FXGTは、高い約定力・最新取引ツールのMT5を導入など、高水準の取引環境が用意されています。
また、初回入金ボーナスだけでなく通常入金時にもボーナスが付与されるので、少ない証拠金でもFX取引を始められます。
しかし、恵まれた取引環境でも保有したポジションが逆行すれば、大きな損失が出るリスクは避けられません。
このページでは、FXGTのロスカットルールについて詳しく解説していきます。
FXGTのロスカットルール
FXGTのロスカットは、以下の手順で行われます。
- 証拠金維持率が50%~70%でマージンコールが発生
- 証拠金維持率20%~40%がで強制ロスカットが執行される
- 相場の急変動でロスカットが間に合わない場合はゼロカットが執行される
証拠金維持率とは?
ポジションを保有するための必要証拠金に対する証拠金(現在の残高)の割合のこと。
証拠金維持率=(有効証拠金÷必要証拠金)x100で算出されます。
証拠金維持率が50%~70%以下でマージンコールが実行される
FXGTでは、証拠金維持率が下がるとマージンコールが実行されます。
マージンコールとは?
証拠金維持率が低下してロスカットが近づいていることを知らせてくれるアラートのようなもの。
このまま損失が膨らむとロスカットされてしまう可能性が高いので、ポジションを決済したり、追加入金が必要になる。
マージンコールが実行される証拠金維持率は、口座により異なります。
口座 | 証拠金維持率 |
セント口座、ミニ口座、スタンダード口座、スタンダードFX | 50%以下 |
ECN口座 | 70%以下 |
証拠金維持率が20%~40%以下でロスカットが実行される
マージンコール後、さらに損失が大きくなり規定の証拠金維持率を下回るとロスカットされてしまいます。
ロスカットとは?
ロスカットとは、証拠金維持率がFXGTの定める水準を下回り、強制的に決済されること。
ロスカットが実行される証拠金維持率は、口座により異なります。
口座 | 証拠金維持率 |
セント口座、ミニ口座、スタンダード口座、スタンダードFX | 20%以下 |
ECN口座 | 50%以下 |
ロスカットが間に合わないとゼロカットが実行される
FXGTでは、証拠金維持率が20%~40%を下回るとロスカットされますが、相場が急激に変動した場合にロスカットが間に合わないこともあります。
ゼロカットシステムとは?
為替相場の急激な変動により、ロスカットが間に合わず損失が出てしまった場合に、FX業者が損失分を負担してくれるシステムのこと。
顧客は入金分+ボーナス分以上を負担する必要がないため、安心して取引できる
FXGTの証拠金計算方法
ロスカットやゼロカットされないために、証拠金の計算方法を理解しましょう。
必要証拠金の計算方法
FXGTでの取引に必要な証拠金は、以下の方法で計算します。
必要証拠金=(通貨の価格x保有ロット数)÷レバレッジ
FXGTの最大レバレッジは1,000倍なので、ドル円のレートが120円で10万通貨を保有するために必要な証拠金を計算してみましょう。
(ドル円120円x10万通貨)÷レバレッジ1,000倍=12,000円
ちなみに、国内FX業者の最大レバレッジは25倍なので、同じ条件で証拠金がいくら必要がみましょう。
(ドル円120円x10万通貨)÷レバレッジ25倍=480,000円
証拠金維持率
次に、証拠金維持率について理解しましょう。
証拠金維持率とは、ポジションを保有するための必要証拠金に対する証拠金(現在の残高)の割合のことをいいます。
証拠金維持率は、以下の計算式で算出します。
(有効証拠金÷必要証拠金)x100=証拠金維持率
【例】FXGTへ3万円入金したとします。
ドル円が120円のときに10万通貨を保有するために必要な証拠金は
(ドル円120円x10万通貨)÷レバレッジ1,000倍=12,000円
この場合の証拠金維持率は
(有効証拠金30,000÷必要証拠金12,000円)x100 = 証拠金維持率250%
ということになります。
ドル円が120円のときに5万通貨を保有するために必要な証拠金は
(ドル円120円x5万通貨)÷レバレッジ1,000倍=6,000円
この場合の証拠金維持率は
(有効証拠金30,000÷必要証拠金6,000円)x100 = 証拠金維持率500%
ということになります。
- スキャルピング(短期売買)→300%以上
- デイトレード→500%以上
- スイング・長期トレード→800%以上
FXGTでは強制ロスカットにどのくらい耐えられるのか?
FXGTの取引では、どのくらいの相場変動で強制ロスカットに耐えられるのかを解説します。
まず、以下の計算を把握しておく必要があります。
- ロット数に対する必要証拠金の計算
- ロスカット水準の有効証拠金
- ロスカット水準までの含み損
ロット数に対する必要証拠金の計算
まず、ロット数に対する必要証拠金は以下の計算式で算出します。
(銘柄の価格xロット数量)÷レバレッジ=必要証拠金
ドル円120円で1ロット(10万通貨)を保有した場合
(120×100,000)÷1,000=12,000円
この場合の必要証拠金は1,200円になります。
ロスカット水準の有効証拠金
ロスカット水準の有効証拠金は、以下の計算式で算出します。
有効証拠金xロスカット水準=ロスカット水準の有効証拠金
有効証拠金が5万円だった場合、その20%は10,000円です。
したがって、証拠金が10,000円まで減るとロスカットされることになります。
ロスカット水準までの含み損
最後に、ロスカット水準までの含み損を計算します。
計算式は、以下になります。
必要証拠金-ロスカット水準の有効証拠金=ロスカット水準までの含み損
ドル円が120円の時に10万通貨、レバレッジ1,000倍で取引をすると仮定しましょう。
この場合
- 必要証拠金は、(120×100,000)÷1,000=12,000円
- ロスカット水準の有効証拠金は、12,000円x20%=2,400円
したがって、12,000-2,400円=9,600円の含み損を抱えた時点で、強制的にロスカットされるということになります。
- 1,000通貨(0.01ロット)→10円
- 1万通貨(0.1ロット)→100円
- 10万通貨(1ロット)→1,000円
FXGTのロスカットの基本知識
続いて、FXGTのロスカットに関する基本的な知識を解説します。
ロスカットを避けるための3つの方法
FXGTでロスカットを避けるための方法は、以下の3つがあります。
- 追加入金を行う
- ロスカットが近くなったら損切りしてロットを減らす
- ロットを大きくしすぎない
ボーナスも証拠金に含まれる
FXGTでは、豊富なボーナスが用意されています。
付与されたボーナスは、証拠金の一部として計算される仕組みになっています。
FXGTのロスカットまとめ
FXGTのロスカットについてまとめました。
- 証拠金が20%~50%になるとロスカットが執行される
- ロスカットが間に合わずゼロカットになっても、証拠金以上の損失はFXGTが負担してくれる
- ロスカットを避けるためには、「追加入金する」「損切りしてロットを減らす」「大きすぎるロットを保有しない」という方法がある
FXGTでは、ロスカット水準が20%になるまで強制決済されませんが、そのレベルまで証拠金が減っていると金銭的・精神的なストレスが大きくなるので、証拠金維持率には余裕を持たせておくようにしましょう。