IS6FXは大規模リニューアルにより、2021年10月に最大レバレッジ6000倍口座が登場。
以前は、一時期のみの限定口座として先着でレバレッジ6000倍口座を開設できましたが、現在は誰でも口座を開設できます。
大規模リニューアル前は最大レバレッジが1000倍だったので、レバレッジが6000倍まで利用できるようになり、ハイスペックな海外FXだと人気上昇中です。
FXでは、レバレッジを効かせることで、元の手元資金(証拠金)の何倍もの資金額で運用することができます。
例えば、証拠金が10万円の場合は100倍のレバレッジを活用することで、取引できる金額が10万円の100倍、つまり1,000万円の取引が可能となる計算です。
レバレッジをかけることで投資効率が良くなり、少額で最大の利益を獲得できます。
本記事では、IS6FXのレバレッジについて紹介します。
IS6FXの口座タイプ別レバレッジ&スペック比較
現在IS6FXには、5種類の口座タイプがあります。
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- プロ口座(※新規口座開設の受付は停止)
- レバレッジ6000倍口座
- EX口座
各口座タイプのレバレッジやスペックを比較表にしてまとめました。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | レバレッジ6000倍口座 | EX口座 | |
レバレッジ | 1,000倍/500倍/200倍/100倍 (口座残高による) |
1,000倍/500倍/200倍/100倍 (口座残高による) |
6000倍 | 1,000倍/500倍/200倍/100倍 (口座残高による) |
最低入金額 | $50 | $50 | $50 (入金上限¥30,000) |
$50 |
注文単位 | 1 ロット (1,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) | 1 ロット (100,000 通貨) |
最小/最大注文数 | ・最小:0.05 ロット (50 通貨) ・最大:100 ロット |
・最小:0.01 ロット (1,000 通貨) ・最大:30 ロット |
・最小:1 ロット (100,000 通貨) ・最大:30 ロット |
・最小:0.01 ロット (1,000 通貨) ・最大:30 ロット |
口座単位の保有ポジション数 | 30(新規指値注文含む) | 30(新規指値注文含む) | 30(新規指値注文含む) | 30(新規指値注文含む) |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% | 残高以上の含み損が発生した場合 |
取引方法 | MT4、MT5 | MT4、MT5 | MT4、MT5 | MT5 |
EA | 〇 | 〇 | × | × |
ボーナス | × | 〇 | × | 取引数に応じてボーナスを現金に換金できる |
レバレッジ6000倍口座利用の注意点を下記にまとめました。
- 入金上限額は3万円
- ボーナス付与対象外
- EAの利用不可
- 6000倍口座への資金移動は不可(6000倍口座からの資金移動は可)
- 複数ポジションでの合算とし含み益が50万超えたら強制決済
- 既に6000倍口座をお持ちの場合は、2つ目の口座を開設することはできない
入金上限額は3万円ですが、銀行振込にて3万円以上の入金をした場合は、6000倍口座に3万円が入り、残金はメイン口座に付与されます。
IS6FXレバレッジ6000倍取引の資金と利益計算
レバレッジ6000倍口座を利用するメリットは、資金効率の高さです。
自己資金(証拠金)と取引額の計算シミュレーション
レバレッジ6000倍で取引した場合の、下記の計算シミュレーションをご覧ください。
自己資金(証拠金) | レバレッジ6000倍利用の取引額 |
1,000円 | 600万円 |
1万円 | 6,000万円 |
5万円 | 3億円 |
10万円 | 6億円 |
このように、レバレッジ6000倍の取引をした場合、自己資金が少なくても大きなポジションを持つことができます。
値動きによる取引利益額の計算シミュレーション
- レバレッジ:6000倍
- 取引通貨:ドル円の取引
- ポジション保有時のレート:1ドル100円
- 自己資金(証拠金):1万円
- レバレッジ6000倍利用の取引額:6,000万円
上記の条件の場合、値動きで取引利益額にどれくらいの変化があるのかを確認しましょう。
値動き | 取引利益額 |
1ドル100.1円 | 6万円 |
1ドル100.5円 | 30万円 |
1ドル101.0円 | 60万円 |
1ドル101.5円 | 90万円 |
1ドル102.0円 | 120万円 |
IS6FXの実効レバレッジの計算シミュレーション
レバレッジの計算方法は、下記の計算式で算出できます。
(ロット数量x通貨の価格)÷有効証拠金=レバレッジ
例を見ながら計算してみましょう。
【例】ドル円が120円のときに10万通貨を保有。口座資金は10万円
(10万通貨x120円)÷10万円=120倍
この場合は、120倍のレバレッジをかけたことになります。
【例】豪ドル円が90円の時に10万通貨を保有。口座資金は10万円
(10万通貨x90円)÷10万円=90倍
この場合は、90倍のレバレッジをかけたことになります。
次に、必要証拠金の計算方法を覚えましょう。
必要証拠金は、以下の計算式で算出できます。
(通貨の価格xロット数量)÷レバレッジ=必要証拠金
この計算式を使って、必要証拠金を計算してみましょう。
ドル円が120円で10万通貨を保有。レバレッジが1000倍で必要な証拠金は
(120円x10万通貨)÷1000=12,000円になります。
同じロットを保有するのに、レバレッジ25倍の国内FX会社だと
(120円x10万通貨)÷25=480,000円になります。
IS6FXの方が、少ない資金で大きな取引を行えることが分かりますね。
IS6FXのレバレッジ制限のルール
IS6FXのレバレッジ6000倍口座に、レバレッジ制限のルールはありません。レバレッジ1000倍の口座タイプは、「マイクロ口座」「スタンダード口座」「EX口座」があります。
レバレッジ制限のルールは、
- 口座残高によるレバレッジ制限
- 取引銘柄によるレバレッジ制限
があるので、レバレッジ制限に注意して利用しましょう。
口座残高によるレバレッジ制限とは
詳細は下記のとおりです。
口座残高 | 最大レバレッジ |
口座残高 $20,000 以下 | 1000倍 |
口座残高 $20,000 以上 | 500倍 |
口座残高 $50,000 以上 | 200倍 |
口座残高 $100,000 以上 | 100倍 |
取引銘柄によるレバレッジ制限とは
IS6FXでは、口座残高以外に銘柄によっても最大レバレッジと取引量が制限されています。
貴金属
銘柄 | レバレッジ | 最小/最大注文数 |
金(XAU/USD) | 1000倍 | 最小:0.01ロット 最大:30ロット |
銀(XAG/USD) | 1000倍 | 最小:0.01ロット 最大:30ロット |
エネルギー
銘柄 | 必要証拠金率/レバレッジ | 最小/最大注文数 |
Brent | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
WTI | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
株価指数
銘柄 | 必要証拠金率/レバレッジ | 最小/最大注文数 |
DAX | 1%/100倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
HK50 | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
JP225 | 1%/100倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
NASDAQ | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
S&P500 | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
UK100 | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
US30 | 2%/50倍 | 最小:1ロット 最大:1000ロット |
IS6FXのレバレッジ変更方法
IS6FXのレバレッジは、自分で変更や設定を行うことはできません。
レバレッジを変更したい場合は、レバレッジ制限を利用して変更することができます。
レバレッジ6000倍口座利用のレバレッジ変更方法
レバレッジ6000倍は固定で、自分で変更することはできません。しかし、証拠金の金額や保有するポジション量を調整することで、実効レバレッジを調整することはできます。
わかりやすく言うと、取引量を抑えることで、実効レバレッジも抑えることが可能です。
レバレッジ1000倍口座利用のレバレッジ変更方法
レバレッジ1000倍口座も、レバレッジを自分で変更することはできません。ただし、口座残高の制限があるので、口座残高を調整してレバレッジを変更することはできます。
- 口座残高を$20,000以下にする→レバレッジは1000倍
- 口座残高を$20,000以上にする→レバレッジは500倍に制限される
- 口座残高を$50,000以上にする→レバレッジは200倍に制限される
- 口座残高を$100,000以上にする→レバレッジは100倍に制限される
IS6FXレバレッジのまとめ
IS6FXには、最大6000倍のレバレッジが使える口座があるので、ハイレバ取引が可能です。
- IS6FXにはレバレッジ6000倍口座がある
- IS6FXのその他通常口座の最大レバレッジは1000倍
- レバレッジ6000倍口座のレバレッジの変更はできないが、取引量を抑えて実効レバレッジを抑えることは可能