海外FXでは、証拠金維持率が低下するとロスカットが実効されます。多くのFXトレーダーはこのロスカットを警戒しており、どうにかして回避する取引を行っている傾向です。
本記事では海外FXのロスカットというテーマで、概要や回避方法について詳しく解説していきます。
ロスカットとは強制的な損切り措置
ロスカットとは、FX会社による強制的な損切り措置のようなものです。
FX取引では証拠金維持率が会社の定める水準を下回ると、保有しているポジションが自動的に決済される仕組みになっています。
海外FX特有のハイレバレッジ取引は、証拠金維持率を必然的に下げてしまうのでロスカットの危険性が高まります。
会社ごとのロスカット水準
海外FXでは、会社によって定められたロスカット水準があります。
FX会社 | ロスカットの証拠金維持率 |
XM | 20% |
GEMFOREX | 20% |
Exness | 0% |
AXIORY | 20% |
TitanFX | 20% |
iFOREX | 0% |
およそ0%~20%ほどと低く設定されています。
仮に30%であっても自己資金はほとんど残らないので、ロスカットをされた時点で損失の方が多いと考えていいでしょう。
海外FXでは、後ほど紹介するゼロカットにより証拠金以上の損失を出さない仕組みになっています。
国内FXでは適用されないことから、ロスカット水準を高くして顧客の資産を守っているし組みです。
ロスカットが実効される順序
ロスカットは実効される前と後で海外FX共通の項目があります。
次はその順序について詳しく見ていきましょう。
マージンコール
ロスカットが実効される前には、まずマージンコールが実効されます。
マージンコール
証拠金維持率の低下でロスカット水準に近づいていることをお知らせしてくれるアラート。MT4のポジション画面が赤く光ったり、メールでのお知らせなど会社によって様々。
あくまでもお知らせの機能であるため、特別大きな事が起きるわけではありません。マージンコールが発動する証拠金維持率はそれぞれ会社によって異なります。
FX会社 | マージンコールの証拠金維持率 |
XM | 50% |
GEMFOREX | 50% |
Exness | 60% |
AXIORY | 50% |
TitanFX | 90% |
証拠金維持率が50%~90%ほどになるとマージンコールが実効されます。マージンコールの証拠金維持率水準に達した時点で、MT4やMT5で保有中のポジションを表示させると赤く表示されます。
ここでは決済などの特別なことが起きるわけではなく、ロスカット水準に近づいていることをお知らせしてくれるだけです。
会社によっては登録したメールアドレス宛にお知らせをメールで送ってくれる会社もあります。
強制ロスカット
証拠金維持率がFX会社の定める証拠金維持率を低下すると、強制ロスカットが発動します。
強制ロスカット
保有中のポジションがFX会社によって強制的に損切りされる事。
この強制ロスカットが、証拠金維持率を理解するうえで最も重要な事項となるのです。
強制ロスカットされてしまうと、全てのポジションが決済されてしまうのでその後の粘った取引ができません。
FX会社 | ロスカットの証拠金維持率 |
XM | 20% |
GEMFOREX | 20% |
Exness | 0% |
AXIORY | 20% |
TitanFX | 20% |
ロスカット水準も会社によって異なりますが、たいてい20%ほどと低めに設定されています。
他の海外FXでは0%ではなくても20%ほどの低水準なので、ロスカットにあった時点で証拠金はほとんど残りません。
海外FXで取引をする際は、このロスカットを回避していくことが重要となるのです。
ゼロカット
ロスカットは必ず実効されるわけではなく、相場の急変動などがあると証拠金がマイナスになることもあります。
海外FXではその場合、ゼロカットシステムが適用されるので証拠金以上の損失を出さない仕組みとなっているのです。
ゼロカットシステム
残高がマイナスになった場合、マイナス分をFX会社で補填してくれる制度。
海外FXの多くはスプレッドで利益を出しているので、「顧客に積極的な取引をしてほしい」と考えています。
ゼロカットを採用することで顧客は追証(追加証拠金)を気にせずに取引ができる仕組みです。
ロスカットの回避方法
ロスカットを回避するには、証拠金維持率を上げることが絶対条件となります。
次はそんなロスカットの回避方法を詳しく見ていきましょう。
追加入金or資金移動をする
ポジションの保有中に相場が思惑と反対方向に進んだとします。
そうなると証拠金維持率はどんどん低下してロスカットの危険が迫りますが、有効証拠金を増やすことで解消可能です。
取引中の口座に追加入金や資金移動で有効証拠金を増やせます。
証拠金維持率が低下している時点で、その勝負はかなり不利になっている状況です。
長いトレンドに巻き込まれた場合では、追加入金後に相場が転換してくるとは限りません。
よっぽど自信のあるポイントではない限りは、追加入金での回避は危険性も増すもとの言えるでしょう。
一度損切りをして、追加入金後に新たなポジションを持つことをおすすめします。
ポジションの一部を決済する
複数ポジションを持っている場合は、含み損の出ている一部ポジションを決済することでロスカットの回避に繋がります。
もしも2つのポジションを保有していたとして、片方は含み益、片方は含み損であったとします。
ロスカットラインに近づいている状態で含み益のポジションを利確すると、当然片方のポジションがすぐロスカットされていまうでしょう。
しかし、損失の出ているポジションの決済であればただの損切りでおります。
これは複数ポジション含み損が出ている場合でも同じです。
含み損一部のポジションを決済することで、一時的に証拠金維持率の上昇に繋がります。
含み損の出ているポジションが多いほど有効です。
ポジションを1つしか持っていない場合は別ですが、同じ口座内で含み損の出ているポジションがあれば諦めが付くものを解消しておくといいでしょう。
証拠金維持率とは自分が保有しているポジションの割合
証拠金維持率を理解できていないと大きな損失を出す可能性があるので、自身でコントロールしていかなければなりません。
証拠金維持率を見ると、保有ポジションに対して自己資金の割合や余裕が分かります。
必要証拠金に対して有効証拠金がどのくらいあるかを見ることで、そのトレードが安全圏かもしくは危険かが分かる仕組みです。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率を計算するには、有効証拠金と必要証拠金を把握する必要があります。
- 必要証拠金→ポジションを持つのに必要な金額
- 有効証拠金→取引として利用可能な証拠金の全額
必要証拠金は以下の計算方法で算出可能です。
必要証拠金=銘柄の価格×ロット(通貨量)÷レバレッジ
レバレッジは会社ごとに異なるので、それぞれの会社の最大レバレッジを理解しておきましょう。
自分で取引の上限を決めておくといいよ。
有効証拠金÷必要証拠金×100=証拠金維持率が計算できます。
レバレッジ500倍の海外FX会社で、有効証拠金が10万円で1ドル110円時に10万通貨を保有した際の例を見ていきましょう。
(110×10万通貨)÷500=必要証拠金22000円
10万円÷2万2000円×100=450
→証拠金維持率450%
このように証拠金維持率が求められます。
銘柄によって維持率増減のペースが異なる
海外FXでは様々な銘柄で取引ができます。
取引する銘柄によって、証拠金維持率増減のペースは異なると覚えておきましょう。
- メジャー通貨ペア(USD/JPYなど)→値幅が小さい
- マイナー通貨or貴金属など→値幅が大きい
値幅の大きな銘柄ほど見込めるリスクは大きいですが、その分損失を出すペースも早くなります。
証拠金維持率も連動する仕組みです。
証拠金維持率を500%や1000%といった高い水準にしていても、値幅の大きなマイナー通貨や貴金属では安全圏でないと覚えておきましょう。
トレードスタイル別による証拠金維持率
前述した銘柄だけではなく、トレードスタイルによっても証拠金維持率の安全圏は異なります。
- スキャルピング→200%~500%
- デイトレード→500%~1000%
- スイングトレード→1000%以上
上記はあくまで目安のため、保有する銘柄や相場状況によって変える必要があります。
証拠金維持率の安全圏というのは、あくまでも自身のトレードスタイルに合わせて定めていくものです。
各銘柄のボラティリティや許容pips幅をしっかり設定しておきましょう。
ロスカットと許容pips計算
ロスカットを回避する場合は、「〇〇pipsの相場変動で強制ロスカットされる」といった許容pipsを抑えておくことが重要です。
ロスカットまでの許容pipisを計算するには、必要証拠金とロスカット水準の有効証拠金を算出する必要があります。
- 必要証拠金=(銘柄の価格×ロット数量)÷レバレッジ
- ロスカット水準の有効証拠金=必要証拠金×ロスカット水準(%)
レバレッジは実効されるレバレッジではなく、その口座の最大レバレッジです。
ロスカット水準までの含み損=必要証拠金-ロスカット水準の有効証拠金
1000通貨の1pips | 10円 |
1万通貨の1pips | 100円 |
10万通貨の1pips | 1000円 |
有効証拠金をpips計算することで算出ができます。
この計算を例に、証拠金別での許容pipsを見ていきましょう。
- USD/JPY100.000円
- レバレッジ500倍
- 1ロット(10万通貨の取引)
- ロスカット水準20%
証拠金3万円の場合
証拠金3万円の場合での許容pipsは以下の通りです。
(100×10万)÷500=2万円
2万×ロスカット水準20%=4000円
ロスカットまでの含み損26000円
→26pipsで強制ロスカット
26pipsの相場変動があると強制ロスカットをされる計算になります。
26pipsは値幅の小さいメジャー通貨でも1日単位で動くので、それなりにロスカットリスクの高いものとなるでしょう。
証拠金5万円の場合
証拠金5万円の場合での許容pipsは以下の通りです。
(100×10万)÷500=2万円
2万×ロスカット水準20%=4000円
ロスカットまでの含み損46000円
→46pipsで強制ロスカット
証拠金5万円であれば、46pipsほどで強制ロスカットとなります。
値幅の小さい銘柄であればデイトレード向きではありますが、比較的損切りの水準には近いのでリスクのある取引と言えるでしょう。
証拠金10万円の場合
証拠金10万円の場合での許容pipsは以下の通りです。
(100×10万)÷500=2万円
2万×ロスカット水準20%=4000円
ロスカットまでの含み損96000円
→96pipsで強制ロスカット
証拠金が10万円ほどであれば96pipsなのでおよそ100pipsほどは耐えられる計算になります。
100pipsはドル円で言うと1円という単位です。
相場状況によっては1日単位で動く可能性もありますが、普段であればそれほどは動かないのでデイトレードでは比較的目安となるpips幅と見ていいでしょう。
ロスカットギリギリの勝負のやり方
一般的にはロスカットにならないよう、高い証拠金維持率を保って自身で損切りをすることがベストと言われています。
しかしそれは取引スタイルや口座残高にもよると言えるのです。
投資資金10万円
→投資資金10万円を入金して証拠金ギリギリの取引危険▲
→投資資金1万円を入金して証拠金ギリギリの取引安全◎
上記2つの違いは、再入金をして取引再開が可能かどうかです。
投資資金10万円で全てを海外FX口座に入れてしまうと、ロスカットされた時に再入金ができなくなってしまいます。
それに対して後者では、1万円を失った通しても投資資金の9万円は残るので安全です。
海外FXでハイレバレッジの取引をする際は、このような残高調整に注意しなければなりません。
ロスカットギリギリの粘った勝負は、残高調整さえできていれば有効な手法と言えるでしょう。
また海外FXでは、仮にロスカットが間に合わなくてもゼロカットシステムという制度が適用されます。
ゼロカットシステム
相場の急変動により、残高がマイナスになってもFX会社がマイナス分を補填する制度。
国内FXにはこのゼロカットがないので、ロスカット水準が100%以上と高めに設定されている会社が多いです。
海外FXではこのゼロカットシステムを活かして、証拠金維持率ギリギリで勝負するトレーダーもいます。
特にExness(エクスネス)では最大レバレッジが無制限でかけらるので、少ない証拠金でも大きなロットの保有ができます。
そのため、ロスカット水準を0%にして証拠金維持率ギリギリのトレードができる仕組みをとっているのです。
資金の調整ができていれば、必ずしも証拠金維持率を高く設定する必要はありません。
ただし、口座資金は全額入れたりせずに、ロスカットのあってもすぐに再入金ができる額で行うようにしましょう。
海外FX業者のロスカット水準比較表
追証なし・ゼロカットシステム採用の海外FX業者はたくさんありますが、業者によって特徴やサービス、クオリティに差が出ます。
各業者のゼロカットシステムの有無、ロスカット水準、最大レバレッジ、日本語サポートの有無、詳細情報のスペックを比較します。
海外FX | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
XMTrading | 1000倍 | 20% |
FXGT | 1000倍 | 20%、40% (口座タイプによる) |
BigBoss | 1111倍 | 20% |
Axiory | 400倍 | 20% |
iFOREX | 400倍 | 0% |
LANDFX | 無制限 | 0% |
Exness | 無制限 | 0% |
Traders Trust | 3000倍 | 20%、50% (口座タイプによる) |
HFM(旧HotForex) | 1000倍 | 10%、20% (口座タイプによる) |
失敗しないために、追証なしの海外FX業者を選ぶポイントとして、下記の項目をチェックしましょう。
- ライセンスの保有を確認する
→金融ライセンスを保有していると信頼できる - 取引形態を確認する
→取引形態はDD方式よりもNDD方式のほうが透明性が高くて信頼できる - ロスカット水準を確認する
→海外FXのロスカット水準は20%程度が多い - 最大レバレッジを確認する
→海外FXの最大レバレッジは400倍~無制限まで様々 - その他のサービスも確認する
→ボーナスや日本語サポート対応など
海外FXは、ロスカットまでの余力があることと、ハイレバレッジなトレードができることがメリット。
海外FXのロスカット水準は0%~100%まで幅広く設定されており、ロスカット水準が低いほど含み損に耐えやすいです。
最大レバレッジも海外FXによって設定が異なるため、ハイレバトレードに最適かをチェックするとよいでしょう。
また、安全に利用できる海外FX業者であることが大切なので、追証の有無以外に、ライセンスや取引形態なども確認することをおすすめします。
各業者のゼロカットシステムの有無、ロスカット水準、最大レバレッジ、日本語サポートの有無、詳細情報のスペックを比較します。
Exness(エクスネス)
設立年 | 2008年 |
---|---|
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月08:00~土00:00 ・メール(support@exness.com):24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 0% |
最大レバレッジ | 無制限 |
ボーナス | なし |
- 既定の条件クリアで、レバレッジ無制限
- ロスカット水準0%
- 追証なし、ゼロカット採用、ライセンス保有、NDD方式、日本語サポート有で、安心して利用できる
Exness(エクスネス)は、既定の条件をクリアすることで、レバレッジ無制限で取引できる海外FX業者です。
ロスカット率0%、追証なし、ゼロカット採用、日本語サポート有など、安心して利用できることもおすすめポイント。また、スプレッドが狭いと評判が良いので、スキャルピングトレーダーにもおすすめです。
XMTrading(XMトレーディング)
設立年 | 2009年 |
---|---|
金融ライセンス | セーシェル諸島(FSA) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:平日 09:00~21:00 ・メール(support@xmtrading.com):24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 20% |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤルティプログラムの取引ボーナス ・その他複数 |
- 日本人人気が高い海外FX業者、口座開設者数は300万人超で世界的に人気が高い
- 最大1000倍のレバレッジ・追証なし・ゼロカット採用で、思う存分ハイレバトレードができる
- 口座開設ボーナスなどボーナスが充実していて初心者にもおすすめ
XMTrading(XMトレーディング)は、人気が高く信頼度も高い海外FX業者です。追証なし、ゼロカットシステム採用、最大レバレッジ1000倍と、ハイレバトレードにも最適。
また、ボーナスが豊富、日本語サポートも充実しているなど、サービス面での評判も良いです。
FXGT
設立年 | 2019年 |
---|---|
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:24時間対応 ・メール(jpsupport@fxgt.com):24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 20%、40%(口座タイプによる) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤリティボーナス ・その他 |
- 仮想通貨もレバレッジ最大1,000倍・追証なしで取引できる
- 10,000円~15,000円の口座開設ボーナスがある(ボーナス額は時期による)
- 最大1億ユーロが保証される賠償責任保険がある
FXGTは、追証なし・ゼロカット採用に加えて、ライセンスを保有、さらに賠償責任保険もあり、信頼度が高く安全に利用できる海外FX業者です。
なお、FXGTは口座タイプによってロスカット水準が異なります。ミニ口座とスタンダード+口座のロスカット水準は20%、その他の口座タイプは40%です。ロスカットまでの余力を求めるなら、ミニ口座もしくはスタンダード+口座をおすすめします。
BigBoss(ビッグボス)
設立年 | 2013年 |
---|---|
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン諸島(SVG FSA) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月曜日~金曜日 10:00~24:00 ・メール(support@bigboss-financial.com.):365日 24時間受付 ・問い合わせフォーム:365日 24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 20% |
最大レバレッジ | 1111倍 |
ボーナス | ・入金ボーナス ・BigBossポイント |
- 追証なし・ゼロカット採用、さらに約定力が高く評判が良い
- トレードしているだけでBigBossポイントが貯まって、クレジットと交換できる
- スキャルピングの制限がない
BigBoss(ビッグボス)は、最大レバレッジ1111倍で取引ができる海外FX業者です。また、追証なし・ゼロカット採用、NDD方式、日本語サポート有で、安全に利用できます。
トレードするほど貯まるBigBossポイント制度があることも、BogBossを利用するメリットです。
Axiory(アキシオリー)
設立年 | 2011年 |
---|---|
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会(FSC) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月曜から金曜 9:30~23:30 ・メール(jpsupport@axiory.com):24時間受付 ・問い合わせフォーム:24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 20% |
最大レバレッジ | 400倍 |
ボーナス | 期間限定で入金ボーナスなどがある |
- 追証なし、ゼロカット採用、分別管理、信託保全制度があり、安全性が高い
- 約定力が高いと評判が良い
- スプレッドが狭く、スキャルピングにも最適
Axiory(アキシオリー)も、追証なし、ゼロカット採用、NDD方式、日本語サポートあり、ライセンス保有、分別管理、信託保全制度ありなど、信頼度の高い海外FX業者です。
また、口コミでは、約定力が高い、スプレッドが狭いといった声が多く、利用者の評判も良いので、安心して利用できます。
iFOREX(アイフォレックス)
設立年 | 1996年 |
---|---|
金融ライセンス | 英領バージン諸島 |
取引形態 | DD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月曜~木曜 14:00-21:00、金曜 14:00-19:00 ・メール(cs-jp@iforex.com):24時間受付 ・日本語デスク電話(+30-210-374-2583 +34-932710699):月曜~木曜 14:00-21:00、金曜 14:00-19:00 ・取引プラットフォーム電話(+30-210-374-2555):月~金 05:30-19:00 時間変更の場合あり |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 0% |
最大レバレッジ | 400倍 |
ボーナス | ・ウェルカムボーナス ・友達紹介ボーナス |
- 1つの口座で通貨、株式、商品、指数、ETFなどのすべての取引ができ、シンプルで使いやすい
- ロスカット水準が0%で、自己資金がすべてなくなるまで決済されない
- 日本語サポートが充実、日本語の電話サポートもある
iFOREX(アイフォレックス)は、取引形態はDD方式で、NDD方式よりも透明性は劣りますが、ライセンス保有&充実した日本語サポートがあり、安心して利用できます。
口座タイプは1種類のみなので、シンプルで使いやすく、初心者にもおすすめ。ロスカット水準が0%という点も、利用するメリットです。
Land Prime(ランドプライム)
設立年 | 2013年 |
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金融ライセンス | SVG FSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:平日11時~17時 ・メール(japan.support@land-fx.com):平日10時~18時 ・問い合わせフォーム:平日10時~18時 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 0% |
最大レバレッジ | 無制限 |
ボーナス | なし |
- 最大レバレッジが無制限、ハイレバトレードが可能
- ロスカット水準が0%で、自己資金がすべてなくなるまで決済されない
- 約定率が高く、約定スピードが速いと評判が良い
Land Prime(ランドプライム)は、最大レバレッジ無制限で取引ができる海外FX業者です。
ハイレバトレードは一気に損失が出るリスクも伴いますが、追証なし・ゼロカット採用なので、大きな損失リスクの心配をする必要はありません。
また、ロスカット水準が0%、約定力が高いなど、他にも利用するメリットがたくさんあります。
Traders Trust(トレーダーズトラスト/TTCM)
設立年 | 2009年 |
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金融ライセンス | バミューダ共和国設立法人の規約のもと運営、ヨーロッパ圏内の運営はキプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンスを保有 |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月曜日~金曜日 24時間対応 ・メール(jsupport@ttcm.com):24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 20%、50%(口座タイプによる) |
最大レバレッジ | 3000倍 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・ロイヤルティプログラム ・VIPキャッシュバック ・その他 |
- 最大レバレッジ3000倍のハイレバ取引が可能
- スキャルピング、両建て、自動売買(EA)の取引制限なしで、自由なトレードができる
- ハイレバトレードでも追証なし、ゼロカット採用なので安心
Traders Trust(トレーダーズトラスト/TTCM)は、最大3000倍のハイレバトレードができる海外FX業者です。ハイレバトレードの損失リスクを心配する方もいるかもしれませんが、追証なし、ゼロカット採用なので、安心して取引できます。
ロスカット水準は、VIP口座のみ50%で、その他は20%で平均的です。
HFM(旧HotForex)
設立年 | 2010年(HFMにブランド名が変更したのは2022年) |
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金融ライセンス | セントビンセント&グレナーディン(SV)、英国金融行為規制機構(FCA)、ドバイ金融サービス機構(DFSA)、金融行動監視機構(FSCA(南アフリカ))、セーシェル金融サービス機構(FSA)、ケニア共和国の資本市場庁(CMA) |
取引形態 | NDD方式 |
日本語サポート | ・ライブチャット:月曜~金曜日 24時間 ・メール(tradingdesk@hfm.com):24時間受付 ・問い合わせフォーム:24時間受付 |
ゼロカットシステムの有無 | あり |
ロスカット水準 | 10%、20%(口座タイプによる) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・余剰証拠金還元(ROFM)プログラム ・ロイヤリティ・プログラム ・その他 |
- 最大レバレッジ1000倍のハイレバトレードが可能
- 追証なし、ゼロカット採用、NDD方式、日本語サポート有など、安心して利用できる
- 最大500万ユーロが保証される民事賠償保険制度がある
HFM(旧HotForex)は、追証なし、ゼロカット採用、NDD方式、日本語サポートあり、賠償保険制度ありなど、信頼度の高い海外FX業者です。
最大レバレッジは1000倍で、ハイレバトレードができます。なお、口座タイプが複数あることも魅力。ロスカット水準は口座タイプによって異なり、マイクロ口座は10%、その他4種類はすべて20%です。
海外FXのロスカットまとめ
海外FXのロスカットについてまとめました。
- ロスカットは海外FX会社によって強制的に損切りされる制度
- ロスカット水準は会社によって異なる
- 追加入金や一部ポジションの決済で証拠金維持率は上げられる
- 有効証拠金÷必要証拠金×100で証拠金維持率が算出可能
- トレードスタイルや銘柄によって証拠金維持率を設定することが重要
- ロスカットが間に合わない場合はゼロカットが実効
- 証拠金ギリギリの取引は投資資金の調整ができていれば有効
FXをする際は、このロスカットや許容pipsの水準をよく見てあげるようにしましょう。
デモ口座などを使って、許容pips幅や維持率計算を行っておくといいでしょう。
具体的な数値の計算はできなくとも、保有する銘柄やロットに応じたある程度の維持率を理解しておくことが重要となります。
細かい数値までは把握する必要はないですが、ある程度の許容pips幅の理解は重要です。
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