XMトレーディングは、日本人人気の最も高い海外FXです。独自のメリットが豊富な事から、スキャルピングで利用する方も多い傾向にあります。
XMトレーディングはスキャルピングが公式に認められていますが、スプレッドの広さからスキャルピングには不向きと考える方も少なくありません。
XMトレーディングのスキャルピングというテーマでメリット・デメリットや効率のよい取引方法を詳しく解説します。
スキャルピングはXMトレーディングでは公式に認められた取引方法
スキャルピングとは、エントリーしてから数秒~十数分の間に決済を行う短期売買の手法です。海外FX会社によってはこのスキャルピングを禁止している会社もありますが、XMトレーディングでは公式に認められた取引方法となっています。
スキャルピングは決済までの時間が早いので、小さな値幅を狙って取引をします。それを1日に何度も取引することで、小さな利益を積み上げていく投資スタイルです。
XMトレーディングではスキャルピングが向かない理由
次に、XMトレーディングでスキャルピングをするデメリットを紹介します。
- ZERO口座の手数料が高い
- スタンダード口座のスプレッドが他社よりも広い
- 10分以内のスキャルピングはキャッシュバックの対象外
ZERO口座の手数料が高い
XMトレーディングでは、スプレッドの狭いZERO口座が提供されています。スプレッドが狭いのでスキャルピングに適した口座であると考えられやすいですが、取引毎に手数料がかかるデメリットがあるのです。
また、ZERO口座の手数料は1ロットあたり片道5ドルと高めです。
注文~決済までの往復で10ドルの手数料を支払う必要があるので、積極的にスキャルピング取引をしたい方には不向きと言えるでしょう。
ZERO口座ではXMトレーディングポイントも付与されないので、スタンダード口座かマイクロ口座でのスキャルピングがおすすめです。
スプレッドが他社よりも広め
XMトレーディングは海外FXの中でもスプレッドが広めの水準となっています。以下は、XMトレーディングと他社のスタンダード口座でスプレッドを比較をしたものです。
会社X | XMトレーディング | AXIORY | BigBoss |
USD/JPY | 1.6pips | 1.2pips | 1.5pips |
EUR/JPY | 2.2pips | 1.3pips | 2.1pips |
GBP/JPY | 3.2pips | 1.4pips | 2.5pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.1pips | 1.9pips |
AUD/JPY | 3.0pips | 1.6pips | 1.8pips |
メジャー通貨ペアなどの値幅が小さい銘柄では、他社に比べてスキャルピングでの利益を出すのは難しいと言えるでしょう。
通常のスプレッドは広めですが、広がりにくく安定しています。そのため、相場状況によってはXMトレーディングの方がスプレッドが狭くなっている時間帯があることも珍しくありません。
10分以内のスキャルピングはキャッシュバックの対象外
XMトレーディングでスキャルピングが推奨されない主な理由の一つは、10分未満の取引にXMポイントが適用されないことです。
XMトレーディングポイント(XMトレーディングP)とは?!
取引毎にボーナスが付与される制度。1ロットあたり10~20ポイントが付与され、ポイント÷3=ボーナス(米ドル)が貰える。
XMトレーディングで効率よくスキャルピング取引をする方法
XMトレーディングで効率よくスキャルピングをする方法は以下の通りです。
- スタンダード口座かマイクロ口座を使う
- 10分以上経ってから決済をする
- GOLDなどの値幅が大きい銘柄を狙う
スタンダード口座かマイクロ口座を使う
XMトレーディングでは、複数の口座タイプを提供しており、スキャルピングにはスタンダード口座またはマイクロ口座が適しています。これらの口座では、取引手数料が低く設定されているため、小さな利益を追求するスキャルピング取引に最適です。
マイクロ口座は特に、少額から取引を始めたいトレーダーにおすすめで、1ロットあたりの単位が小さいため、リスクを抑えつつ取引を行うことができます。
10分以上経ってから決済をする
XMトレーディングでは、10分以内に開始から決済までを行うスキャルピング取引は、ロイヤリティプログラムの対象外となります。このプログラムを利用することで、取引コストを削減できるため、10分以上の取引を心がけることが重要です。
10分以上取引を保持することで、ロイヤリティポイントが獲得できますので、これをキャッシュバックや他のボーナスに交換することができます。ロイヤリティポイントの積み重ねが取引コストを効果的に下げ、利益率を高めることができるのです。
GOLDなどの値幅が大きい銘柄を狙う
スキャルピング取引では、小さな価格変動から利益を得ることが目的です。そのため、値幅が大きい銘柄を選択することが重要です。GOLD(金)や大きな値動きを見せる通貨ペアなど、ボラティリティが高い銘柄を狙うことで、短期間での価格変動から大きな利益を得るチャンスが増えます。
ただし、ボラティリティが高い銘柄はリスクも大きいため、リスク管理には十分注意し、損切りポイントを事前に設定するなどの対策を取ることが重要です。
XMトレーディングのスキャルピングまとめ
XMトレーディングで効率的にスキャルピング取引を行うためには、適切な口座タイプの選択、取引時間の管理、そしてボラティリティの高い銘柄の選択が鍵となります。
- XMトレーディングではスキャルピングが公式に認められている
- 10分以上での決済であれば取引ボーナスがお得に稼げる
- GOLDなどの値幅が大きい銘柄でのスキャルピングがおすすめ
取引ボーナスを有効に稼ぐためにも、10分以上での決済でスタンダード口座かマイクロ口座を選択するといいでしょう。
また、GOLDなどの値幅が大きい銘柄を積極的に取引することで、スプレッドの広さが気にならない利点があります。