海外FXでは、高いレバレッジをかけた取引ができます。レバレッジは高ければ高いほど証拠金が少なくて済むほか、大きなリターンが見込める制度です。
高いレバレッジで取引する事を「ハイレバ」と呼びますが、このハイレバには多くのメリットデメリットがあるので取引前にしっかり理解しておくべきと言えるでしょう。
具体的には、最大レバレッジが400倍、500倍、1000倍、3000倍、5000倍、6000倍、無制限など、海外FXによって条件が異なります。
レバレッジ
証拠金の〇倍の金額でFX取引ができる仕組みのこと。証拠金として預けた資金を担保に、少額の資金でも大きな取引ができる。
ハイレバ取引に興味がある方は、海外FXの利用がおすすめです。
本記事では海外FXのレバレッジというテーマで、概要やレバレッジの高いおすすめ業者紹介していきます。
海外FX業者のレバレッジ比較一覧表
業者 | (最大レバレッジ適用の) 口座タイプ |
最大レバレッジ | ロスカット率 |
エクスネス | スタンダード口座 | 無制限 | 0% |
Land Prime | プロ口座 | 2,000倍 | 0% |
IS6FX | レバレッジ6000倍口座 | 6,000倍 | 20% |
FBS | マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座 | 3,000倍 | 20% |
XMTarding | KIWAMI極口座 | 1,000倍 | 20% |
FXGT | ミニ口座、スタンダード口座、プロ口座、ECN口座 | 1,000倍 | 20%、40%(口座タイプによる) |
HFM | マイクロ口座、セント口座 | 1,000倍 | 10%、20%(口座タイプによる) |
BigBoss | スタンダード口座、プロスプレッド口座 | 1,111倍 | 20% |
海外FXおすすめレバレッジランキング
次に、レバレッジが高い海外FXをランキング形式で紹介していきます。高レバレッジ取引をしたい方はぜひ参考にしてみてください。
レバレッジで比較するポイントは以下です。
- レバレッジの高さ
- ロスカット水準の低さ
- レバレッジ制限の緩さ
- ロットやポジションの制限の緩さ
- 安全性や信頼性の高さ
前項で紹介したレバレッジ比較一覧表にある10社について、詳しく解説します。
Exness(エクスネス):レバレッジ無制限
少額でレバレッジ無制限の取引をしたいならExness(エクスネス)。Exness(エクスネス)は、海外FXで最も高い無制限のレバレッジがかけられます。
レバレッジ | 無制限 |
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | スタンダード口座 |
最低入金額 | 100円 |
入金上限額 | $999 |
最小注文数 | 5Lot |
最大注文数 | 200Lot |
保有ポジション | 1000(MT4) |
ロスカット水準 | 0% |
取引手数料 | 口座タイプごとに取引手数料が異なる |
口座維持手数料 | なし |
その他制限など | MT4のみ利用可能 取引商品の種類によって、最大レバレッジが異なる 一部の通貨のみ |
Exness(エクスネス)は、2020年より日本でのサービス展開を始めた海外FX会社です。設立自体は2008年なので海外ではそれなりの知名度があります。
最大レバレッジは海外FXの中で最も高い無制限となっており、日本人ユーザーの人気が急増している会社です。
- レバレッジ無制限で取引することができる
- ロスカットの水準が0%
- 最低入金額が安い
デメリットとしては、無制限になるまで条件を満たす必要があります。
「5ロット以上の取引を達成&取引回数10回以上」という条件を満たしていなければ最大レバレッジを無制限を利用することができない。MT4のみ利用可能で取引商品の種類によって、最大レバレッジが異なる。
通常は2000倍のレバレッジですが、以下の条件を満たすことで無制限での取引ができます。
- 5ロット以上の取引を達成
- 10回以上の取引を達成
- 有効証拠金999ドル以下を維持
- MT4口座を選択
上記条件を満たすのみなので、それほど敷居の高いものではありません。Exnessはレバレッジだけでなく、高水準の取引環境が提供されています。
100円からの少額から始められるので、少ない資金で大きなリターンを得たい人におすすめです。
元のレバレッジも最大2000倍と高いのでそれほど厳しい条件ではありません。
- メジャー通貨ペア
- マイナー通貨ペア
- 貴金属
最低入金額は100円から始められるので、大きなレバレッジをかけることでローリスクハイリターンの投資が可能です。
また、ロスカット水準が0%とハイレバレッジとの相性が良い環境で取引できます。
IS6FX(アイエスシックスエフエックス):レバレッジ6000倍
IS6FX(旧is6.com)は2020年10月に親会社が変わった海外FXです。
それまでは金融ライセンスの保有がなく安全性を懸念する声も多かったですが、リニューアルと共に金融ライセンスを取得して人気が急増しています。
最大レバレッジは6000倍と高く、大きなリターンを狙える会社です。
レバレッジ | 6000倍 |
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | レバレッジ6000倍口座 |
最低入金額 | $50 |
入金上限額 | 30,000円 |
最小注文数 | 1Lot |
最大注文数 | 30Lot |
保有ポジション | 30(新規の指値注文も含む) |
ロスカット水準 | 50% |
取引手数料 | なし |
口座維持手数料 | なし |
その他制限など | ボーナス対象外 EA利用不可 含み益50万円で強制的に決済される |
IS6FXでは、最大で6000倍の業界内で最も高いレバレッジで取引ができます。こちらは、当サイト限定の口座となります。30組限定の取引口座になりますので、お早めにお申し込みください 。
スタンダード口座から6000倍の口座への資金移動はできませんが、6000倍の口座からは移動ができます!
含み益が50万でるまで強制決済はされません。少額で大きなポジションを持て、ロスカットが起こりにくいのがIS6FXの6000倍口座の特徴です。
リニューアル以来、新規口座開設者獲得のために高額のボーナスが提供されています。
最初の取引を低リスクで始めてみましょう。
- 6000倍のハイレバレッジな取引ができる
- 他にも口座タイプが複数ある
- すぐにハイレバな口座で取引できる
デメリットとしては、取引形態が透明性が高いNDD方式ではなく、透明性に不安があるDD方式であること。DD方式は透明性が低いとされていますが、IS6FXの運営会社はFSAの金融ライセンスを保有しており、健全な運営をしています。
また、「レバレッジ6000倍」以外の口座タイプは、最大レバレッジが1000倍以下となっていることにも注意が必要です。
- 取引形態がDD方式で透明性が低い
- レバレッジ最大6000倍になる口座タイプは、レバレッジ6000倍口座のみ
- レバレッジ6000倍口座は、ボーナス付与対象外
IS6FX(旧is6.com)は、ハイレバレッジな口座や利用制限のないスタンダード口座など、口座タイプが複数あります。
また、1アカウント内につき5つまで複数口座を開設できるので、トレードスタイルに応じて自由に口座タイプを選びたい方に、IS6FX(旧is6.com)をおすすめします!
Land Prime(ランドプライム):レバレッジ2000倍
Land Prime(ランドプライム)は2022年に、レバレッジや口座タイプの仕様を大幅にリニューアルしました。
レバレッジ | 2000倍 |
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | プロ口座 |
最低入金額 | 口座の種類によって異なる |
入金上限額 | 上限なし |
最小注文数 | ※0.1Lot |
最大注文数 | 300(1口座あたり) |
保有ポジション | 1ポジションあたりの最大Lot数は30Lot(プライム口座は10Lot) 1口座当たりの最大同時保有Lot数は合計100Lot |
ロスカット水準 | 0% |
取引手数料 | なし |
口座維持手数料 | なし |
その他制限など | 特定の時間帯(経済ニュース発表の15分後から5分後、週末が始まる3時間前から週明けの2時間後)はレバレッジが最大200倍まで制限される |
※取引銘柄によって一部条件が異なります。各銘柄のお取引条件につきましては、MT4内の気配値表示から該当の銘柄上で確認できます。
最低入金額については、口座によって異なります。Land Prime(ランドプライム)のレバレッジについては別ページで詳しく解説しています。
- レバレッジ2000倍で取引することができる
- ロスカットの水準が0%
- すぐにハイレバな口座で取引できる
デメリットとしては、証拠金残高が$999までということと特定の時間帯にレバレッジ制限がかかるということです。
- 証拠金残高が$1,000を超えるとレバレッジは1000倍に下がる
- 特定の時間帯(経済ニュース発表の15分後から5分後、週末が始まる3時間前から週明けの2時間後)はレバレッジが最大200倍まで制限される
すぐにでも、ハイレバレッジ取引を試してみたい人にLand Prime(ランドプライム)のレバレッジ取引はおすすめします!
FBS(エフビーエス):レバレッジ3000倍
FBSは2009年に設立された大手海外FX会社です。最大レバレッジは3000倍と、Exnessが日本での展開を始めるまでは最もレバレッジの高い会社として有名でした。
最大3000倍のレバレッジ取引ができる口座タイプは、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロスプレッド口座です。
レバレッジ | 3000倍 |
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座 |
最低入金額 | $5(口座タイプによる) |
入金上限額 | 上限なし |
最小注文数 | 0.01Lot |
最大注文数 | 500Lot |
保有ポジション | 200 |
ロスカット水準 | 20% |
取引手数料 | ゼロスプレッド口座のみ、1ロットあたり20ドル その他の口座は取引手数料無料 |
口座維持手数料 | なし |
その他制限など | 最大3000倍レバレッジを使えるのは残高が200ドル以下の口座だけ ボーナスにクッション機能がない |
最低入金額が100円からと安価であるため、少額で始めたい方には特におすすめです。
0.01ロットから取引できるので、小さな取引からはじめてリスクを抑えたいFX初心者の方にもおすすめです。
また、ボーナス制度が豊富ですが1つ注意点があります。
受け取りやすさの面で条件が厳しいものが多く、複雑な制度が多いのでボーナスをあてにした取引よりも高レバレッジ目的の取引に適していると言えるでしょう。
- 最大レバレッジ3,000倍の口座タイプは3種類から選択できる
- 取引形態はNDD方式で透明性が高い
- 入金ボーナスなどのプロモーションボーナスがある
デメリットとしては、口座残高によりレバレッジに制限がかかること。レバレッジ3,000倍で取引できるのは、口座残高200ドル(2万円まで)です。
また、FBSはボーナスのルールが厳しく、クッション機能がないこともデメリットとなります。
- レバレッジ3,000倍で取引できるのは口座残高200ドル(2万円)まで
- FBSのボーナスはクッション機能がない
FBSは、最大レバレッジ3,000倍で利用できる口座タイプが3種類もあります。ただし、レバレッジ3,000倍で取引できるのは口座残高200ドル(2万円)までなので、口座残高を2万円までに抑えて取引ができる方に、FBSをおすすめします!
FXGT(エフエックスGT):レバレッジ1000倍
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | ミニ口座、スタンダード口座、プロ口座、ECN口座 |
ロスカット水準 | 20%、40%(口座タイプによる) |
最小取引数量 | 0.01ロット |
初回最低入金額 | 1,000円(決済手段による) |
最大ロット数 | 200ロット |
ポジション上限数 | 200 |
FXGT(エフエックスGT)は、2019年に設立された海外FX業者です。最大1,000倍のレバレッジで、通貨ペアと仮想通貨のレバレッジ取引が可能なハイブリッドブローカー。充実したボーナスやスピーディーな入出金対応も魅力です。
- 仮想通貨もレバレッジ最大1,000倍で取引できる
- 最大1億ユーロが保証される賠償責任保険がある
- 新規登録ボーナスや最大100%のウェルカムボーナスといった新規ユーザー向けのボーナスがある
デメリットとしては、取引プラットフォームがMT5のみで、定番のMT4が利用できないことです。
- 取引プラットフォームがMT5のみ
- ストップレベルが広くてスキャルピングに不向き
仮想通貨取引でも最大1,000倍のレバレッジで取引できることがFXGTのメリット。ハイレバレッジで仮想通貨取引をしたい方に、FXGTをおすすめします!
HFM:レバレッジ1000倍
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | マイクロ口座、セント口座 |
ロスカット水準 | マイクロ口座:10%、セント口座:20% |
最小取引数量 | マイクロ口座:0.01ロット、セント口座:0.1ロット |
初回最低入金額 | $5 |
最大ロット数 | マイクロ口座:7標準ロット、セント口座:200セントロット |
ポジション上限数 | 150 |
HFM(旧HotForex)は、2010年にHotForex/ホットフォレックスとしてサービスをスタート。2022年5月に「HFM」にブランド名を変更しました。日本ではあまり馴染みがないですが海外では圧倒的支持を誇る海外FXです。
企業の知名度や取引環境が高く評価されていますが、円建ての口座がないので日本人ユーザーは少ない傾向にあります。
最大レバレッジは1000倍で最低500円ほどの資金から取引可能です。
口座タイプによりますが、最大ポジション数が300ポジションと多いことから、大口取引をする際にも便利な会社と言えるでしょう。
- 最大1,000倍のハイレバレッジな取引ができる
- コピートレードの環境が整っている
- 最大500万ユーロが保証される民事賠償保険制度がある
デメリットとしては、口座タイプや取引内容によって、スプレッドが広くなること。ただし、それはHFM以外の海外FXでも同様です。
口座タイプは複数あり、最大1,000倍のレバレッジで取引できるのはマイクロ口座とセント口座。
プレミアム口座やゼロスプレッド口座の最大レバレッジは500倍、HFコピー口座の最大レバレッジは400倍です。
- マイクロ口座とセント口座以外の最大レバレッジは500倍もしくは400倍
- 口座タイプや取引内容によって、スプレッドが広くなる
コピートレードの環境が整っているので、コピートレードを利用して取引したい方に、HFMをおすすめします。
また、ハイレバレッジな取引をしたい方、取引銘柄が豊富なところを探している方にも、HFMはおすすめです!
BigBoss(ビッグボス):レバレッジ1111倍
最大レバレッジ | 1,111倍 |
---|---|
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | スタンダード口座、プロスプレッド口座 |
ロスカット水準 | 20% |
最小取引数量 | 0.01ロット(1,000通貨) |
初回最低入金額 | 無制限(決済手段による) |
最大ロット数 | 50ロット |
ポジション上限数 | 無制限 |
BigBoss(ビッグボス)は、2013年に創業、2016年から日本語対応がスタートした海外FX業者です。その後何度かアップグレードしており、2022年9月から最大レバレッジが1,111倍に引き上げられました。
日本でも有名な格闘家ボブ・サップ氏が公式アンバサダーを務めるFX会社です。
最大レバレッジの引き上げと共に、豊富なCFD銘柄の取り扱いを始めたことで人気が急増しています。
ボーナスは不定期開催ですが、取引ボーナス制度は常時開催中です。
口座タイプや銘柄によって、取引1ロットあたりに獲得できるBBPは異なるよ。
貯まったポイントは、6ポイントあたり1ドル相当のクレジットボーナスに交換ができます。取引量が多いとBBPも貯まるので、取引回数の多いメイン口座として使う方が多いです。
- トレードするだけでポイントが貯まって、ポイントはクレジットボーナスに交換できる
- 最大1,111倍のハイレバレッジな取引ができる
- モバイルアプリもあってスマホでも取引しやすい
デメリットとしては、口座残高や通貨ペアによるレバレッジ制限があること。
また、スタンダード口座の取引手数料は無料ですが、プロスプレッド口座の取引手数料は、1ロット片道4.5ドルかかります。
- 口座残高や通貨ペアによるレバレッジ制限がある
- プロスプレッド口座は取引手数料がかかる
BigBoss(ビッグボス)は、トレードするだけでポイントが貯まる取引ボーナスに興味がある方におすすめします。
また、スキャルピングの制限がないので、スキャルピングやハイレバレッジな取引に興味がある方にもおすすめです!
XMTarding(エックスエムトレーディング):レバレッジ1000倍
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
(最大レバレッジ適用の)口座タイプ | KIWAMI極口座 |
ロスカット水準 | 20% |
最小取引数量 | 0.01ロット |
初回最低入金額 | $5 |
最大ロット数 | Micro口座:100ロット、Standard口座・KIWAMI極口座:50ロット |
ポジション上限数 | 200 |
XMは日本人人気No1の海外FXです。最大レバレッジは1000倍で、新規口座開設者には多くのボーナスを提供しています。
口座開設時に13,000円、その後の入金で100%の入金ボーナスが付与されるので、初回の取引は自己資金の2倍以上の額で取引可能です。
また、取引ボーナス制度があり、最大1ロットあたり6.6ドルほどとBigBossよりも多いです。(取引日数によるランクに応じて異なる)
メイン口座でとして使う方が多く、安定した運営実績を誇ります。
- 知名度が高く日本人人気も高い
- 最大1,000倍のハイレバレッジで取引できる
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスがある
デメリットとしては、40万円未満の出金は手数料がかかることです。40万円以上の出金の場合は手数料がかかりません。
- 40万円未満の出金は手数料がかかる
- Zero口座の最大レバレッジは500倍
- 有効証拠金合計額、マイナー通貨ペア、CFD銘柄、仮想通貨のロット数など、場合によりレバレッジ制限がかかる
XMTarding(エックスエムトレーディング)は長い実績があり、人気も高いです。安心して利用できる海外FXを利用したい方に最適。
また、ハイレバレッジな取引をしたい方や、ボーナスを活用したい方にも、XMをおすすめします!
ハイレバの海外FX業者を使うメリット
ハイレバレッジには以下のようなメリットがあります。
- 自己資金が少なくて済む
- 証拠金ギリギリの粘った勝負ができる
- 追証の発生がない
自己資金が少なくて済む
ハイレバレッジ最大の魅力は、少ない投資資金でも大きなロット数が保有できる点です。
- レバレッジ25倍でドル円100円時に10万通貨を保有→40万円必要
- レバレッジ500倍でドル円100円時に10万通貨を保有→2万円必要
同じ通貨量の保有でも、ハイレバのトレードをする方が必要証拠金が少なくなります。
反対に考えると、ハイレバであればあるほど同じ証拠金でも多くの利益が見込めるという事です。
海外FXの会社によっては100円~500円といった少額入金に対応している会社も多いです。
ワンコイン投資であってもハイレバレッジ取引であれば、結果的に大きな利益が見込める魅力があります。
証拠金ギリギリの粘った勝負ができる
ハイレバレッジ取引は証拠金維持率を下げてしまうので、必然的にロスカットの危険性が高まります。
証拠金維持率
自己資金に対して保有ポジションの金額割合。
レバレッジをかけるという事はもともとないお金を運用するので、資金比率の割合も当然減ってしまいます。
しかし海外FXの多くは、ロスカット水準が低めの0%~20%ほどに設定しているので、ハイレバであってもギリギリの粘った勝負ができるのです。
- iFOREX
- Exness
ハイレバで取引する際はロスカットされてもしょうがないくらいの気持ちで取引してればいいのかもね。
追証の発生がない
冒頭でも解説したように、海外FXではゼロカット適用のため追証が発生しません。
ハイレバレッジの取引では、少しの相場変動で残高がマイナスになることが多いです。
しかし、マイナスになっても追加で支払う必要は全くないのでリスクの限定ができます。
ゼロカットの実効されるタイミングはFX会社によって異なるので注意しましょう。
AXIORYやTitanFXでは残高がマイナスになった後、時間が経ってからゼロカットが実効っされます。
ハイレバの海外FX業者を使うデメリット
ハイレバレッジ取引には、以下のようなデメリットもあります。
- 損失を出すスピードが速い
- 資金管理を崩しやすい
デメリットについてもしっかりと理解をしたうえで、ハイレバ取引をしてみましょう。
損失を出すスピードが速い
ハイレバレッジの取引は、レバレッジが低い場合に比べても損失を出すスピードが速くなってしまいます。
マイナスpips | 利益額(円) |
-1pips | -1000円 |
-10pips | -1万円 |
-50pips | -5万円 |
-100pips | -10万円 |
これは先ほどのドル円で1000倍のレバレッジをかけた場合ですが、1円の変動は思惑と反対方向に動くと全ての証拠金を失います。
値幅の大きい銘柄であれば100pipsほどはすぐに動くので、それなりにリスクもあると覚えておきましょう。
資金管理を崩しやすい
FXに限らず、投資では資金管理がとても重要となります。
損失分を取り返したい欲や早く稼ぎたいという気持ちがあると、無根拠なエントリーとなってしまい大きく負け越してしまう懸念があるのです。
普段100倍のレバレッジで取引している方が、連敗後にハイレバ取引で損失分を取り返そうとしてしまうケースはよくあります。
ハイレバ取引をするにしても自身でのルールを決めて、無茶な取引をしないようにしましょう。
レバレッジは自身の決めたルールで一定を保つことがおすすめです。
分析に慣れてきたら銘柄別や取引スタイル別で変えてあげるといいでしょう。
レバレッジを重視した海外FX業者選びの注意点
海外FX業者のレバレッジはとても魅力的に移りますが、業者選びには注意が必要です。海外FX業者のレバレッジに関する基礎知識について解説します。
海外FXのレバレッジは会社によるルールや注意点もあるので、取引前にしっかり押さえておきましょう。
レバレッジの高さだけで選ぶのはNG
海外FXの選定基準として、レバレッジの高さだけで選ぶのはNGと言えます。
レバレッジの高さは資金効率の面で重要な要素ですが、それ以上にスプレッドや約定力へのこだわりがないと良い取引結果を生みません。
レバレッジが低い会社ほど良い取引環境である場合が多いよ。
- TitanFX→500倍
- AXIORY→400倍
- Land-FX→500倍
- iFOREX→400倍
上記の会社は最大レバレッジこそ低いですが、約定力が高くスプレッドが狭い特徴があります。
最大レバレッジは低くても、高水準の取引環境で差別化を図っているFX会社であると言えるでしょう。
実効レバレッジによって自動調整される
海外FXでレバレッジをかける際は、実効レバレッジによって自動調整されます。
実効レバレッジ
証拠金残高と保有する通貨量に応じてレバレッジが自動で決まること。
USD/JPY100円時に10万通貨の取引
レバレッジ100倍かけたい場合→口座残高を10万円に調整
レバレッジ500倍かけたい場合→口座残高を2万円に調整
このように口座残高やロット、銘柄のレートによって自動的にレバレッジが調整されます。
銘柄別レートなどはあらかじめ把握したうえでレバレッジ調整するといいでしょう。
証拠金残高に応じたレバレッジ制限がかかる
FX会社によっては、証拠金残高が多くなればなるほどかけられる最大レバレッジに制限がかかる場合があります。
口座残高 | 最大レバレッジ |
2万ドル未満 | 1,000倍 |
2万ドル~10万ドル | 200倍 |
10万ドル以上 | 100倍 |
残高ごとに制限をかけて、大口投資でのリスクを低減するといった意図があります。
- TitanFX→400倍
- iFOREX→400倍
レバレッジ制限のルールは海外FX会社によって異なります。
残高別の制限がないor緩い会社であれば、その会社は大口取引に適していると言えるでしょう。
口座タイプ別でレバレッジが変わる
海外FXでは、STP口座とスタンダード口座の2種類を提供している会社が多いです。
STP口座とECN口座
STP→市場価格にスプレッドが上乗せされた口座、取引手数料無料
ECN→市場価格とほぼ同等金額で取引可能、取引毎に手数料がかかる
海外FXはスプレッドで利益を出している会社が多いです。
ECN口座ではスプレッドによる利益が得られないので、その代わりに取引手数料がかかります。
会社によっては、STP口座に比べてECN口座のレバレッジを制限している会社もあります。
XMの場合
・スタンダード口座(STP)→最大1,000倍
・マイクロ口座(STP)→最大1,000倍
・KIWAMI極口座(STP)→最大1,000倍
・Zero口座(ECN)→最大500倍
また、ECN口座はボーナス対象外である場合が多いので、上級者向きの口座であると言えるでしょう。
最低入金額もECN口座の方が高く設定されている場合が多いですよ。
市場変動が予想される時にレバレッジ制限がある
海外FXでは、市場変動が大きく予想される時にはレバレッジの制限があります。
主要国の大統領選挙期間などが対象です。
レバレッジ規制のタイミングは各社によって様々です。
しかし、ほとんどの会社で実行されるものと思っていいでしょう。
選挙などは事前に投票日や開票日が決まっているので、為替相場が動くことが事前予想できます。
あらかじめレバレッジ制限をして、急な相場変動から顧客リスクを守っているのです。
銘柄によって最大レバレッジが異なる
海外FXで取引できるのは、USD/JPYのような法定通貨だけではありません。
株価指数や貴金属、仮想通貨、エネルギー商品などの豊富な銘柄を扱っている会社もあります。
銘柄によって変動幅は異なるので、各銘柄でレバレッジに制限が設けられています。
値幅の大きい銘柄→最大レバレッジが低い
値幅の小さい銘柄→最大レバレッジが高い
各社は最大レバレッジの高さを会社のセールスポイントとしています。
しかし、そこで打ち出されているレバレッジは全て法定通貨ペアのレバレッジと考えていいでしょう。
海外FXハイレバ業者を選ぶ3つのポイント
海外FXにはハイレバ業者が複数ありますが、レバレッジの高さだけで選ぶことはおすすめできません。
各業者の特徴や利用条件は様々なので、選ぶポイントを押さえておくことが大切。ハイレバ業者を選ぶ3つのポイントは下記のとおりです。
- ロスカットの水準が低い業者を選ぶ
- レバレッジ制限がゆるい業者を選ぶ
- ロット数やポジション数の制限がゆるい業者を選ぶ
それぞれの選ぶポイントについて、これから詳しく解説します。
ロスカットの水準が低い業者を選ぶ
ロスカット水準が低い業者を選ぶことで、ぎりぎりまで取引できるというメリットがあります。
国内FX業者のロスカット水準は100%と高いのですが、海外FX業者のロスカット水準は平均で20%~40%ほど。中には、証拠金維持率0%まで取引できるハイレバ業者もあります。
本記事で紹介したおすすめのハイレバ業者5社のロスカット水準を比較表にしてまとめました。
海外FX業者 | ロスカット水準 | 最大レバレッジ | 最大レバレッジ適用口座 |
Land Prime(ランドプライム) | 0% | 無制限 | スタンダード口座、プライム口座、スワップフリー口座 |
Exness(エクスネス) | 0% | 無制限 | スタンダード口座 |
IS6FX(アイエスシックスエフエックス) | 20% | 6000倍 | レバレッジ6000倍口座 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス) | 20% | 5000倍 | レバレッジ5000倍口座 |
FBS(エフビーエス) | 20% | 3000倍 | マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座 |
LAND-FXとExnessは、レバレッジ無制限に加えて、ロスカット水準が0%であることも魅力です。
最大レバレッジが高いほど必要証拠金は少なくて済むため、証拠金維持率を低くすることができます。そのため、ハイレバ業者を利用することで含み損にも耐えやすくなり、強制ロスカットのリスクを抑えられることがメリットです。
- Land Prime(ランドプライム)
- Exness(エクスネス)
レバレッジ制限がゆるい業者を選ぶ
最大レバレッジが高くても、最大レバレッジが適用される条件が厳しく、条件を満たさないとレバレッジが制限されることがあります。
たとえば、下記の条件によってレバレッジが制限されるケースが多いです。
- 口座残高によるレバレッジ制限
- 取引量によるレバレッジ制限
- マイナー通貨によるレバレッジ制限
- 取引ツールによるレバレッジ制限
- 特定の時期(選挙や経済指標発表前後など)によるレバレッジ制限
レバレッジ制限される条件のゆるさ・厳しさは、海外FX業者によって異なります。
まずは、本記事で紹介したハイレバ業者5社のレバレッジ制限の比較表をご覧ください。
海外FX業者 | レバレッジ制限 | 最大レバレッジ | 最大レバレッジ適用口座 |
Land Prime(ランドプライム) | ・口座残高が$1,000を超えるとレバレッジは2000倍以下になる ・特定の時間帯(経済ニュース発表の15分後から5分後、週末が始まる3時間前から週明けの2時間後)はレバレッジが最大200倍まで制限される ・マイナー通貨ペアのレバレッジ制限 |
無制限 | スタンダード口座、プライム口座、スワップフリー口座 |
Exness(エクスネス) | ・「5ロット以上の取引を達成」「10回以上の取引を達成」「口座残高999ドル以下を維持」「MT4口座を選択」の条件を満たないとレバレッジは2000倍に制限される ・経済指標が発表される15分前から5分後の間は最大レバレッジが200倍に制限される |
無制限 | スタンダード口座 |
IS6FX(アイエスシックスエフエックス) | ・レバレッジ6000倍口座は口座残高によるレバレッジ制限はないが、スタンダード口座などはある | 6000倍 | レバレッジ6000倍口座 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス) | ・XPTUSDのみ200倍 ・レバレッジ5000倍口座は口座残高によるレバレッジ制限はないが、入金上限額と利益額の規制がある |
5000倍 | レバレッジ5000倍口座 |
FBS(エフビーエス) | ・レバレッジ3,000倍で取引できるのは口座残高200ドル(2万円)まで | 3000倍 | マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座 |
LAND-FXとExnessは、最大レバレッジが無制限ですが、最大レバレッジが適用される条件が少し厳しいです。条件を満たないとレバレッジが制限されます。
海外FXでは、最大レバレッジが高い業者はレバレッジ制限が厳しい傾向があり、最大レバレッジが低い業者ほど、レバレッジ制限がゆるくなる傾向があります。
たとえば、TitanFXの最大レバレッジは500倍で海外FXの中では比較的低いのですが、口座残高や取引量によるレバレッジ制限はありません。
iFOREXも最大レバレッジは400倍と比較的低いのですが、こちらもレバレッジ制限なしで利用できます。
- IS6FX(アイエスシックスエフエックス)
- GEMFOREX(ゲムフォレックス)
ロット数やポジション数の制限がゆるい業者を選ぶ
海外FXでは、最大ロット数や保有できるポジション数に差があります。
最大ロット数や保有できるポジション数が大きい業者であれば、自由度の高いトレードができるので便利です。
そこで、おすすめのハイレバ業者5社の最大ロット数とポジション上限数の比較表をまとめました。
海外FX業者 | 最大ロット数 | ポジション上限数 | 最大レバレッジ | 最大レバレッジ適用口座 |
Land Prime(ランドプライム) | 100ロット | 300 | 無制限 | スタンダード口座、プライム口座、スワップフリー口座 |
Exness(エクスネス) | 200ロット | 1000(MT4) | 無制限 | スタンダード口座 |
IS6FX(アイエスシックスエフエックス) | 30ロット | 30 | 6000倍 | レバレッジ6000倍口座 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス) | 50ロット | 無制限(新規指値注文含む) | 5000倍 | レバレッジ5000倍口座 |
FBS(エフビーエス) | 500ロット | 200 | 3000倍 | マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座 |
上記の海外FXの他、下記のハイレバFX業者も、ロット数やポジション数の制限がゆるくておすすめです。
海外FX業者 | 最大ロット数 | ポジション上限数 | 最大レバレッジ | 最大レバレッジ適用口座 |
FXGT | 200ロット | 200 | 1000倍 | ミニ口座、スタンダード口座、プロ口座、ECN口座 |
BigBoss(ビッグボス) | 50ロット | 無制限 | 1111倍 | スタンダード口座、プロスプレッド口座 |
XMトレーディング | Micro口座:100ロット、Standard口座・KIWAMI極口座:50ロット | 200 | 1000倍 | Micro口座、Standard口座、KIWAMI極口座 |
GEMFOREXやBigBossのように、保有ポジション数が無制限の海外FX業者もあります。
なお、比較表で紹介したロット数やポジション数は、基本的に最大レバレッジが適用される口座タイプの情報です。
- GEMFOREX(ゲムフォレックス):ポジション上限数が無制限
- BigBoss(ビッグボス):ポジション上限数が無制限
- FBS(エフビーエス):最大ロット数が500ロット
トレーダー別おすすめハイレバ業者の選定基準
次に、ハイレバ業者の選定基準を初心者か上級者かといった経験別で紹介します。
海外FX初心者
海外FX初心者は、以下のような項目を重視してハイレバの会社を選定するといいでしょう。
- 最低入金額が安い
- ボーナスが豊富
- ロスカット水準が低い
最低入金額の高い会社であれば、少額で始めたいと思っても利用できない会社もあります。
前述したようなExnessやGEMFOREXといったワンコイン入金ができる会社を選定するといいでしょう。
また、豊富なボーナスを活かすことはハイレバレッジ取引をする上で有効です。
もともとないお金を高ロットで運用できるので、全くのリスクなく大きなリターンが見込めます。
中~上級者
海外FX中~上級者がハイレバ業者を選定する際には、以下のような項目を重視するといいでしょう。
- 銘柄別のレバレッジ制限が少ない
- 残高によるレバレッジ制限がない
- ロスカット水準が低い
ロスカット基準が低いことは初心者から上級者問わず、ハイレバ取引にて共通の重要項目です。
海外FXの会社では残高が多くなるとレバレッジ制限がかかる会社があります。
大口取引でレバレッジを効かせた取引をするのであれば、銘柄や残高別の制限が少ない会社を選ぶと良いでしょう。
TitanFXは通常の最大レバレッジが500倍と低めですが、残高や銘柄によるレバレッジ制限が少ないおすすめの会社です。
トレードスタイル別おすすめレバレッジ
次は、トレードスタイル別のおすすめレバレッジを紹介します。FXでは、長期で持つか短期で決済するかといった各々のトレードスタイルがあります。
レバレッジが高いとその分証拠金維持率が低下するので、長めで保有するには調整をしていく必要があるのです。
スキャルピングの場合
スキャルピングとは、注文から1分~十数分の間に決済をする取引手法です。
短期の売買となるので、口座に自己資金の一部を入金しているのであれば、500倍~1000倍のハイレバレッジを取引をしても良いと言えるでしょう。
レバレッジ→500倍~1000倍ほど
証拠金維持率→200%以上
すぐに負けて証拠金がなくなる可能性もあるので、必ず再起できる金額で取引する必要があります。
デイトレードの場合
デイトレードとは、1日単位でポジションを決済する手法を指します。
メジャー通貨で見ると、1つの銘柄で50pips以内の値幅を狙う方が多いです。
レバレッジ→200倍~500倍ほど
証拠金維持率→400%以上
狙う銘柄がポンドやマイナー通貨のような値幅の荒いものであれば、上記よりもレバレッジを低く設定することがおすすめです。
スイング~長期トレード
スイングトレードは数日から1週間ほどポジションを持つ手法です。
スキャルピングやデイトレードに比べて大きな値幅を狙います。
また、FXではスワップポイントの獲得を目的とした長期トレードも人気が高いです。
スワップポイント
各国の金利差額で発生する利益
金利の低い通貨(日本円など)で高金利通貨(トルコリラなど)を買う→
+スワップ
金利の高い通貨(トルコリラなど)で低金利通貨(日本円など)を買う→
-スワップ
長く持つ分、大きな相場変動への懸念があるのでそれなりに高い証拠金維持率を保ちましょう。
レバレッジ→1倍~100倍ほど
証拠金維持率→1000倍以上
銘柄によってはレバレッジは低く、証拠金維持率はもっと高く設定することをおすすめします。
1週間通して穏やかな相場になることはあまりないので、ある程度の相場変動には耐えられるようにリスク管理をしておきましょう。
海外FXのレバレッジごとの利益シミュレーション
次に、ハイレバレッジの取引での利益シミュレーションをしていきたいと思います。
- 1ドル100円時にロング(買い)のエントリー
- 自己資金10万円
それぞれのレバレッジごとに見ていきましょう。
レバレッジ25倍の場合
レバレッジ25倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×25倍÷100円=2万5000通貨(0.25Lot)
2万5000通貨を保有した場合での、獲得pipsごとの利益を見ていきましょう。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 25円 |
10pips | 250円 |
50pips | 1250円 |
100pips | 2500円 |
100pipis=1円の値動きになるので、ドル円相場が101円にまで上昇したら2500円の利益となります。
一回の取引で100pips獲得できればかなり優秀なトレーダーと言えますが、10万円の投資額であればあまり大きな利益とは言えないです。
レバレッジ100倍
レバレッジ100倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×100倍÷100円=10万通貨(1Lot)
10万円の資金で10万通貨が保有可能です。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 100円 |
10pips | 1000円 |
50pips | 5000円 |
100pips | 1万円 |
レバレッジ100倍であれば、ドル円相場が1円動くと1万円の利益が出ます。
証拠金の10%が獲得できるので多い金額と言えるでしょう。
レバレッジ100倍ほどであれば、相場が思惑と反対方向に進んだとしてもロスカット水準からは遠いので低リスクのトレードになると言えます。
レバレッジ500倍
レバレッジ500倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×500倍÷100円=50万通貨(5Lot)
10万円の資金で50万通貨が保有可能です。
海外FXではほとんどの会社で1ロット=10万通貨と定めているので、50万通貨であれば5ロット保有する事になります。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 500円 |
10pips | 5000円 |
50pips | 2万5000円 |
100pips | 5万円 |
10pipsほどで5000円の利益が獲得できるので、スキャルピング取引などに適していると言えるでしょう。
メジャー通貨ペアではボラティリティがないと10pipisの値幅をつけるのに時間を要しますが、スキャルピングに人気のGOLDなどではすぐに10pipsほどの獲得ができます。
レバレッジ1000倍
海外FXでは一部の会社でレバレッジ1000倍以上の取引ができます。
- HFM(旧HotForex)
- XMトレーディング
レバレッジ1000倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×1000倍÷100円=100万通貨(10Lot)
10万円の資金で100万通貨(10ロット)が保有可能です。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 1000円 |
10pips | 1万円 |
50pips | 5万円 |
100pips | 10万円 |
ドル円相場が1円(100pips)動くと、証拠金と同じ10万円が獲得できる仕組みです。
資金を失うスピードやロスカットといったリスクは高まりますが、入金額を調整しておけばそれほど大きなリスクを背負うことはありません。
しかし、レバレッジが低い時に比べて少しの相場変動でロスカットされる懸念はあるので、値幅の大きな銘柄での取引には注意しましょう。
レバレッジ3000倍
海外FXでは、一部の会社でレバレッジ3000倍の取引ができます。
- FBS
- TTCM(TradersTrust/トレーダーズトラスト)
レバレッジ3000倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×3000倍÷100円=300万通貨(30Lot)
10万円の資金で300万通貨が保有可能です。
海外FXではほとんどの会社で1ロット=10万通貨と定めているので、300万通貨であれば30ロット保有する事になります。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 3000円 |
10pips | 3万円 |
50pips | 15万円 |
100pips | 30万円 |
10pipsほどで3万円の利益が獲得できます。また、3000倍レバレッジを使うことで大きな利益が狙えるので、スキャルピングにおすすめ。逆に、デイトレードやスイングトレードのような中~長期トレードにはあまり向いていません。
レバレッジ6000倍
海外FXでは、数少ないですがレバレッジ6000倍の取引ができる会社もあります。
- IS6FX
レバレッジ6000倍の場合は、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×6000倍÷100円=600万通貨(60Lot)
10万円の資金で600万通貨が保有可能です。海外FXではほとんどの会社で1ロット=10万通貨と定めているので、600万通貨であれば60ロット保有する事になります。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 6000円 |
10pips | 6万円 |
50pips | 30万円 |
100pips | 60万円 |
10pipsほどで6万円の利益が獲得できます。レバレッジ6000倍となると、少額で大きなポジションを保有でき、大きな利益を見込めることがメリットです。ただし、メリットだけではなく、取引にはリスクも伴うことも心得ておきましょう。
レバレッジ無制限
海外FXには、レバレッジ無制限の会社が2社あります。
- Land Prime(ランドプライム)
- Exness(エクスネス)
たとえばExness(エクスネス)の最大レバレッジは無制限と紹介しましたが、具体的には最大レバレッジは21億倍で、実質無制限ということです。
レバレッジ21億倍の場合、以下の計算方法で保有通貨量の計算ができます。
10万円×21億倍÷100円=2兆1,000億通貨(2,100万Lot)
10万円の資金で2兆1,000億通貨が保有可能です。海外FXではほとんどの会社で1ロット=10万通貨と定めているので、2兆1,000億通貨であれば2,100万ロット保有する事になります。
獲得pips | 利益額(円) |
1pips | 21億円 |
10pips | 210億円 |
50pips | 1,050億円 |
100pips | 2,100億円 |
レバレッジ21億倍(実質無制限)となると、比べ物にならないほど大きな取引ができるようになります。
海外FXのハイレバレッジのまとめ
海外FXのレバレッジについてまとめました。
- 国内FXは25倍までの制限があるが、海外FXは400倍以上の高レバレッジ
- レバレッジは残高や銘柄によっての制限がある
- 残高調整ができていれば、高レバレッジの取引リスクは低い
- 各国の選挙などでレバレッジ制限がかかるケースもある
- ExnessとLAND-FXは条件を満たせば無制限のレバレッジで取引可能
- 最大レバレッジが低い会社は取引環境が高水準の会社が多い
レバレッジは、資金効率の良くなるFX特有の制度であるため有効に活用しましょう。
海外FXではゼロカットシステムの適用により、ハイレバレッジでも低リスクでハイリターンのトレードが可能です。
リスク管理を充分に行ったうえで、高額の利益を狙った取引を始めてみましょう。
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