XS(XS.com/エックスエス)は、2023年2月から個人のトレーダー向けにリテール向けサービスをスタート&日本市場に参入した海外FXブローカーです。
スプレッドの狭さや高いレバレッジで取引できることなど、スペックの高さが話題になっています。
この記事では、XSのスワップポイントについて徹底解説します!
スワップポイントとは
2ヵ国間の通貨交換と同時に行う金利交換の金利差調整額による利益(プラススワップ)または損失分(マイナススワップ)のこと。
プラススワップは利益を蓄積できるが、マイナススワップになると手数料(取引コスト)がかかる。
XSのスワップポイントを公式サイトで確認する方法
スワップポイントは、XSの公式サイトから確認できます。
STEP1:公式サイト内で「トレード」→金融商品を選ぶ
- XSの公式サイトを開いたら、ログアウトの状態で「トレード」をクリックする
- 金融商品一覧の中から銘柄を選択する
STEP2:口座タイプ、アセットクラスを選択する
- 口座タイプを選択する
- アセットクラスを選択する
- 「フィルターを適用」ボタンをクリックする
STEP3:スワップ一覧が表示される
通貨ペアごとのスワップショートとスワップロングが表示されるので確認しましょう。
基本ですが、「ショート=通貨を売る」「ロング=通貨を買う」ということです。
XSのスワップポイントをMT4/MT5で確認する方法
XSの公式サイトで表示されているスワップポイントは平均値です。
リアルタイムのスワップポイントを確認するには、MT4およびMT5でチェックしましょう。
今回は例として、MT5の画像で解説します。手順はMT4の場合も同じです。
通貨ペア右クリック→「仕様」をクリックする
- MT4/MT5を開く
- 気配値表示にある通貨ペアを選んで右クリックする
- 「仕様」をクリックする
- 表示が出たら少し下にスライドすると「買スワップ」「売スワップ」「スワップレート」が表示されている
気配値上にチェックしたい通貨ペアが表示されていない場合は、次の方法をお試しください。
「通貨ペア一覧」から通貨ペアを選びスワップを確認する
- MT4/MT5を開く
- 気配値表示のどこでもいいので右クリックする
- 「通貨一覧」をクリックする
- チェックしたい通貨のカテゴリーを選択する
- チェックしたい通貨を選択する
- 「買スワップ」「売スワップ」「スワップレート」が表示されている
XSの全通貨ペアのスワップポイント一覧
XSは取扱銘柄が豊富なのですべては紹介しきれませんが、トレード人気の高い通貨ペアや銘柄を複数選びスワップポイントをまとめました。
メジャー通貨ペアのスワップポイント一覧
通貨ペア | ショートポジション保有時(売り) | ロングポジション保有時(買い) |
---|---|---|
EURUSD | 1.350 | -7.620 |
AUDUSD | 0.11894 | -0.45271 |
GBPUSD | 0.09592 | -0.51988 |
USDCHF | -1.47714 | 0.57451 |
USDJPY | -31.968 | 14.967 |
金属のスワップポイント一覧
銘柄 | ショートポジション保有時(売り) | ロングポジション保有時(買い) |
---|---|---|
XAGEUR | 0.07305 | -0.33704 |
XAGUSD | 0.44327 | -1.50797 |
XAUEUR | 1.14983 | -3.35145 |
XAUUSD | -10.100 | -39.874 |
XPDUSDs | 0.83102 | -3.28337 |
インデックスのスワップポイント一覧
銘柄 | ショートポジション保有時(売り) | ロングポジション保有時(買い) |
---|---|---|
AUS200 | -5.17701 | 2.60710 |
DE40s | 1.68292 | -30.25268 |
ES35 | 0.97436 | -17.51543 |
EU50 | -0.07956 | 0.00269 |
F40s | -26.03345 | 8.72539 |
エネルギーのスワップポイント一覧
銘柄 | ショートポジション保有時(売り) | ロングポジション保有時(買い) |
---|---|---|
NGAS | -16.852 | -3.36 |
UKOIL | -20.424 | 10.300 |
USOIL | -12.048 | 4.467 |
仮想通貨(暗号資産)のスワップポイント一覧
銘柄 | ショートポジション保有時(売り) | ロングポジション保有時(買い) |
---|---|---|
BTCUSD | -287 | -287 |
ETHUSD | -15.2 | -15.2 |
LTCUSD | -0.6 | -0.6 |
NEOUSD | –0.1 | -0.1 |
XRPUSD | -0.5 | -0.5 |
その他、XSではMT5を選んだ場合のみ選択できるコモディティ取引や先物取引も可能です。これらも公式サイトからスワップを確認できます。
なお、スワップポイントはXSが任意に設定しているので上記数値はほんの一例です。最新のスワップポイントは、XS公式サイトで確認していただくようお願いします。
XSのスワップポイントはいくら?計算方法を解説
XSのスワップポイントの計算式は下記のとおりです。
1日あたりのスワップポイント
=100,000×0.00001×スワップレート×円の為替レート※×エントリーロット数
※例えば「○○/△△」の通貨ペアの場合、△△の方を日本円換算したレートになります。
実際に2つの具体例を用いて計算してみました。
【例1】ドル円のショートポジション(スワップレート0.231)で10ロットエントリー、1ドル110円の場合
100,000×0.00001×0.231×110×10=約?250円
→1日約250円のスワップポイントが加算される。
【例2】USD/HKDのロングポジション(スワップレート1.48)で5ロットエントリー、香港ドル=14円の場合
100,000×0.00001×1.48×14×5=約104円
→1日約104円のスワップポイントが加算される。
XSのスワップポイント注意点
XSのスワップポイントでの注意点を紹介します。
スワップポイントは日付が変わるタイミングで付与
XSでスワップポイントが加算される時間は、MT4サーバー時間で夜11時59分~0時の日付が変わるタイミングです。
MT4サーバー時間と日本時間には7時間(夏時間※は6時間)の時差があるので、日本時間に直すと下記のようになります。
- 夏時間※
→朝の5時59分から6時 - 冬時間
→朝の6時59分から7時
水曜日には3倍のスワップポイントになる
XSではスワップポイントが3倍になる「トリプルスワップ」デーがあります。
XSのトリプルスワップデーは水曜日です。
土日はシステムが休止しているので、土日分のスワップポイントが土曜日の朝にまとめて加算され、水曜日にはトリプルスワップが請求されます。
スワップポイントが大きいと値動きが激しい
スワップポイントは通貨同士の差額です。スワップポイントを保有するよりも値動きが急激に変わる通貨ペアが多くあります。
数時間で10pips動くこともあるなど、長期保有の戦略でないとうまくいかないこともあるので気をつけましょう。
XSのスワップポイントまとめ
今回はXSのスワップポイントについてまとめました。
XSのスワップポイントは海外FXの中でも一般的で、取引する上でスワップポイントが大きなマイナスになるということはないでしょう。
- XS公式HPでスワップポイントが確認できる
- スワップは変動するので、MT4/MT5でリアルタイムの数値を確認するのがおすすめ
- XSのスワップポイントは一般的な数値