XMトレーディングは、海外FXの中でも日本人に高い人気を誇ります。
高水準の取引環境や豊富なボーナス制度が魅力です。
このページでは、XMトレーディングの手数料というテーマで、手数料が発生する場合やコストの抑え方を詳しく解説していきます。
「XMの手数料は高い?」
「XMで手数料が発生するタイミングや手数料の種類は?」
「XMの手数料を安く抑えるコツはあるの?」
XMの手数料について上記のような疑問を抱いている方は、この記事を読んでぜひ参考にしてください。
XMトレーディングで発生する7種類の手数料一覧
XMトレーディングでは、以下の7項目で手数料が発生します。
手数料の種類 | 手数料が発生するタイミング | |
① | スプレッド | ポジションをエントリーした時 |
② | ZERO口座の取引手数料(ECN手数料) | ゼロ口座でポジションをエントリーした時 |
③ | スワップポイント(マイナススワップ) | ポジションをロールオーバーした時(日をまたいでポジションを保有した時) |
④ | 入金手数料 | 入金時(基本無料で、条件によって手数料がかかる) |
⑤ | 出金手数料 | 出金時(基本無料で、条件によって手数料がかかる) |
⑥ | 口座維持手数料 | 90日以上口座を放置して取引しなかった時 |
⑦ | 通貨が異なる口座間の資金移動(為替手数料) | 通貨が異なる口座間で資金移動した時 |
口座タイプや使い方によってはかなり手数料を抑えられるんだ。
XMトレーディングの取引にかかる手数料は3種類
まずは、XMトレーディングで取引をした際にかかる手数料を解説します。
取引時の手数料は口座タイプによって異なります。
具体的に見ていきましょう。
XMの取引にかかる手数料:スプレッド
FXでは取引毎にスプレッドという手数料が発生します。
これは全ての口座タイプ、またはFX会社でも発生するものです。
スプレッドとは?!
取引時に発生する手数料。
実際に支払いをするわけでなく、エントリー位置がスプレッドの幅分不利な位置での約定となる。
銘柄 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ZERO口座 |
USDJPY | 1.9pips | 1.9pips | 0.8pips | 0.1pips |
EURUSD | 1.6pips | 1.6pips | 0.8pips | 0.1pips |
GBPUSD | 1.9pips | 1.9pips | 0.8pips | 0.3pips |
ZERO口座は、スタンダード口座やマイクロ口座よりも狭いスプレッド水準での取引が可能です。
スプレッド計算方法
USD/JPY1.9pipsで10万通貨(1ロット)取引の場合
→0.019円x10万x1ロットx1円=1900円
1pipsは0.01円で計算されます。
つまり1ロット(10万通貨)での取引をした場合では、1.9pips=1900円の手数料があらかじめ発生しているという事です。
XMトレーディングでは変動制スプレッドを採用しているので、流動性のない相場になると大きく広がることもあります。経済指標の前後や深夜~早朝にかけてスプレッドが拡大する場合が多いので注意しましょう。
XMの取引にかかる手数料:ゼロ口座の取引手数料
口座タイプ | 取引手数料 |
スタンダード口座 | 無料 |
マイクロ口座 | 無料 |
KIWAMI極口座 | 無料 |
ZERO口座 | 1ロットあたり片道5ドル |
ZERO口座では、1ロットあたり片道5ドルの手数料がかかります。
片道という事は、新規注文~決済を含めた往復の注文で10ドルの手数料がかかるという事です。
USD/JPYで1ロットの取引をした場合
- スタンダード口座(1.9pips)
→0.019円×10万×1ロット×1円=1900円 - ZERO口座(0.1pips)
→0.01円×10万×1ロット×1円=100円+10ドル=約1000円
- MT4:ポジションをエントリーした時に、往復分の取引手数料が一括で差し引かれる
- MT5:ポジションをエントリーした時と決済した時に、片道分ずつ取引手数料が差し引かれる
XMトレーディングには豊富なボーナス制度がありますが、ZERO口座はボーナスの対象外です。
その点も考慮すると、はじめのうちはスタンダード口座などの使いやすい口座から始めるのがよいでしょう。
XMの取引にかかる手数料:スワップポイント
スワップポイント計算方法
スワップポイント=(1ポイント / 為替レート)×取引サイズ(ロット)×ポイントでのスワップ値
上記の計算方法では複雑でわからないという方は、XMの自動計算ツール「スワップ計算機」を利用すると便利です。
XMではスワップポイントをはじめ、証拠金や損益、ピップ値などさまざまな自動計算ツールが用意されています。
スワップポイントは通貨によって異なりますし、変動しているため、取引前にXMの公式サイトやMT4/MT5でチェックしましょう。
MT4でスワップポイントを確認(表示)する方法は、下記の通りです。
- MT4の気配値表示画面上で右クリックする
- 「通貨ペア」を選択する
- 通貨ペア一覧の中からスワップポイントをチェックしたい通貨ペアを選択する
- 「設定」をクリックする
- 「買いスワップ」「売りスワップ」が表示される
マイナススワップになると手数料がかかりますが、プラススワップになると手数料を受け取れます。
XMトレーディングの入出金時の手数料
次に、XMの入金手数料や出金手数料について解説します。
入出金の際は全ての方法で手数料が発生するわけでなく、各条件を満たしている場合や方法によっては手数料が無料です。
詳しく見ていきましょう。
XMの入金手数料
XMで利用できる入金方法
- 銀行送金
- クレジットカード/デビットカード(VISA)
- Bitwallet
- BXONE
- Apple Pay
XMでは国内銀行送金で10,000円以下の金額を入金した場合に、880円もしくは1,500円の入金手数料がかかります。
1万円以上の入金をしたほうがコストを抑えられるんだ。
また、銀行によっては銀行間でかかる送金手数料(数百円)が発生する可能性もあります。
銀行送金以外の入金方法を選択した場合の入金手数料は無料です。
しかし各金融機関(ウォレット)側で発生する手数料は自己負担となるので注意しましょう。
各種オンラインウォレットで入金した場合でも、利益分の出金は銀行送金での出金となります。
XMの出金手数料
XMで利用できる出金方法
- 銀行送金(※利益分は必ず銀行送金で出金する)
- クレジットカード/デビットカード(※入金額まで出金可能)
- Bitwallet(※入金額まで出金可能)
- BXONE(※入金額まで出金可能)
- XMでは、入金額までは入金時と同じ方法で出金する
- XMでは、利益が出た場合に必ず銀行送金で出金する
- XMでは、銀行送金での出金額が40万円未満の場合、2,500円の出金手数料が発生する
XMでは入金額までは入金時と同じ方法で出金する、そして利益が出た場合は必ず銀行送金で出金するというルールがあります。
たとえばBitwalletで2万円入金して取引して4万円まで増えた場合、
・2万円まではBitwallet出金
・利益分の2万円は銀行送金で出金
このように出金する必要があります。
出金額40万円未満 | 手数料一律2500円 |
出金額40万円以上 | 手数料無料 |
40万円以下の出金であれば、一律2500円の手数料が発生します。
出金最低額は1万円と定められていますが、40万円以下の出金をこまめに行うと手数料によって利益を減らすこともあるので注意しましょう。
クレジットカードや各種オンラインウォレットで入金をして、入金額と同等金額を返金する場合は手数料無料となります。しかし、利益分は出金できないので注意しましょう。
XMトレーディングの口座維持手数料
XMトレーディングでは、一定期間で取引+入出金が行われていない口座を休眠口座という扱いにします。
期間は90日以上となっており、90日以上経過した時点で口座維持費用として5ドル/月かかります。
別途支払いをするという事もないので、しばらく取引しない場合は全額出金をしておくといいですよ。
90日以上が経過して口座残高を0円にしていると口座凍結扱いになります。
その場合は追加口座を作れば取引再開可能です。
口座維持の5ドルを支払っている場合は、サポートに口座復活の旨を伝えるとすぐに取引再開できます。
XMトレーディングの通貨が異なる口座間の資金移動(為替手数料)
XMでは、口座間の資金移動での手数料は基本的に発生しません。
ただし例外として、資金移動する口座間で通貨が異なる場合、0.3%の為替手数料が発生します。
XMトレーディングで手数料を抑えるコツ
次に、XMトレーディングで手数料を抑えるコツを紹介します。
XMトレーディングポイントを貯める
XMトレーディングではXMトレーディングロイヤリティプログラム(XMP)という、独自のボーナス制度が常時開催されています。
取引ごとにポイントが貯まっていくシステムとなるので、取引回数が多いほど必要なコストを抑えられるのです。
ランク名 | 取引期間 | 1ロットあたりのポイント量 |
Executive | — | 10XMP |
Gold | 30日以上 | 13XMP |
Diamond | 60日以上 | 16XMP |
Elite | 100日以上 | 20XMP |
最高ランクになると最大で20ポイントが付与されます。
現金交換→ポイント÷40
取引ボーナスに交換→ポイント÷3(米ドル計算)
100ポイント貯めた場合だと現金交換で250円、取引ボーナスで約3000円と交換可能です。
ポイントは新規注文~10分以上の決済が対象となりますが、XMトレーディングをメイン口座として使えばよりお得に稼げますよ。
スタンダード口座やマイクロ口座で取引する
スタンダード口座かマイクロ口座、KIWAMI極口座で取引することで、取引毎の手数料はスプレッドのみになります。
スプレッドのコストは実際に支払いをするわけでは無いので、損益計算がしやすくZERO口座よりもおすすめです。
※KIWAMI極口座は取引手数料が無料で一部銘柄のスワップ手数料が発生しないというメリットがありますが、プラススワップがない、入金キャンペーンとXMトレーディングポイントは対象外という点がデメリットです。
取引コストを抑えるならスタンダード口座かマイクロ口座がおすすめだね。
また、XMトレーディングでは入金ボーナスなどの制度もあるので、自己資金を抑えた取引にも適しています。
最初のうちはスタンダード口座かマイクロ口座で手数料を抑えた取引をするといいでしょう。
取引手数料を経費にする
ZERO口座では1ロットあたり片道5ドル、往復で10ドルの手数料が発生しますが、これは全て経費として計上できます。
1年に1度の確定申告時に、かかった手数料を経費として申告することで節税対策に繋がるのです。
取引毎に発生するスプレッドは、実際に支払いをするわけではないので経費としての計上ができません。
あくまでもZERO口座で取引する場合の手数料が経費として認められます。
海外FXの税率は国内FXに比べて高いので、税制の面ではZERO口座が有利とも言えますね
40万円単位で入出金をする
出金の際には銀行送金のみとなりますが、40万円以下の出金では一律2500円の手数料がかかります。
40万円以上であれば手数料無料ですぐに出金できるので、利益が40万円に達した場合or40万円単位での入出金をすれば手数料を抑えられるのです。
その他の入金方法では、同じ方法に入金額が返金されるから意味がなくなるよ。
- 良い例
40万円を銀行入金→利益が出た時点で全額出金→再度40万円単位で銀行入金 - 悪い例
40万円をクレジットカード入金→利益が40万円以上でないと銀行出金が無料にならない
XMトレーディングの手数料まとめ
XMトレーディングの手数料についてまとめました。
- ZERO口座のスプレッドは狭いが、取引手数料により実質コストは変わりがない
- 銀行送金は1万円未満の入金で一律880円もしくは1,500円の手数料がかかる
- クレジットカードは入金手数料のかからない入金方法
- 40万円以下の銀行出金は一律2500円の手数料が発生
- XMトレーディングポイントを貯めると実質の取引コストを抑えられる
- ZERO口座の手数料は経費として申告可能
XMトレーディングは豊富なボーナス制度により、実質的なコストを抑えた取引ができます。
スプレッドの広さやZERO口座の手数料は若干高めではありますが、XMでの取引は最終的なコストが圧倒的に安くなると考えていいでしょう。
資金効率をよくするためにも、余計な手数料はかけずに取引することがおすすめですよ。