XMTrading(XMトレーディング)は豊富なボーナス制度や企業の安全性の高さから、海外FX初心者に高い人気を誇ります。
XMで取引しようと思っている方の中には、下記のように様々な疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
「XMは1ロットいくら?」
「XMで取引するなら自分の資金で何ロット持てる?」
「XMの口座タイプごとのロット制限(最小ロット・最大ロット)は?」
「XMのpipsあたりの損益計算方法は?」
この記事では、XMのロットやpips(ピプス)に関する情報と、証拠金や損益の計算方法について解説します。
ロットに関する知識がないままトレードすると、適切なロットの調整ができずに損失を出すリスクがあるので注意が必要です。
この記事を読んでXMのロットやpipsについての知識を深めましょう。
ロットとは?
FXのような外国為替では日本円、米ドル、ユーロといった様々な通貨のペアで取引をします。
1ドルは110円程度であることはよく知られていますが、EUR/USDはいくらか、EUR/GBPはいくらであるかというのは日本では馴染みのない通貨単位なので分からない方が多いと思います。
そこでFXでは通貨単位をロット(lot)という共通の単位で定めているのです。
通貨の単位を統一するためにロットが定められているんだね。
XMトレーディングの1ロット(通貨単位)はいくら?
1ロットあたりの金額=為替レート×通貨単位
1ドル150円の場合
150×10万通貨=1,500万円(1ロット)
XMTradingでは4つの口座タイプがありますが、それぞれ1ロットの単位には違いがあるので注意しましょう。
口座タイプ | 1ロットの通貨単位 | 1ロットあたりいくら? (※円換算は1ドル=150円の場合) |
スタンダード口座 | 10万通貨 | 10万ドル/約1,500万円 |
マイクロ口座 | 1,000通貨 | 1,000ドル/約15万円 |
ZERO口座 | 10万通貨 |
10万ドル/約1,500万円 |
KIWAMI極口座 |
10万通貨 |
10万ドル/約1,500万円 |
XMでは0.01ロットから取引できます。そして、マイクロ口座のみ1ロットの通貨量が1,000通貨となっていることに注意しましょう。
次に、1ロットに必要な証拠金の計算方法を紹介しますね!
XMトレーディングで1ロットに必要な証拠金の計算方法
必要証拠金=現在のレート×取引量(通貨量)÷レバレッジ
必要証拠金とは、たとえばXMで取引する際にXMに担保として預け入れる金額のことです。
XMは口座タイプによって最大レバレッジが異なります。最大レバレッジで取引した場合の必要証拠金を口座タイプごとに紹介します。
口座タイプ別に必要証拠金を計算
※通貨ペアはUSDJPY、現在のレートは1ドル150円だと仮定して必要証拠金を計算しました。
口座タイプ | 通貨ペア | 最大レバレッジ | 必要証拠金 |
スタンダード口座 | USDJPY | 1,000倍 | 15,000円 |
マイクロ口座 | USDJPY | 1,000倍 | 150円 |
ZERO口座 | USDJPY | 500倍 | 30,000円 |
KIWAMI極口座 | USDJPY | 1,000倍 | 15,000円 |
上記の通り、レバレッジや取引量(通貨量)によって必要証拠金には差が出るため、どの口座タイプを選択するかは重要なポイントです。
必要証拠金の自動計算ツールがある
XMには必要証拠金を自動で計算してくれるツール「証拠金計算機」があります。
利用方法は下記の通りです。
- XMトレーディング公式HPの「FXを学ぶ」→「FX計算ツール」の順にクリックする
- 証拠金計算ツールの「詳細を読む」をクリックする
- 表示された画面に従って入力して「計算する」をクリックする
ただ必要な情報を入力するだけで自動計算してくれる便利なツールなので、ぜひご活用ください。
XMトレーディングの口座別での最小ロット数(通貨数)
XMでは口座タイプによって最小ロット数および通貨数が異なります。詳細は下記の通りです。
口座タイプ | 最小ロット数 | 1回の取引で注文できる通貨数 |
スタンダード口座 | 0.01ロット | 1,000通貨 |
マイクロ口座 | MT4口座:0.01ロット MT5口座:0.1ロット |
MT4口座:10通貨 MT5口座:100通貨 |
ZERO口座 | 0.01ロット | 1,000通貨 |
KIWAMI極口座 | 0.01ロット | 1,000通貨 |
XMトレーディングの口座別での最大ロット数(通貨数)
XMTradingの口座別での最大ロット数および通貨数は以下の通りです。
口座タイプ | 最大ロット数 | 1回の取引で注文できる通貨数 |
スタンダード口座 | 50ロット | 500万通貨 |
マイクロ口座 | 100ロット | 10万通貨 |
ZERO口座 | 50ロット | 500万通貨 |
KIWAMI極口座 | 50ロット | 500万通貨 |
スタンダード/ZERO/KIWAMI極口座では500万通貨もの取引が可能です。
1ドル150円の場合
500万通貨×150円=7億5,000万円
XMトレーディングで高ロット取引をする際の注意点
XMTradingのスタンダード口座とZERO口座を使えば、最大50ロット(500万通貨) の高額取引ができるということが分かりました。
次に紹介するのは、XMTradingで高ロットの取引をする際に注意すべき点です。
高ロットの大口投資を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
口座残高によるレバレッジ制限に注意
XMTradingでは最大1,000倍の高レバレッジがかけられますが、口座残高が多くなると最大レバレッジが引き下げられます。
有効証拠金総額(口座残高) | 最大レバレッジ |
$5~$40,000 | 1,000倍 |
$40,001~$80,000 | 500倍 |
$80,001~$200,000 | 200倍 |
$200,001以上 | 100倍 |
※Zero口座の最大レバレッジは500倍で、最大レバレッジを適用させるには合計有効証拠金額が$5~$80,000必要です。
最大ロット数を取引する場合は銘柄によりますが、証拠金が多く必要になるため、最大レバレッジは引き下げられると考えていいでしょう。
会社によっては制限のない会社もありますよ。
レバレッジを高くかけたい方は、複数口座で資金を調整するのがおすすめです。
最大ポジション数に注意
XMトレーディングでは、最大200ポジションまでが保有できます。
XMTradingでは1人あたり8つまで口座を持てますが、複数口座の合計が200ポジションまでという制限になります。
pips(ピップス)とは?
ピップスはXMトレーディングだけでなく、全てのFX会社での共通単位です。
世界各国の通貨ではそれぞれ金額が異なるので、ピップスという単位を使って統一しています。
pipsは通貨の最小単位の1%を指します。
日本円の場合1円の1%→1pips0.01円
米ドルの場合1ドルの1%→1セント
米ドルに限らず、ユーロやポンドといった外国通貨は1pipsが0.001通貨になります。
pips(ピップス)表示方法
XMトレーディングでは、MT4かMT5を使った取引ができます。
MT4とMT5では、それぞれ同手順で保有しているポジションの損益をpipsで確認が可能です。
上部の表示→「ターミナル」から取引を選択して、画面上で右クリックしましょう。
損益表示形式からポイントで表示をクリックすると、損益がpipsで表示されます。
XMトレーディングの1pipsあたりの損益計算方法
損益=ロット数×通貨単位×(決済価格-注文価格)
次は1pipsあたりの損益計算方法について解説します。FXトレードの損益は、上記の計算方法で算出できます。
XMトレーディングではスタンダード口座で最低1000通貨、マイクロ口座で10通貨からの取引が可能です。
取引数量 | 1pipsの価値 |
10通貨 | 0.1円 |
100通貨 | 1円 |
1000通貨 | 10円 |
1万通貨 | 100円 |
10万通貨 | 1000円 |
つまり10万通貨(1ロット)で、50pipisの値幅が獲得できれば5万円の利益がでるという計算です。
XMの口座タイプ別に1pipsの損益を計算
口座タイプごとに、1ロットの取引で1pips相場が動いた時の損益を計算してみましょう。
※USDJPYを100.00円で買い注文、100.01円で売り決済した場合(ドル円は0.01円=1pips)
口座タイプ | 通貨単位 | 計算式 | 1pipsの損益(1ロットの取引) |
スタンダード口座 | 1ロット=10万通貨 | 1ロット × 10万通貨単位 ×(100.01円 – 100.00円) | 1,000ドル |
マイクロ口座 | 1ロット=1,000通貨 | 1ロット×1,000通貨単位×(100.01円 – 100.00円) | 10ドル |
ZERO口座 | 1ロット=10万通貨 | 1ロット × 10万通貨単位 ×(100.01円 – 100.00円) | 1,000ドル |
KIWAMI極口座 | 1ロット=10万通貨 | 1ロット × 10万通貨単位 ×(100.01円 – 100.00円) | 1,000ドル |
XMトレーディングではピプス計算機が無料で使える
XMには損益を自動で計算してくれるツール「損益計算機」があります。
- XMトレーディング公式HPの「FXを学ぶ」→「FX計算ツール」の順にクリックする
- ピップ値計算ツールの「詳細を読む」をクリックする
- 表示された画面に従って入力して「計算する」をクリックする
各通貨ペアやロット数量を入力するとピップスの計算が可能です。
XMトレーディングのロットに関するまとめ
XMTradingのロット数量についてまとめました。
- XMTradingの最大ロット数量は50ロット(500万通貨)まで
- マイクロ口座では最大100ロット(10万通貨)まで
- 証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかる
- 最大ポジションは全ての口座を合わせて200ポジションまで
XMは、最大ロット数量の多さから高額取引に適している環境です。
大口の投資では、レバレッジ制限などのルールによく注意して取引するようにしましょう。