MT5とは？使い方、メリット・デメリット、MT4との違い、使えるおすすめFX業者を紹介

「MT5とは？」
「MT5とMT4/cTraderとの違いは？」
「MT5の使い方は？」
「MT5のメリットやデメリットは？」
「MT5が使えるFX業者は？」

本記事では上記のような疑問をすべて解消するため、MT5について徹底解説します。

＼ MT5が使える！ ／

MT5とは?

MT5の特徴はたくさんありますが、3つの項目にまとめて解説します。

動作速度が速い

2005年にリリースされたMT4は、当時の主流だった32ビットを前提に作られており、複数のチャートを開いたりメモリを多く消費するインジケーターを入れると動作がもっさりとしてしまいます。

しかし、MT5は64ビットを対象としているため動作や早く快適なトレードが可能になっています。

時間足の種類が多い

MT5は、表示できる時間足がMT4よりも圧倒的に多くなっています。

	時間足	合計
MT4	1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、日足、週足、月足	9
MT5	1分、2分、3分、4分、5分、6分、10分、12分、15分、20分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間、6時間、8時間、12時間、日足、週足、月足	21

MT5では、21種類もの時間足がデフォルトで入っています。

その他の特徴まとめ

MT5には他にもさまざまな特徴がたくさんあります。

• インジケーターが豊富
• 自動売買ツール（EA）が使用できる
• チャートが見やすい
• 注文が通りやすい
• 遅延があまり発生しない

MT5とMT4やcTraderとの違い｜比較表

	MT5	MT4	cTrader
画像 （出典：AXIORY）
開発会社	メタクォーツ社	メタクォーツ社	Spotware System社
注文方式	STP、ECN	STP、ECN	ECN
約定スピード	2番目に速い	3番目に速い	最も速い
対応FX業者の数	2番目に多い	最も多い	最も少ない
板情報の閲覧	一部対応	✖	〇
標準搭載のインジケーターの種類	約40種類	約30種類	65種類以上
カスタムインジケーターの種類	少ない	多い	少ない
時間足の種類	21種類	9種類	26種類
チャートの種類	2種類	3種類	6種類
対応しているEAの数	2番目に多い	最も多い	最も少ない
ポジションの同時決済	✖	✖	〇
日本時間の表示	デフォルトでは不可能なのでインジケーター必須	デフォルトでは不可能なのでインジケーター必須	〇

MT5のメリット・デメリット

メリット	デメリット
約定スピードはMT4よりもやや速い 対応している海外FX業者はcTraderより多い 標準搭載のインジケーターはMT4より多い 時間足の種類はMT4より多い 対応しているEAの数はcTraderより多い	対応しているFX業者はMT4より少ない カスタムインジケーターの種類は少ない チャートの種類が少ない 対応しているEAの数はMT4より少ない ポジションの同時決済はできない

MT5の使い方｜①ダウンロード～ログイン

こちらでは例として、人気海外FX業者FXGTでMT5を導入する方法を画像付きで解説します。

STEP1：FXGTの公式ページを開く

STEP2：MT5をダウンロードする

STEP3：ダウンロードしたファイルをダブルクリックする

STEP4：セットアップを始める

STEP5：セットアップを完了する

STEP6：MT5にログインする

MT5の使い方｜②チャート画面の説明

チャート画面

上の画像がMT5のチャートです。現在は4つの窓が開いていますが、配置や数の変更もできます。

SELLは売る、BUYは買うという意味です。

表示されている数字（1.22300や1.22316）がレートで、今現在はこの価格で「売る」か「買う」が可能。0.01はロット数です。

取引通貨の画面

上の画像赤枠は通貨ペアの表示です。

取引したい通貨ペアを選択してクリックするとチャートが表示される仕組み。たとえばBTCUSDをクリックするとBTCUSDのチャートが表示されます。

残高の画面

「取引」をクリックすると現在の残高が表示されます。

残高、有効証拠金、余剰証拠金が表示されていて、取引ポジション、損益も確認ができて、一番重要な画面です。

MT5の使い方｜③操作方法

チャートを見やすく変更する方法

例として、BTCUSDのチャートを変更して見やすくする方法を紹介します。

BTCUSDのチャートを表示する

「BTCUSD」をドラッグして右に持っていくと、画像のようにチャートが表示されます。

チャートのプロパティを変更する

白黒だとチャートが少し見づらいので色を付けたい場合、チャートの画面で右クリックして「プロパティ」をクリックします。

共有を変更する

「共有」をクリックするとバーチャート、ローソク足、ラインチャートの変更ができます。上の画像は「ローソク足」です。

表示を変更する

「表示」をクリックすると、売り買いのラインや背景のグリッド表示変更が可能です。たとえば、「売りラインを表示」と「買いラインを表示」をクリックすると見やすくなります。

カラーを変更する

• カラー：チャートのカラーの変更が可能
• 背景色：背景を白にして、上昇バーを青、下落バーを赤にすると見やすくなる

変更したい部分が終わったら「OK」をクリックします。

トレードする

1. チャート上で右クリックをして「ワンクリックトレーディング」をクリックする
2. チャートの左上にBTCUSDの売りと買いのレートが表示される
3. 青色が売る（ショート）下がると利益が出る
4. 現在の価格よりも下がるなら「ショート」をする
5. 赤色が買う（ロング）上がると利益が出る
6. 現在の価格よりも上がるなら「ロング」をする

損益を確定する

画面右下にある「損益」の右側に表示される×を押すと損益確定です。

利益が出ていると青文字が表示され、損失が出ていると赤文字が表示されます。

MT5が使えるおすすめの海外FX業者10選

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MT5の使い方の解説まとめ

MT5は自分用にチャートをカスタマイズできたり、自動売買システムを使って自動で損益を出せたりと、使いやすいと評判が良い取引プラットフォームです。

実際にリアルトレードをする前に、デモトレードを使用して使い勝手を試すのもおすすめ。本記事で紹介したおすすめの海外FX業者でMT5をぜひお試しください！