XMトレーディングでは、3種類の方法から自身のトレードスタイルに合った注文方法が選べます。
- 成行注文
- ワンクリックトレード
- 指値・逆指値注文
それぞれ異なる注文種別であるため、手法や取引スタイルに合ったものを選択しましょう。
このページではそんな、XMトレーディングの注文方法というテーマで詳しく解説をしていきます。
XMトレーディングの注文方法
初めにXMトレーディングの注文方法を紹介します。
成行注文
成行注文は、FXをやるうえで最もオーソドックスな注文方法です。
成行注文(なりゆきちゅうもん)とは?!
MT4やMT5を見てリアルタイムレートに対して注文を行う方法。
利益確定や損切りのポイントが設定可能。
MT4/MT5の上部にある「新規注文」をクリックすると、以下のような画面が表示されます。
この画面から注文を行います。
項目 | 解説 |
通貨ペア | 注文したい銘柄を選択 |
数量 | ロット数量を入力 |
決済逆指値 | 損切りの数値 |
決済指値 | 利益確定の数値 |
成行売り | 下落予想のエントリー |
成行買い | 上昇予想のエントリー |
〇〇pipsで利益確定もしくは損切りをしたいと決めている場合は、決済指値と決済逆指値を入力するといいですよ。
ロット数量は、XMトレーディングの口座タイプによって違いがあるので注意しましょう。
- スタンダード口座の1ロット→10万通貨
- Zero口座の1ロット→10万通貨
- KIWAMI極口座の1ロット→10万通貨
- マイクロ口座の1ロット→1000通貨
間違えないようにしなくちゃ。
- スタンダード口座→USDJPY
- Zero口座→USDJPY.
- KIWAMI極口座→USDJPY#
- マイクロ口座→USDJPY micro
口座タイプごとの表示やロット数量を把握したうえで取引しましょう。
ワンクリックトレード
ワンクリックトレードは、スキャルピングトレーダーに人気の注文方法です。
ワンクリックトレードとは?
売りと買いの表示がチャート上に表示され、ワンクリックで注文ができる方法。
チャートを右クリックして「ワンクリックトレード」を選択すると、チャートの左上に注文画面が表示されます。
SELL、BUYといった表示は売りと買いという意味で、いずれかをクリックすると注文が確定します。
真ん中の1.00はロットの数量であり、自由に調整ができます。
表示させたチャートの通貨で取引できるので、成行注文時の通貨選択といった工程を省いて取引可能です。
指値・逆指値注文
指値・逆指値注文は、注文したい価格の予約をする方法です。
指値・逆指値注文とは?!
買いたい価格、売りたい価格を指定して、その価格に値が到達した際に注文される方法。
成行注文時の画面から、注文種別で指値注文を選択すると以下のような画面になります。
項目 | 解説 |
通貨ペア | 注文したい銘柄 |
数量 | ロットの数量 |
決済逆指値 | 損切りの価格 |
決済指値 | 利益確定の価格 |
注文種別 | 注文の方向 |
価格 | 注文する価格 |
有効期限 | 注文が通らなかった場合の期限 |
指値注文では注文種別が最も重要な点ですね。
- Buy Stop→現在価格より上昇時に買いの注文が入る
- Buy Limit→現在価格より下落時に買いの注文が入る
- Sell Limit→現在価格より上昇時に売りの注文が入る
- Sell Stop→現在価格より下落時に売りの注文が入る
注文例を見ていきましょう。
USD/JPYが残り10pips上昇したら、反発すると見込んで逆張りの売りを入れたい
→現在価格より10pips上昇した値でSell Limit
USD/JPYが残り5pips下落したら、まだまだ下落トレンドが続くと見て順張りを入れたい
→現在価格より5pips下落した値でSell Stop
逆張りか順張りで注文種別が異なる仕組みです。
また、相場が急変動を起こすタイミングでは、約定の値にずれが生じる場合があります。
「約定がこの値までずれてもエントリーするorしない」というような、幅も設定できるのであらかじめ設定しておきましょう。
XM MT4の注文方法「指値注文」について
指値注文とは予約注文のこと。たとえば現在1ドル145円で、1ドル150円に上がったら売る、1ドル140円に下がったら買う、といったように有利なレートで予約注文する方法です。
MT4のチャートではどのように見ればよいか、具体的な画像とともに解説します。
XM MT4で指値注文をする具体例
- 現在よりもチャートが下がったら(安くなったら)→買い
- 現在よりもチャートが上がったら(高くなったら)→売る
FXは下落と下降を繰り返すので、下落したら上昇する(逆も然り)と予測できます。そのため上記は有利なレートだとされているのです。
「チャートが下落したら買い注文」「チャートが上昇したら売り注文」をして、現在よりも有利なレートのときに指値注文をしましょう。
指値注文「新規注文」:ポジションを持っていない場合
XMでポジションを持っていない場合は、新規で指値注文をする。
- 現在から指値で下がった価格を指定して、新規で買いの指値注文をする
- 現在から指値で上がった価格を指定して、新規で売りの指値注文をする
価格を指定して予約注文をしておくことで、常にXMのMT4(MT5)のチャートに張り付いていなくても、自動的にエントリーされるので便利です。
XM MT4にて新規で指値注文する手順をまとめました。
- 「新規注文」を選択する(※下記は注文画面の入力項目です)
- 取引したい通貨ペアを選択する
- 取引ロット数を入力する
- 注文種別で「指値注文」を選択する
- 注文種別で「Buy Limit(指値買い)」、もしくは「Sell Limit(指値売り)」を選択する
- エントリーしたい価格を入力する
- 任意でいつまで予約を継続するか選択する
- 「発注」をクリックする
指値注文「利益確定」:ポジションを持っている場合
XMでポジションを持っている場合は、利益確定のために指値注文をする。
- 売りポジション保有中は、現在から指値で下がった価格を指定して「買い」の指値注文をすることで利益確定できる
- 買いポジション保有中は、現在から指値で上がった価格を指定して「売り」の指値注文をすることで利益確定できる
ポジション保有中に指値注文する手順は下記の通りです。
- 保有ポジション一覧から「決済指値」のレート部分をクリックする
- 決済指値の項目で、利益確定したい価格を入力する
- 変更ボタンをクリックする
XMでポジション保有中に指値注文をすることで、MT4の画面に張り付いていなくても利益確定のための予約ができます。
XM MT4の注文方法「逆指値注文」について
逆指値注文も指値注文と同じく予約注文のことで、その名の通り指値注文とは逆の考え方をします。
たとえば現在1ドル145円で、1ドル150円に上がったら買う、1ドル140円に下がったら売る、といったように指値注文とは逆の考え方で予約注文する方法です。
MT4のチャートではどのように見ればよいか、具体的な画像とともに解説します。
XM MT4で逆指値注文をする具体例
- 現在よりもチャートが下がったら(安くなったら)→売る
- 現在よりもチャートが上がったら(高くなったら)→買う
指値注文の項目で解説しましたが、本来FXは下落と下降を繰り返すので、下落したら上昇する(逆も然り)と予測できます。そのため上記は有利なレートだとされているのです。
しかし逆指値注文はその逆の考え方をして注文する方法。「さらに下がるだろう」「さらに上がるだろう」と予測して注文します。
逆張りをしたい方は「チャートが下落したら売り注文」「チャートが上昇したら買い注文」をしましょう。
逆指値注文「新規注文」:ポジションを持っていない場合
XMでポジションを持っていない場合は、新規で逆指値注文をする。
- 現在から指値で下がった価格を指定して、新規で売りの逆指値注文をする
- 現在から指値で上がった価格を指定して、新規で買いの逆指値注文をする
XM MT4にて新規で逆指値注文する手順は下記の通りです。
- 「新規注文」画面を開く
- 取引したい通貨ペアを選択する
- 取引ロット数を入力する
- 注文種別で「指値注文」を選択する
- 注文種別で、「Buy Stop(逆指値買い)」もしくは「Sell Stop(逆指値売り)」を選択する
- エントリーしたい価格を入力する
- 任意で、いつまで予約を継続するか選択する
- 「発注」をクリックする
逆張り派の方は、このように価格を指定して予約注文をしておくことで、常にXMのMT4(MT5)のチャートに張り付いていなくても、自動的にエントリーされるので便利です。
逆指値注文「損切り設定」:ポジションを持っている場合
XMでポジションを持っている場合は、損切りのために逆指値注文をする。
- 買いポジション保有中は、現在から指値で下がった価格を指定して「売り」の逆指値注文をすることで損切りできる
- 売りポジション保有中は、現在から指値で上がった価格を指定して「買い」の逆指値注文をすることで損切りできる
XMでポジション保有中の場合、これ以上の損失を増やさないための損切り設定として逆指値注文をします。
損切り設定のために逆指値注文をする手順は下記の通りです。
- 保有ポジション一覧から「決済逆指値」のレート部分をクリックする
- 決済逆指値で、損切り設定の価格を入力する
- 変更ボタンをクリックする
XMでポジション保有中に逆指値注文をすることで、損切りのための予約ができます。
XMトレーディングの決済方法
次に、XMトレーディングの決済方法を見ていきましょう。
決済方法は以下の3種類から選択できます。
- 成行決済
- 指値決済
- ポジションの分割決済
成行決済
成行決済は、現在価格で決済をするといったオーソドックスな決済方法です。
MT4の場合:表示→ターミナル→取引
MT5の場合:表示→ツールボックス→取引
上記の手順で保有しているポジションの注文状況が表示されます。
損益の右側にある×印をクリックすると決済完了です。
初回決済時は同意画面が表示されますが、2回目以降は表示されないので間違えないように注意しましょう。
指値決済
指値決済は、成行注文や指値注文時に価格を指定する決済方法です。
損切り時と利益確定時の値を指定できます。
ポジションの分割決済
分割決済は、注文したロット数量を分けて決済する方法です。
(例)1ロットの注文→0.5ロットだけ決済して残り0.5ロットは継続して保有
成行注文の選択後に、決済したい分のロット数量を入力すると完了です。
損切り指定をしたほうがいい人としなくてもいい人
FXは、自身で損切り決済を行うことが一般的です。
そのため、注文時に指値で損切りのレートを指定している人が多い傾向にあります。
リスク回避のために当然ともいますが、以下のような人は例外として損切り指定をしなくても良い人です。
- 証拠金ギリギリで粘った勝負をしたい人
- 投資資金の一部のみ口座に預けている人
上記2タイプの共通点は、仮に口座残高が0になっても大きな痛手はなく再起できるという点です。
XMトレーディングでは証拠金維持率30%までの粘った勝負ができます。
投資資金の一部だけを入金しておけば 再起できるので、ハイレバレッジで高リターンが見込めるのです。
基本的には損切り設定はした方がいいといえますが例外もありますね。
XMトレーディングの注文方法まとめ
XMトレーディングの注文方法についてまとめました。、
- 注文方法は3種類から選択可能
- スキャルピングはワンクリックトレードがおすすめ
- 指値注文は手法によって注文種別が異なる
- ポジション保有中に指値注文することで利益確定の設定ができる
- ポジション保有中に逆指値注文することで損切り設定ができる
- 基本的には損切りレートを指定して、リスクの管理をした方が良い
複数の方法から、自身の手法や取引スタイルに合った注文方法を選択しましょう。
チャートに張り付けない方は、指値や決済指値を入れて、注文や決済の予約を入れておくと便利です。