいので、プラットフォームの動作スピードが重くなるという懸念があります。
しかしWisebitcoinのツールは軽量かつ洗練されたデザインで、快適な仮想通貨取引ができるようになっているのです。
- 成功注文
→リアルタイムレーを見て即注文を出すオーソドックスな注文方式 - 指値注文
→レートを指定して注文をする予約型の注文方式 - 条件注文
→指値注文をする市場価格を指定できる注文方式
豊富な注文方式が利用できることから、幅広いスタイルの取引に対応できます。
条件注文はMT4やMT5では使えないので、Wisebitciin独自の魅力と言えるでしょう。
Wisebitconのサービスを徹底解剖
次に、Wisebitcoinのサービスを項目別に詳しく見ていきます。
深堀するサービス内容は以下の5項目です。
- 取引手数料
- 取り扱い銘柄
- 日本語サポート
- ボーナス
- 入出金方法
手数料は平均的~やや安めの水準で取引できる

Wisebitcoinではどの商品で取引をしても手数料が発生します。
- メイカー
→取引板に注文を並べて流動性を上げる - テイカー
→取引板に並んでいる注文を消費させて流動性を下げる
Wisebitcoinの手数料は以下の通りです。
メイカー(現物) | 0.1% |
テイカー(現物) | 0.1% |
メイカー(先物) | 0.02% |
テイカー(先物) | 0.07% |
メイカー(ETF) | 0.2% |
テイカー(ETF) | 0.2% |
全てにおいて購入時の割合に応じた手数料が発生します。
仮想通貨の業界ではこの手数料は一般的と言えます。
先物取引をできる会社は少ないのであまり比較はできませんが、現物取引で見ると平均的な水準です。
トレーダー同士で直接仮想通貨取引をするタイプでは、流動性の低さからスプレッドが広めですが、先物や現物取引ではお得に取引が可能です。
現物83種類、ETF23種類の豊富な銘柄を扱っている

Wisebitcoinでは約100種類もの豊富な銘柄を扱っています。
現物 | 83種類 |
ETF | 23種類 |
Wisbitcoinは銘柄の更新を続けているので、盛り上がりを見せる仮想通貨業界で今後も豊富な銘柄を扱ってくると考えていいでしょう。
他社ではなかなか見かけないマイナーなコインや銘柄も豊富に扱っています。
価格変動がほとんどないステーブルコインも扱っており、様々な取引に対応可能です。
日本語サポートはメールのみ

最近は海外の業者でも日本人スタッフによるサポートがある会社が増えてきました。
Wisebitcoinでも日本語サポートが提供されていますが、メールのみの対応となっています。
チャットや電話でのサービスはないので、急ぎのトラブルなどの処置には少々時間がかかってしまうと言えるでしょう。
メールサポートは公式の専用フォームから受付ができます。
24時間365日受付をしているので、不明点がある場合やトラブルの際はすぐに相談をしましょう。
豊富なボーナスキャンペーンを常時開催している

Wisebitcoinでは、豊富なボーナスキャンペーンを常時開催しています。
- 初回入金ボーナス
- SNSフォローボーナス
常時開催のボーナスは新規口座開設者に向けたボーナス制度です。
初回の100ドル以上の入金で10ドル、公式のSNSフォローで5ドルのボーナスが付与されます。
- 50%入金ボーナス
- 30%手数料割引特典
- 最大5000USDTキャッシュバック
期間限定のボーナス方が高額な傾向にあります。
今後も豊富かつ豪華なキャンペーンに期待ができるので、事前に口座開設をしてお得な情報を逃さないようにしましょう。
入手金方法は仮想通貨のみ

Wisebitcoinの入出金方法は2021年10月時点で仮想通貨のみとなっています。
- BTC
- ETH
- LTC
- BCH
- XRP
- USDT
上記以外にも豊富な銘柄で入出金ができますが、制限がかけられているものも多いです。
法定通貨での入出金はできないので注意しましょう。
仮想通貨は常に変動をしているので、レート次第では損失にも利益にもなるものです。
入出金前には自身が保有する仮想通貨のレートをよく確認しておきましょう。
Wisebitcoinのデメリット
次に、Wisebitcoinのデメリットについて紹介します。
仮想通貨は比較的新しいサービスであるため、専門の業者とはいえどもデメリットは存在するものです。
どのようなデメリットがあるのかを詳しく見ていきましょう。
公式HPの日本語が万全ではない
Wisebitcoinの公式HPは日本人向けのページが存在します。
しかしそこに記載されている日本語はとても万全なものとは言えず、翻訳サイトを通したおかしな日本語で記載されているものが多いです。
まだ日本人ユーザーの少ない業者ではありますが、公式HPの見にくさなどが不人気の要因である考えていいでしょう。
大まかな情報は把握できますが、ボーナス条件やプラットフォームの使い方などは細かな情報が少ないです。
不明点がある場合は、日本語サポートへの問い合わせをした方が賢明と言えるでしょう。
日本円でウォレット管理ができない
Wisebitcoinは、法定通貨での口座管理ができません。
入出金や資金管理の全てを仮想通貨で行う必要があります。
口座に仮想通貨を入れている状態で、その通貨が暴落してしまうと大きな損失を生む形になるのです。
反対に高騰すればその時点で利益が生まれますが、法定通貨に比べると2重のリスクがあると考えておきましょう。
- 仮想通貨を取引所から購入
- Wisebitcoinへ入金
- Wisebitcoinで取引を行う
- Wisebitcoinから出金
- 出金した仮想通貨を取引所で日本円に換金
このように、法定通貨で入出金を行う際よりも手間がかかってしまいます。
資金管理には充分注意して取引をするようにしましょう。
先物取引でファンディング利子が発生する
Wisebitcoinは、現物だけでなく先物取引も可能な仮想通貨取引所です。
先物取引ではファンディング利子が発生する仕組みとなっています。
ファンディング利子(ロールオーバー利子)
先物取引価格を現物取引価格に近付けるための調整金。日本時間の 5時・13時・21時と1に3回発生する。
このファンディング利子は利子という名称ですが、ポジションの状況によってはマイナスになるケースがあります。
ロングポジションでプラスの利子が発生した状況では、同じ銘柄のショートポジションを持った際にマイナス分の支払い義務が生じる仕組みです。
ファンディング利子は手数料ではなく、会社側が先物取引を提供するためのお金となります。
先物取引ならではの制度となっているので、不慣れな方は仕組みをよく理解した上で取引をしましょう。
Wisebitcoinの企業情報と基本情報

以下は、Wisebitcoinの企業情報を表にしたものです。
会社名 | Land Prime LTD |
設立年 | 2018年 |
会社所在地 | シンガポール |
金融ライセンス | なし |
顧客資産の管理形態 | 不明 |
2018年に設立された会社で、Land-FXと同じグループ企業ではありますが不明な点が多くあります。
会社はシンガポールにある事が分かっているものの、肝心な住所などは公表されていません。
また顧客資産の管理形態も不明で、分別管理か信託保全があるのかという情報は分かっていない状況です。
口座スペック
WisebitcoinはFX専門の業者ではないので、海外FX業者のようなスタンダード口座やECN口座が提供されているわけではありません。
1つの口座アカウントで取引をする形になります。
- 現物取引→仮想通貨、ETF
- 先物取引→USDT、コイン取引
大まかに分けて上記の4取引から選択が可能です。
口座通貨は仮想通貨で管理をされ、入金の下限はない仕組みとなっています。
取引条件
以下は、Wisebitcoinの取引条件をまとめた表です。
取引タイプ | 仮想通貨 | ETF | USDT先物取引 | コイン先物取引 |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | なし | 3倍 | 100倍 | 100倍 |
銘柄数 | 83銘柄 | 23銘柄 | 19銘柄 | 5銘柄 |
メイカー取引手数料 | 0.1% | 0.2% | 0.02% | 0.02% |
テイカー取引手数料 | 0.1% | 0.2% | 0.07% | 0.07% |
ポジション維持管理費 | なし | 0.1% | なし | なし |
ファンディング利子 | なし | なし | 受取または支払 | 受取または支払 |
スプレッド | 流動性 次第 |
流動性 次第 |
流動性 次第 |
流動性 次第 |
決済通貨 | コイン | USDT | USDT | 取引コイン |
ETFではポジションの維持管理費が発生します。
1日1回日本時間の21時に保有している場合のみ0.1%の費用が発生する仕組みです。
Wisebitcoinの始め方と使い方
次に、Wisebitcoinの始め方と使い方について解説をしていきます。
以下の手順を参考にして、Wisebitcoinでの取引を始めてみましょう。
Wisebitcoinに登録をする

まずは、Wisebitcoinの登録作業を行いましょう。
公式HPの中央にある、「サインアップ」をクリックします。
その後、表示される以下のような画面で必要情報の入力を行いましょう。

- 電話番号、もしくはメールアドレス
- ログインパスワード
- 電話かメールに届いた確認コードの入力
上記の情報が入力し終わったら同意項目にチェックを入れて、黄色のサインアップという箇所をクリックしましょう。
この工程が完了すれば簡易的な登録が完了します。
初回は自動的にログインされますが、2回目以降は自身でログインをするのでブックマークなどで保存しておきましょう。
Wisebitcoinへ入金をする

登録が完了したら、Wisebitcoinへ入金作業をしましょう。
マイページの「資産」という項目から「現物資産」を選択してクリックをします。
次の画面で様々な仮想通貨が表示されるので、入金したい仮想通貨の項目の右にある「入金」を選択して入金作業を行いましょう。

その後表示されるアドレス宛に入金をすれば完了です。
入金手続き後に即時反映されます。
本人確認書類の提出をする

Wisebitcoinでは、簡易的な登録作業で入金+取引ができます。
しかし、出金をする際は本人確認が完了して口座を有効化していないといけません。
マイページ内の人のロゴをクリック後に、「本人認証」の項目をクリックしましょう。

画面の指示に従って本人認証を行っていきます。
- 身分証明証
→免許証やパスポートなどの顔写真付きのもの - セルフィ―画像
→身分証明証と自身の顔が映った写真
上記の2種類の画像をアップロードする必要があるので、鮮明な写真を送るようにしましょう。
認証が完了すると審査が行われ口座の有効化ができます。
Wisebitcoinから出金をする

Wisebitcoinで利益が出たら、最後に出金作業を行いましょう。
入金時と同様にマイページ上部の「資産」→「現物資産」の順にクリックをします。
その後表示される仮想通貨の中から、出金したい通貨の右にある出金をクリックしましょう。

最後に出金のアドレスや出金したい金額を入力して、下の「出金」をクリックすれば完了です。
通常は3営業日ほどで出金処理と着金が行われます。
出金が遅いときはサポートへ問い合わせをしておきましょう。
Wisebitcoinの評判
次に、Wisebitcoinの評判をTwitterより紹介していきます。
実際に使っているユーザーの生の声をもとに、悪い評判も含めて見ていきましょう。
Wisebitcoinの良い評判
以下は、Wisebitcoinの良い評判です。
海外FX業者関連で仮想通貨トレードするならWisebitcoinが一番いいのかな?レバ高くて土日もトレードできる。信頼性もよくわからない業者より全然いい。
Wisebitcoinがいいというか海外FX業者で仮想通貨をトレードするのが今は若干微妙っていう感じ。— ヨネダ メガネ(海外FX) (@fxsearch1) May 12, 2019
企業の信頼度に高い評判がありました。
日本人ユーザーはかなり少ない方ですが、Land-FXと同じグループ会社で運営されているため一定の信頼感はあると考えていいでしょう。
ユーザー数がかなり少ない事もあり、これ以上の良い評判はなかった状態です。
今後日本人利用者が増えれば口コミ評価も増えていくでしょう。
Wisebitcoinの悪い評判
以下は、Wisebitcoinの悪い評判です。
#wisebitcoin #ワイズビットコイン
5月20日午前中に出金手続きして5月22日17時にsticpayに着金
その後すぐに住信SBIへ出金手続きしましたが5月23日現在まだです
7,000円以上手数料はとられるし仮想通貨取引にしては
前時代的です pic.twitter.com/MJLssG1e9T— セナマン (@SenamanCoin) May 23, 2019
出金スピードが遅いという口コミは多くある状態でした。
しかしほとんどが2年以上前の口コミであり、現在では改善がされているようです。
サイトをみてご連絡いたしました
ワイズビットコインにて入金をしたのですが、思っていたものと違い出金を申請しました。
スティックペイを利用して出入金をしているのですが
申請をしてから二日間音沙汰がありません問い合わせも返答頂けませんが問題等ありませんでしょうか
— こよん (@koyon_ura) September 13, 2019
問い合わせサポートへ連絡しても返信が来ないとの口コミもあります。
こちらも過去のツイートであり、現在は日本人スタッフにより俊敏な対応をしてくれている現状です。
Wisebitcoinまとめ
Wisebitcoinについてまとめました。
- Land-FXから独立してできた仮想通貨専門の会社
- 日本人ユーザーが少なく情報がほとんどない
- 先物取引やETFの取引ができる
- 手数料は一般的だが取引量に応じて安くなる
- 豊富なボーナスキャンペーンを開催
- 日本語サポートはメールのみでの受付
- 日本円や法定通貨に対応しておらず仮想通貨での入出金が必須
- 実績が少ないので今後に期待の将来性ある会社
実績が少ないので、情報量や公式の日本語といった面で不十分な点は多いです。
しかし、豊富な銘柄を扱っている点や先物などの取引形態が多い事は大きなメリットであると言えるでしょう。
まだ未知数な点は多いですが、今後の将来性に期待が持てる会社です。