FXでは、2国間の金利差を利用したスワップポイントを使って利益を上げることができます。
通常のトレードのように、短時間で大きな利益を上げることができませんが、少しずつ利益を積み上げたい堅実なトレーダーに人気の方法です。
スワップポイントとは、簡単にいうと2ヶ国間の金利差調整分のことです。
たとえば、日本のような金利の低い国の通貨を売って、トルコやメキシコ、南アフリカのような金利の高い新興国通貨を買うと、金利差が生じるため、ポジションを保有している間はスワップポイント(金利差調整分)が発生します。
日本と南アフリカランドで取引した場合を見てみましょう。
金利の低い日本円で南アフリカランドを買った場合
→金利差のスワップポイントを受け取れる
金利の高い南アフリカランドで日本円を買った場合
→金利差のスワップポイントを支払う
このページでは、IS6FXのスワップポイントについて詳しく解説します。
スワップポイントの計算方法と付与されるタイミング
IS6FXのスワップポイントは、以下の計算式で算出します。
スワップ= 100,000 × 最小ポイント数 × 金利率 × 換算レート × 通貨量(ロット)
【例】豪ドル円(AUD/JPY)レートが92円、買いスワップが1.12として、1ロット(10万通貨)保有した場合
100,000 x 0.0001 x 1.12 x 92円(AUD/JPYのレート) x 1.0(保有ロット) = 920円/日
この場合は、1ロット保有時に1日あたり920円のスワップが付与されることになります。
IS6FXのスワップ付与のタイミングは、以下の時間に行われます。
日本時間午前7時(サマータイムの場合は午前6時)のニューヨーク市場クローズ時
この時点での未決済ポジションに、スワップポイントが追加されます。
ただし、市場が閉まっている土日をまたぐ場合は、毎週水曜日に「スワップポイント3倍デー」として、3日分のスワップポイントがまとめて付与されます。
IS6FXのスワップポイント一覧
ここでは、IS6FXのスワップポイントを銘柄別に紹介します。
通貨ペアのスワップ
IS6FXでは、通貨ペアのスワップポイントを公開していませんが、以下のポジションがプラスになっています。
- NZD/USD
- BRT/GBP
- WTI/USD
- USD/CHF
- USD/JPY
- USD/TRY
- EUR/ZAR
- USD/MXN
- EUR/NZD
- USD/ZAR
- EUR/USD
- EUR/AUD
- EUR/CAD
- CHF/JPY
- USD/JPY
ドル円(USD/JPY)は、買い売りともにプラスなので、両建てでポジションを保有するとスワップポイントで安定した利益を上げることが可能です。
貴金属
貴金属の銘柄には、金(XAU/USD)、銀(XAG/USD)がありますが、こちらもスワップポイントは公開されていません。
ただし、どちらもマイナススワップです。
エネルギー
エネルギーのスワップは、このようになっています。
銘柄 | 買い(ロング)のスワップ | 売り(ショート)のスワップ |
Brent | -0.68 | -0.39 |
WTI | -0.68 | -0.39 |
株価指数
株価指数のスワップは、このようになっています。
銘柄 | 買い(ロング)のスワップ | 売り(ショート)のスワップ |
DAX | -1.42 | -2.58 |
HK50 | -3.16 | -1.8 |
JP225 | -2.32 | -2.48 |
NASDAQ | -1.27 | -0.42 |
S&P500 | -0.7 | -0.9 |
UK100 | -0.86 | -0.81 |
US30 | -3.08 | -2.52 |
IS6FXのスワップポイントまとめ
IS6FXのスワップポイントについてまとめました。
- スワップポイントは、1日1回、NY市場がクローズする日本時間午前7時(サマータイムは午前6時)に付与される
- 基本的にはマイナススワップが多い
- 土日を挟む場合は、水曜日に「スワップポイント3倍デー」として3日のポイントが付与される