XMトレーディングでは、以下4銘柄の貴金属取引ができます。
- ゴールド
- シルバー
- パラジウム
- プラチナ
今回紹介するのはパラジウムです。
生活に欠かせない需要の高い資源である事から、暴落のリスクがなく安全資産としての認識が強い銘柄となっています。
このページでは、XMトレーディングのパラジウム取引というテーマで値動きの特徴や取引ルールを詳しく解説していきます。
パラジウムトレードの特徴
パラジウムとは、1800年頃に発見されたプラチナ系の金属を指します。
- 自動車用触媒
- 電子回路の接点やコネクタ
- 銀歯
- 電子工業用部品
マイナーな資源ですが、人々の生活には欠かせないものが多いです。
暴落リスクが少ない
パラジウムは、貴金属銘柄の中でも暴落リスクの少ない銘柄です。
生活に欠かせないものに使われているという性質から、一定の需要は担保されています。
株式や通貨のように急な売買がケースはとても少ないので、安全資産としての認識が強い傾向です。
2014年~現在までのチャートを見ると、需要の増加から価値が上がり続けています。
世界経済の影響を受けやすい
世界経済が悪化すると、各国の株式指数などは下落する傾向にあります。反対に経済の好転では株の上昇が見込めるポイントです。
パラジウムは、株価変動があると連動した値動きをしやすい銘柄となります。
2020年には新型コロナウィルスの影響による需要減から一時的に下落をしましたが、その後はすぐに価格を戻しています。
パラジウムの取引をするには、世界情勢の動向に注目しましょう。
XMトレーディングのパラジウム取引ルール
次に、XMトレーディングでのパラジウム取引ルールを解説します。
通常の通貨ペアや貴金属とは違うルールも多いので、取引前にしっかり把握しておきましょう。
先物取引のみ
XMトレーディングでパラジウムの取引をするには、現物でなく先物での取引となります。
先物取引とは?!
未来の売買価格を現時点(売買するタイミング)で約束をする取引形態。
あらかじめ売買価格や数量の約束だけをして、約束の日が来た時点で決済を行う。
通常のFX通貨ペアのように、自由に購入して好きなタイミングで売るということはできません。
あらかじめ限月という決済期限が定められています。
最大22倍のレバレッジ
XMトレーディングでパラジウム取引をする場合は、最大22倍のレバレッジがかけられます。
たとえパラジウムの取引であったとしても、ゼロカットは適用されるので証拠金以上の損失が出ることはありません。
スプレッド
パラジウムのスプレッドは、1ロット取引で約5ドルほどとなっています。
これは他社と比べても一般的なスプレッド水準です。
海外FX会社 | スプレッド |
XMトレーディング | 5ドル |
AXIORY | 5ドル |
HotForex | 4ドル |
スワップポイント
貴金属銘柄で取引すると、売りと買いの両方でマイナススワップになるケースが多いです。
しかしXMトレーディングでのパラジウム取引は、先物取引一択となるのでスワップポイントはつきません。
取引時間
パラジウムの取引時間は以下の通りです。
取引時間 | 金曜日の閉場 | |
夏時間 | 8:05~6:55 | 6:10 |
冬時間 | 7:05~5:55 | 5:10 |
早朝の1時間ほどは、メンテナンスのため取引ができません。
また週末の金曜日は閉場する時間も早くなるので、取引前にしっかり確認しておきましょう。
パラジウムの証拠金計算方法
次に、XMトレーディングでパラジウムを取引する際の証拠金計算方法を紹介します。
XMで扱っているパラジウムは米ドル建ての取引です。
円建て口座で取引する際の証拠金は、USD/JPYの価値によって変動すると覚えておきましょう。
パラジウムの単位はトロイオンスという単位を用います。
1ロット=10トロイオンス
2021年6月時点のレートがパラジウム→約2476ドル、1ドル→約110円だったので、それをもとに計算していきましょう。
(1ロット×10トロイオンス×2476ドル)÷レバレッジ最大22倍=1125ドル
1125×110円=12万3750円
1ロットあたり約12万円で取引できる計算となります。
XMトレーディングのパラジウム取引まとめ
XMトレーディングのパラジウム取引についてまとめました。
- パラジウムの価値は高いが暴落リスクが少ない銘柄
- 世界経済の動向に影響されやすい
- XMトレーディングでは先物のみ取引可能
- 証拠金約1000円ほどから取引できる
値幅が大きいという性質上、大きな利益を出したい場合に最適な銘柄です。
XMトレーディングでは最大22倍のレバレッジがかけられるほか、ゼロカットも適用されるのでローリスクハイリターンの投資ができます。