IS6FXは豊富なボーナスシステムを用意しており、少額からでも大きなロットの取引が可能です。
しかし、ハイレバレッジで取引するということは、自分の予測通りに相場が動かなかった場合に大きな損失が出ることも頭に入れておかなければいけません。
ここでは、IS6FXのロスカットに関するルールや注意点などを分かりやすく解説していきます。
IS6FXのロスカットルール
IS6FXのロスカットは、以下の手順で執行されます。
- 証拠金維持率が50%を下回るとマージンコールが発生する
- 証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットが執行される
- 相場の急変動で一気に証拠金維持率が下がった場合は、マージンコール・ロスカットなしでゼロカットされる
証拠金維持率とは?
ポジションを保有するための必要証拠金に対する、口座残高の割合のこと。
証拠金維持率は、(有効証拠金÷必要証拠金)x100で算出されます。
- スキャルピング(短期売買)→300%以上
- デイトレード→500%以上
- スイング・長期トレード→800~1000%以上
証拠金維持率が50%を下回るとマージンコールが発生する
IS6FXでは、証拠金維持率が50%を下回るとマージンコールが発生します。
マージンコールとは?
損失が大きくなり、証拠金維持率が一定レベルを下回った場合に、証拠金の追加やポジションの決済を求められること。マージンコール(margin call)のマージンは、「証拠金」、コールは「要求」の意味です。
証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットが執行される
マージンコール後、さらに損失が増えて証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカット(強制決済)が執行されます。
ロスカットとは?
証拠金維持率がFX会社の定める水準を下回り、強制的に決済されること。
IS6FXのロスカットレベルは、以前は50%だったのですが、2021年9月より20%へ変更されました。
マージンコール・ロスカットが間に合わないとゼロカットされる
これまで見てきたように、IS6FXでは証拠金維持率が低下するとマージンコール→ロスカットとい流れで強制決済されます。
しかし、相場の急激な変動でこれらが間に合わなかった場合には、ゼロカットが実行されます。
ゼロカットシステムとは?
相場の急変動でロスカットが間に合わず、顧客に損失が発生した場合に、FX会社が損失を負担してくれるシステムです。
国内FX会社はゼロカットシステムを採用していないため、追証を求められます。
IS6FXでは、強制ロスカットにどのくらい耐えられるのか?
ここでは、IS6FXで取引した場合に「どのくらいまで強制ロスカットに耐えられるのか?」を見ていきましょう。
まず、以下の計算式を理解する必要があります。
- ロット数に対する必要証拠金の計算
- ロスカット水準の有効証拠金
- ロスカット水準までの含み損
ロット数に対する必要証拠金の計算
ロット数に対する必要証拠金は、以下の計算式で算出できます。
ドル円(USD/JPY)が125円で1ロット(10万通貨)を保有した場合
(125×100,000)÷1,000=12,500円
この場合の必要証拠金は12,500円になります。
ロスカット水準の有効証拠金
ロスカット水準の有効証拠金は、以下の計算式で算出します。
必要証拠金xロスカット水準=ロスカット水準の必要証拠金
必要証拠金が2万円だった場合、その20%は4,000円ですから、口座残高が4,000円を下回るとロスカットされます。
ロスカット水準までの含み損
最後は、ロスカット水準までの含み損を計算しましょう。
計算式は、以下になります。
必要証拠金-ロスカット水準の有効証拠金=ロスカット水準までの含み損
【例】ドル円(USD/JPY)が125円の時に、10万通貨、レバレッジ1000倍で取引するとします。
この場合
必要証拠金は、(125円x10万通貨)÷1,000=12,500円
ロスカット水準の有効証拠金は、125,000×20%=2,500円
ロスカット水準までの含み損は、12,500円-2,500円=10,000円
したがって、10,000円の含み損を抱えた時点で強制ロスカットされます。
- 1,000通貨(0.01ロット)→10円
- 1万通貨(0.1ロット)→100円
- 10万通貨(1ロット)→1,000円
先ほどの例でいうと、10,000円÷1,000=100なので、100pips逆行するとロスカットされるという計算になります。
IS6FXの証拠金計算方法
まずは、IS6FXの証拠金の計算方法を理解しましょう。
必要証拠金の計算方法
IS6FXの取引でポジションを保有する場合は、必要証拠金がいくらあればよいかを把握しておくことが重要です。
必要証拠金は、以下の計算式で算出できます。
必要証拠金=(基本通貨の価格 x 保有ロット数)÷ レバレッジ
【例】ドル円(USD/JPY)のレートが120円で、10万通貨保有する場合に必要な証拠金を計算してみましょう。
レバレッジは1000倍とします。
(ドル円のレート120円 x 10万通貨)÷ レバレッジ1000倍 = 12,000円
国内FX会社の最大レバレッジは25倍ですから、計算式に当てはめてみると
(ドル円120円x10万通貨)÷レバレッジ25倍=480,000円
になります。
証拠金維持率
次に、証拠金維持率について見ていきましょう。
証拠金維持率とは?
ポジションを保有するための、必要証拠金に対する現在の資産(残高)の割合のことをいいます。
証拠金維持率は、以下の計算式で算出できます。
(有効証拠金÷必要証拠金)x 100 = 証拠金維持率
【例】IS6FXへ3万円を入金して、100%入金ボーナスを受け取り、口座残高が60,000円になったとします。
ドル円(USD/JPY)が120円のときに10万通貨を保有するために必要な証拠金は
(ドル円120円x10万通貨)÷レバレッジ1,000倍=12,000円
この場合の証拠金維持率は
(有効証拠金60,000÷必要証拠金12,000円)x100 = 証拠金維持率500%
ということになります。
証拠金維持率の目安
- スキャルピング(短期売買)→300%以上
- デイトレード→500%以上
- スイング・長期トレード→800~1000%以上
IS6FXのロスカットの基本知識
ロスカットの計算方法については、お分かりいただけたと思います。
ここでは、さらに基本的な知識を解説します。
ロスカットを避けるための方法
IS6FXでロスカットを避けるための方法は、以下の3つがあります。
- 追加入金を行う
- ポジションを決済して証拠金維持率を上げる
- ロットを大きくしない
ボーナスも証拠金に含まれる
IS6FXでは豊富なボーナスキャンペーンを開催していますが、付与されたボーナスは証拠金の一部として使用できます。
ボーナス分は出金できませんが、ボーナスを使用して得た利益分は無制限で出金可能です。
IS6FXのロスカットまとめ
IS6FXのロスカットについてまとめます。
- 証拠金維持率が50%でマージンコール、20%を下回ると強制ロスカットが執行される
- ロスカットが間に合わない場合はゼロカットされるが、入金額以上の損失はIS6FXが補填してくれる
- ボーナスは証拠金の一部として使える
- ロスカットを避けるため、ロットを大きくしすぎないことが重要